放課後・学童について
国立小学校は、私立のような校内の手厚いアフタースクールが整っているとは限りません。地域の学童保育や民間サービスの利用を含めて、放課後の過ごし方を事前に設計しておくことが大切です。小金井についても、放課後の体制は学校の案内で確認し、わが家の働き方に合うかを見ておきましょう。
保護者の関わり(行事・協力)
研究校である小金井では、行事や保護者の協力が一定程度あります。平日に保護者が関わる場面もあり得るため、夫婦・祖父母などで分担できる体制を考えておくと安心です。共働きでも通わせているご家庭は多くいますが、「誰がどう対応するか」を先に話し合っておくと負担感が違います。
通学のしやすさも確認
共働きでは、通学経路・時間・送り出しの段取りも重要です。低学年のうちは特に、朝の準備や帰宅後の生活リズムを家庭で整える必要があります。受験準備で培う「自分のことを自分でやる力」は、入学後の共働き生活でも大きな助けになります。
【東京学芸大学附属小金井小学校】学校の時程と、働くご家庭が先に知っておきたいこと
共働きのご家庭にとっていちばん気になるのは、朝と夕方の時間の使い方です。東京学芸大学附属小金井小学校の公式サイトには、次のような時間の決まりが示されています。
- 始業時刻は午前8時30分
- 玄関の開扉は始業の30分前(それより早く校内で預かる仕組みは案内されていません)
- 朝は8時30分から8時45分が集会または朝学習
- 授業は6時限制
- 水曜日は6時限目がなく、クラブ活動が15時30分ごろまで
出勤前にお子さまを学校へ送り出すご家庭では、8時ちょうどより前に学校へ着いても中に入れない、という点が現実的な制約になります。始業時刻に合わせて家を出る時間を逆算し、そこから通勤時間を組み立てていくことになります。
4月は下校が11時です
公式の入学案内には、入学後しばらくの間は保護者またはそれに代わる方が送り迎えをしながら、通学の安全とマナーの指導を行っていただく、と書かれています。あわせて、4月中の下校は11時であることも明記されています。つまり入学直後の1か月は、午前中でお子さまが帰ってくる前提でご家庭の体制を組む必要があります。ここを知らずに4月の勤務予定を入れてしまうと、いきなり苦しくなります。祖父母やファミリーサポートなど、送り迎えを分担できる手を早めに確保しておくと安心です。
武蔵小金井駅からはバス利用のお願いが出ています
公式の入学案内では、武蔵小金井駅から学芸大東門までの区間について、バスに乗車していただくようお願いしている、と案内されています。徒歩でも歩けない距離ではありませんが、学校としてバス利用を求めているという点は、通学にかかる時間と交通費を見積もるうえで押さえておきたいところです。朝の混雑や遅延も含めて、実際の時間帯に一度ためしてみることをおすすめします。
保護者は豊島修練会に入会します
公式サイトには、児童の入学と同時に保護者が豊島修練会に入会することが案内されています。学校とともに子どもを育てる保護者組織という位置づけです。役割や活動の頻度は年度によって変わりますので、説明会の配信動画や学校案内で必ず確認しておきましょう。学校参観は実施しておらず校内に立ち入ることはお断りしている、という案内も出ていますので、事前に雰囲気をつかむ手段は限られます。気になる点は、その年度の募集要項と説明会の内容で確かめるのが確実です。
3年生以上は宿泊行事が多い学校です
公式サイトには、3年生以上が全員参加する校外宿泊生活について、卒業までに延べ22泊という規模が示されています。3年生は千葉県勝浦市の施設で2泊、4年生以上は長野県茅野市の一宇荘で山の生活、5年生からは勝浦市の至楽荘で海の生活を経験します。宿泊の準備や持ち物の用意は保護者の仕事になりますので、年間の見通しとして知っておくと慌てずにすみます。
【東京学芸大学附属小金井小学校】共働き家庭からよくいただく質問
Q. 学校の中に学童やアフタースクールはありますか
公式サイトには、学校が運営する放課後の預かり施設についての案内は見当たりませんでした。国立の附属小学校では、放課後の居場所を学校の外に確保しているご家庭が多くなります。お住まいの自治体の学童保育は「区域内に住んでいること」が前提になりますので、通学区域と学童の利用条件を重ねて確認しておきましょう。民間の学童やシッターを併用する場合は、学校からの移動手段も含めて具体的に考えておくと安心です。
Q. 給食はありますか
あります。公式サイトの学校紹介には、自校方式(委託調理)による給食室があると記載されています。学校の中で調理している方式ですので、お弁当を毎日用意する負担はありません。アレルギーの対応については学校が保健関係・給食関係の書類を配布していますので、入学後に手続きの流れを確認することになります。
Q. 平日に保護者が学校へ行く機会は多いですか
公式の年間行事予定を見ると、4月の全校授業参観とPTA総会、10月のなでしこ運動会、12月の音楽会(3年周期)、2月の研究発表会と展覧会、3月の6年生を送る会などが並びます。教員養成大学の附属校として教育実習を受け入れる期間もあり、学校行事は決して少なくありません。平日開催のものもありますので、年度はじめに配られる予定表をもとに、早めに勤務調整をしていくことになります。
Q. 共働きであることは入学調査で不利になりますか
公式の募集要項に、保護者の就労状況を選考に用いるという記載はありません。示されているのは、身体的な面、知的な面、社会的な面、情緒的な面などについて総合的に調査するという方針だけです。共働きそのものを心配するより、入学後に学校の時程と行事に無理なく合わせられる体制を、ご家庭でどう作るかを考えるほうが建設的です。
Q. 通学の負担はどのくらい見ておけばよいですか
令和8年度の募集要項には、東京都内で通学時間が40分以内の地域を一部でも含む町については、その町全体を通学区域として指定しているという説明があります。そのうえで、通学時間が40分を大きく超える地域もあると明記されています。つまり、区域内であっても通学が短いとは限りません。詳しい区域の考え方は通学区域の記事で整理していますので、あわせてご覧ください。ご家庭の事情に合わせた受験計画の立て方に迷われたときは、個別相談もご利用いただけます。
Q. 入学の手続きは平日に学校へ行く必要がありますか
出願そのものは、令和8年度も令和9年度もインターネット手続きで案内されています。学校説明会も動画配信の形で行われ、学校案内・募集要項もインターネット出願サイトから入手する流れです。令和8年度の出願期間は令和7年9月16日(火)0時から9月26日(金)23時59分まででした。仕事を休んで並ぶ必要がない点は、働くご家庭にとって負担の少ない仕組みです。ただし合格発表や抽選には日時が決まっていますので、11月下旬の予定は早めに空けておきましょう。令和8年度は、11月26日(水)・27日(木)が入学調査、11月28日(金)16時に合格候補者の発表、11月29日(土)10時に抽選という日程でした。
まとめ
小金井は共働きでも通えますが、放課後の体制と保護者の関わりを事前に設計しておくことが鍵です。最新の放課後・行事の体制は学校の案内で確認しましょう。
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Q. 共働きでも小金井に通えますか?
A. 通えます。ただし放課後の体制や保護者の関わりを事前に設計し、家庭での分担を考えておくと安心です。
Q. 学童はありますか?
A. 国立は校内の手厚い学童が整っているとは限りません。地域の学童や民間サービスの利用も含めて検討しましょう。詳細は学校の案内でご確認ください。
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