愛知教育大学附属岡崎小学校に合格するために、何を準備すればよいですか?
まず整えたい生活の土台
基礎的な生活習慣や、指示を聞いて動く力は、ペーパー・行動観察・面接のどの場面にもつながる土台です。早寝早起きや身支度、あいさつといった日々の習慣が、そのまま考査で見られる力になります。
分野ごとの取り組み方
愛知教育大学附属岡崎小学校の考査は教育テスト・行動観察・親子面接といった内容です。苦手な分野を一つずつ埋めながら、体験を通して「考える力」を育てることを意識しましょう。
ペーパーだけに偏らず、制作や運動、生活習慣までバランスよく取り組むことが、総合的な力につながります。
直前期の過ごし方
直前になって詰め込むより、これまで積み重ねてきたことを、いつも通りに発揮できるコンディションづくりが大切です。生活リズムを崩さず、お子さまが自信を持って当日を迎えられるよう支えてあげてください。
公式日程から逆算する準備のスケジュール
春から初夏に学校を見て、秋に出願、年明けに選考
令和8年度入学者募集要項に示された日程は次のとおりです。出願受付が令和7年10月31日(金)から令和7年11月14日(金)正午まで(受付時間は午前9時から午後4時、最終日は正午まで、土日祝日を除く)。第1次選考として教育テスト・行動観察が令和8年1月7日(水)8時30分から、面接が1月8日(木)8時30分から。第2次選考として、必要な場合に抽選が1月10日(土)10時40分から。合格発表は1月10日(土)午前8時から午前10時までです。
一方、公式サイトでは運動会が5月23日、学校公開日が6月13日と案内され、それぞれチラシがPDFで掲載されています。春から初夏に学校を実際に見て、秋に出願し、年明けに選考を受けるという1年の流れになります。
準備を考えるうえで大切なのは、公開行事が出願のかなり前に置かれていることです。学校の雰囲気を確かめてから出願するかどうかを決めたいなら、年長の春には動き出す必要があります。
公開行事の日程の見方と、当日どこを見ておくとよいかは愛知教育大学附属岡崎小学校の学校説明会・公開行事で詳しく整理しています。
出願初日は午前9時30分に抽選があります
募集要項には、受付初日の午前9時30分に抽選で受付順を決定すると記載されています。早く並んだ順ではありません。初日に出願するなら、この時刻に間に合うよう予定を組む必要があります。
提出書類は所定様式の入学願書と「入学検定料受付証明書貼付票(3,300円分)」の2点です。検定料は3,300円です。
選考当日は自家用車での来校が禁止されています
募集要項には、選考当日は自家用車での来校を禁止する旨が明記されています。1月7日と8日は真冬の朝8時30分からの集合です。公共交通機関での移動を前提に、当日の経路と所要時間を事前に実地で確認しておいてください。
得点開示という制度があります
得点開示期間は1月26日から30日まで(平日9時から15時)と案内されています。結果を数値で確認できる仕組みがあるということは、選考が一定の基準にもとづいて採点されているということです。準備には意味がある一方で、第2次選考の抽選という要素も残ります。この両面を理解したうえで臨むことが、家庭の心の準備にもつながります。
学校が示す子ども像から準備の方向を決める
教育目標の3つを準備の指針にする
公式サイトの教育目標のページには、生活のなかから問題を見つけ自ら生活を切り拓いていこうとする児童の育成、経験や体験を重視し事実をもとに問題の解決を図ろうとする児童の育成、友だちを思いやりながら互いに磨き合おうとする児童の育成、という3つが掲げられています。
この3つは、そのまま家庭での過ごし方の指針になります。生活の中で気づいたことを言葉にする、やってみて確かめる、友だちとのやりとりを大切にする。特別な教材を用意しなくても取り組める内容ばかりです。
教育目標から「求められる子の姿」をさらに具体的に読み解いた内容は愛知教育大学附属岡崎小学校の受かる子の特徴にまとめています。
「ひとり調べ」が日常になる学校です
授業の進め方のページでは、「ひとり調べ」を、その子なりに対象を引き寄せ、その子なりの方法で追究を深める活動と説明しています。教師は「朱記」や「対話」を通じて支援し、子どもの個性的な思考過程を尊重して単元構想を柔軟に見直すとされています。総合的な学習は「くすのき学習」と呼ばれています。
決められた答えを速く出す訓練より、自分の考えを持ち、それを人に伝える経験のほうが、この学校の日常に近い準備です。家庭でも、子どもの「なぜ」をその場で解決してしまわず、一緒に調べて確かめる時間を持つとよいでしょう。
研究校である以上、人前で話す機会があります
沿革によれば、この学校は明治40年に第1回特別授業研究会を実施して以来、毎年研究会を続けてきました。公式サイトには、教育関係者向けの学校参観の案内や研究会員募集のページが設けられています。
教室に外部の参観者が入る日があるということです。人が見ている中でも自分の考えを述べられるかどうかは、入学後の6年間で問われ続けます。緊張しやすいお子さんの場合、この環境が合うかどうかを含めて検討してください。
合格対策についてよくある質問
塾に通わないと難しいですか
公式サイトに、対策や準備の方法についての記載はありません。教育テストの科目や形式も公表されていませんので、何をどこまでやれば十分かを客観的に示すことはできません。学校が公開しているのは、教育目標、授業の進め方、研究理念といった教育の中身です。まずはそこに書かれている子ども像に、家庭の日常が近づいているかを確かめるのが出発点になります。
出願前に確認しておくべきことは何ですか
最も重要なのは出願資格です。募集要項には「入学時および在学中において、岡崎市内に保護者とともに居住する者」と記載されており、規則の第53条でも「岡崎市内に保護者と同居し、そこを生活の拠点とする者」と定められています。条件が在学中も続く点にご注意ください。
抽選があるなら準備は無駄になりませんか
抽選は第2次選考として「必要な場合」に実施されるものです。第1次選考の教育テスト・行動観察と面接を経たうえでの位置づけですので、第1次選考の準備が不要になるわけではありません。得点開示の制度があることからも、採点が行われていることは明らかです。
入学後に必要になるものはありますか
入学希望の方のページには、ランドセル、制服、制帽は本校指定のものが必須と記載されています。ランドセルは令和7年度以降に入学する児童から薄い茶色(キャメル色)に男女共通で統一され、価格は55,000円(税込)と公式のPDFに記載されています。購入は合格者保護者打ち合わせ会(1月19日午前10時)で注文書が配布され、新入生保護者会(2月18日午前10時)で販売される流れです。
家庭の生活で最初に整えるべきことは何ですか
選考が1月7日と8日の朝8時30分から、自家用車での来校が禁止という条件であることを踏まえると、真冬の朝に公共交通機関で移動して、そこから集中して過ごせる状態をつくれるかが問われます。早寝早起きと朝の身支度を自分でできるようにしておくことは、当日の力を発揮するための土台になります。
家庭だけで迷うとき
準備を進める中で、優先順位や進め方に迷うこともあると思います。苦手を一つずつ埋めながら、体験を通して考える力を育てましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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