愛知教育大学附属岡崎小学校の願書は、どんな点に気をつければよいですか?
願書で伝えたいこと
ご家庭の教育観と、学校が大切にしている方針が重なる部分を、具体的なエピソードで書けると、思いが伝わりやすくなります。抽象的な言葉を並べるより、日々の暮らしの中の小さな出来事の方が、その家庭らしさが表れます。
書くときの進め方
いきなり清書するのではなく、まず「なぜこの学校なのか」「家庭で何を大切にしているか」を書き出して整理してから、文章にまとめると、一貫性のある願書になります。
願書に書いた内容は、面接での受け答えにもつながります。家族で内容を共有しておくと、面接でも自然に話せます。
提出前の見直し
提出前には、誤字や記入もれがないかを必ず見直しましょう。最新の様式や記入欄は年度によって変わることがあるため、募集要項でご確認ください。
公式に決まっている出願の手続き
提出書類は2点です
愛知教育大学附属岡崎小学校の令和8年度入学者募集要項によると、提出書類は所定様式の入学願書と、「入学検定料受付証明書貼付票(3,300円分)」の2点です。検定料は3,300円で、証明書を貼り付ける形式の様式に貼付して提出します。
私立小学校のように、志望理由書や家庭調書といった長文の書類を求める案内は公式サイトに見当たりません。願書は所定様式に必要事項を記入する形が基本と考えられますが、記入欄の詳細は要項の現物で確認してください。
受付期間と受付時間
出願受付期間は令和7年10月31日(金)から令和7年11月14日(金)正午までです。受付時間は午前9時から午後4時(最終日は正午まで)で、土日祝日は除かれます。
平日の日中しか受け付けていないという点は、共働きのご家庭にとって実務上の課題になります。2週間の受付期間のうち、どの日に行くかを早めに決めておいてください。
受付初日は午前9時30分に抽選で順番を決めます
募集要項には、受付初日の午前9時30分に抽選で受付順を決定すると明記されています。早朝から並んだ順に受け付けるわけではありません。初日に出願するなら、この時刻に間に合うよう予定を組む必要があります。
順番が抽選で決まるということは、早く行けば早く終わるとは限らないということです。初日は時間に余裕を持って臨んでください。
出願資格は居住地の条件つきです
応募資格は、令和8年度に小学校第1学年に入学する者であること、そして「入学時および在学中において、岡崎市内に保護者とともに居住する者」であることです。国立大学法人愛知教育大学附属学校規則の第53条でも、入学対象は「岡崎市内に保護者と同居し、そこを生活の拠点とする者」と定められています。
条件は入学時だけでなく在学中も続きます。願書を書き始める前に、この条件を満たしているかを必ず確認してください。
願書に書く内容を、学校の言葉に合わせる
教育目標の3つを手がかりにする
公式サイトの教育目標のページには、生活のなかから問題を見つけ自ら生活を切り拓いていこうとする児童の育成、経験や体験を重視し事実をもとに問題の解決を図ろうとする児童の育成、友だちを思いやりながら互いに磨き合おうとする児童の育成、という3つが掲げられています。
願書に志望理由を書く欄がある場合、この3つのどれと家庭の子育てが重なるのかを、具体的な出来事とともに書くのが基本です。3つをそのまま引き写すのではなく、自分の家庭の言葉に置き換えることが大切です。
「生活教育」という言葉の背景を知っておく
研究理念のページでは、この学校が大正期から「生活教育」を掲げてきた経緯が説明されています。大正7年6月の第3回小学教育研究会で「自学的訓練」の概念が示され、大正8年6月の第4回小学教育研究会で「生活教育」という言葉が初めて使われたこと、大正9年の特設学級の設置から戦後の実践までが時系列で記述されています。主要な文献として『体験生活深化の真教育』(大正15年)、『生活教育の実践』(昭和10年)が挙げられています。
沿革によれば、創立は明治34年(1901年)で、愛知県第二師範学校附属小学校として3学級で始まりました。明治40年に第1回特別授業研究会を実施して以来、毎年研究会を続けてきたと記載されています。
100年以上にわたって同じ理念を掲げ続けてきた学校です。その厚みを理解したうえで書かれた文章と、パンフレットの表現をなぞっただけの文章は、読む側から見れば違いが分かります。
授業の進め方も押さえておく
授業の進め方のページでは、教師が児童の生活経験や思考の背景を多角的に理解して願いを立てること、「子どもがあって教材がある」という考え方で教材を選定すること、「ひとり調べ」と「かかわり合い」を中心に追究の道筋を予測して単元構想図を作成することが説明されています。総合的な学習は「くすのき学習」と呼ばれています。
子どもがどう学ぶ学校なのかを踏まえたうえで、我が子の姿を書く。この順序を守ると、文章に無理がなくなります。
願書についてよくある質問
願書はどこで手に入りますか
公式サイトの入学希望の方のページには、令和8年度入学者募集要項がPDFで掲載されています。願書の配布方法については要項でご確認ください。不明な点は、電話0564-21-2237、メールaoi@m.auecc.aichi-edu.ac.jpで問い合わせできます。
検定料はどのように納めますか
提出書類の一つが「入学検定料受付証明書貼付票(3,300円分)」とされていますので、証明書を所定の様式に貼付して提出する形式です。具体的な納付方法は要項の記載に従ってください。
郵送で出願できますか
募集要項には、受付期間と受付時間(午前9時から午後4時、最終日は正午まで、土日祝日を除く)、受付初日の午前9時30分に抽選で受付順を決定することが記載されています。窓口での受付を前提とした案内です。郵送の可否については記載がありませんので、学校にご確認ください。
願書を出したあとの流れはどうなりますか
第1次選考として、教育テスト・行動観察が令和8年1月7日(水)8時30分から、面接が1月8日(木)8時30分から。第2次選考として、必要な場合に抽選が1月10日(土)10時40分から。合格発表は1月10日(土)午前8時から午前10時までで、ホームページと掲示板に掲示されます。その後、合格者保護者打ち合わせ会が1月19日(月)午前10時、新入生保護者会が2月18日(水)午前10時、得点開示期間が1月26日から30日まで(平日9時から15時)と続きます。
年度によって様式は変わりますか
募集要項は年度ごとに更新されます。この記事で紹介した内容は令和8年度入学者募集要項にもとづくものです。受験する年度の要項を必ず入手し、最新の様式と日程でご確認ください。
入学が決まったあとに必要になるもの
入学希望の方のページには、ランドセル、制服、制帽は本校指定のものが必須と記載されています。ランドセルについては、令和7年度以降に入学する児童から薄い茶色(キャメル色)に男女共通で統一されることが公式のPDFで案内されています。性の多様性を尊重する観点から、色で性別を区別するという考え方を徐々に見直していくことが理由として挙げられ、令和5年度から実施している男女混合名簿に続く施策と説明されています。価格は55,000円(税込)で、従来より5,000円の値上がりと記載されています。
購入の流れは、合格者保護者打ち合わせ会で業者から注文書が配布され、新入生保護者会で販売が行われるというものです。願書を出す段階から、この費用も見込んでおくとよいでしょう。
学校の運営に関する文書も公開されています
公式サイトの「安心・安全」のページには、災害時等の対応についてのPDF(令和8年6月29日改訂)と、いじめ防止基本方針のPDFが掲載されています。また入学希望の方のページには、国立大学法人愛知教育大学附属学校規則のPDFも掲載されています。
規則の第50条では、附属岡崎小学校について普通学級18学級、1学級30人、収容定員540人と定められています(附則により段階的な減員の記載があります)。第16条では、学期を2学期または3学期から校長が定める仕組みが記されています。第61条では、附属岡崎中学校の入学資格が「小学校を卒業した者」と定められており、附属岡崎小学校からの連絡進学を保証する規定は見当たりません。
願書を書く前に、こうした基本文書に目を通しておくと、6年間の見通しを持ったうえで判断できます。
ご家庭だけで迷うとき
わが家の思いをどう言葉にすればよいか、迷うこともあると思います。願書に書いた内容は面接での受け答えにもつながります。面接の成功につながる願書では、オーダーメイド願書作成代行で承っております。
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