奈良育英グローバル小学校から、中学校へはどう進みますか?
奈良育英グローバル小学校の系列校
系列校として、奈良育英認定こども園、奈良育英中学校、育英西中学校、奈良育英高等学校、育英西高等学校があります。中学校と高等学校がそれぞれ二つあることが特徴です。
学園のはじまりは1916年、藤井高蔵・ショウ夫妻が奈良市花芝町に私立育英女学校を創立したことにさかのぼります。1923年に現在の校地である法蓮町へ移りました。
1951年に学校法人奈良育英学園となり、1953年に幼稚園、1956年に小学校が設置されました。2016年には学園創立100周年と小学校創立60周年を迎えています。
二つの中学校という選択肢
奈良育英中学校と育英西中学校という、性格の異なる二つの中学校が系列にあります。小学校を卒業したあとの選択肢が、学園の中に複数あるということです。
それぞれの教育内容や進路の実績は、学校によって異なります。小学校の段階から、両方を見ておくと、六年後の判断がしやすくなります。
高等学校も、奈良育英高等学校と育英西高等学校の二つがあります。長い時間を同じ学園で過ごす場合の道筋は、ひとつではありません。
奈良育英グローバル小学校の児童数は110名、1クラスの定員は30名です。系列の中学校へ進む場合も、顔なじみの友だちと一緒に進むことになります。
一学年一クラスという環境で六年間を過ごすため、学年の結びつきは強くなります。その関係が、その先の学校生活を支える力になります。
内部進学の条件は学校に確認を
小学校から中学校へ進む際の具体的な条件や手続きについては、公表されている情報だけでは判断できません。進学を前提に考えるご家庭は、学校に直接たずねておくことをおすすめします。
学校説明会や入試説明会の場で、内部進学の実際や、外部の中学校を受験する児童の割合について質問してみるとよいでしょう。年度によって状況は変わります。
奈良育英グローバル小学校には、転入学と編入学の制度、復学の制度、帰国子女の受け入れがあり、いずれも事前相談が必要と案内されています。
外部への進学も視野に入れる
系列校があるからといって、そこへ進むことが決まっているわけではありません。六年間のうちに、お子さんの関心や進みたい方向が変わることは、めずらしくありません。
奈良育英グローバル小学校で身につく、自分の言葉で表現する力と、体験を通して考える姿勢は、どの進路を選んでも土台として働きます。
外部の中学校を受験する場合は、その準備をいつから始めるかが問題になります。学校がどの程度対応してくれるかを、あらかじめ確認しておくと計画が立てやすくなります。
長い時間を見通して選ぶ
小学校を選ぶことは、その先の進路の可能性を選ぶことでもあります。奈良育英グローバル小学校の場合、高等学校までを含めた十二年間を思い描いてみる価値があります。
学校は、開校当初より一人ひとりの個性を大切にし、実践や体験を通して児童の個性の伸長を図り、友愛協同の態度を育てることを教育の柱としてきたと述べています。
内部進学の条件、系列校の教育内容、進学実績といった情報は、学校が公表する最新の情報でご確認ください。年度によって見直されることがあります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
系列校の一覧と、名前の紛らわしさに注意
内部進学を考えるうえで、まず系列校の顔ぶれを正確に押さえておきましょう。手もとの受験ガイド資料によると、奈良育英学園の系列校は、幼稚園にあたる奈良育英認定こども園、中学校が奈良育英中学校と育英西中学校の二つ、高等学校が奈良育英高等学校と育英西高等学校の二つです。
ここで気をつけたいのが名前です。「奈良育英」と「育英西」は同じ学園の中にありますが、別の学校です。調べものをするときに混同しやすいところですので、資料や学校のお知らせを読むときは、どちらの名前が書かれているかを一文字ずつ確かめてください。
そして小学校の名前についても補足しておきます。資料の沿革によると、2022年に「奈良育英小学校」から「奈良育英グローバル小学校」へ校名が変更されました。現在の正式名称は奈良育英グローバル小学校です。少し前の資料や記事では旧名で書かれていることがありますので、情報を集めるときは両方の名前で探してみるとよいでしょう。
学園の歩みと、在籍にかかわる制度
一貫教育の中身を知るには、学園がどのように形づくられてきたかを見ておくと理解が深まります。資料の沿革によると、1916年に藤井高蔵・ショウ夫妻が奈良市花芝町に私立育英女学校を創立したのが始まりです。1923年に現在の校地である奈良市法蓮町へ校舎を新築移転し、奈良育英高等女学校が設立されました。1944年に藤井家の寄附により設立者が財団法人奈良育英高等女学校となり、1951年に学校法人奈良育英学園となっています。
1953年に奈良育英幼稚園が設置され、1956年に小学校が設置されました。小学校の創立者は藤井長治です。2016年には学園創立100周年と小学校創立60周年を迎え、2022年に小学校が現在の校名へ変更されました。幼稚園、小学校、中学校、高等学校がそろった学園として100年を超える歴史を持っていることになります。
在籍にかかわる制度も確認しておきましょう。資料によると、転入・編入の制度、復学の制度、帰国子女の受け入れのいずれもあり、どれも事前の相談が必要とされています。受け入れの学年や時期、試験の有無については記載がありませんので、必要な場合は早めに学校へ問い合わせてください。
一方で、小学校から中学校へ進む際の内部進学の条件や、進学率といった数字は資料に掲載されていません。推測でお伝えできる部分ではありませんので、この点は学校説明会などで直接おたずねください。2027年度入試に向けた予定として、資料には学校説明会が2026年4月18日、入試説明会が2026年5月16日、6月13日、7月4日と記されています。
内部進学についてよくある質問
小学校から中学校へは全員が進めますか
資料には、内部進学の基準や進学率についての記載がありません。したがって、全員が進めるかどうかをこの記事で断定することはできません。系列に奈良育英中学校と育英西中学校の二つがあることは資料に明記されていますので、進学の条件は学校に確認してください。
二つの中学校はどう違いますか
それぞれの教育内容や進路実績については、小学校の資料には掲載されていません。同じ学園の中にありますが別の学校ですので、それぞれが案内している説明会や資料で確かめる必要があります。12年間を見通して選ぶのであれば、小学校を決める前に中学校の様子も見ておくと判断しやすくなります。
外部の中学校を受験することはできますか
外部受験の可否についても資料に記載はありません。ただし学習面については、タブレットや電子黒板を活用した「玉井式算数」に取り組み、低学年では「国語的算数教室」、高学年では「図形の極」を行っていることが記されています。知識の習得に加えて、分野を横断する学びや探究の時間を通して想像力・問題解決力・発信力を育てる教育も掲げられています。
幼稚園からの内部進学者は、小学校の募集人数に含まれますか
資料には、この点についての記載がありません。募集人数は一次が男女30名、一・五次と二次がいずれも男女若干名と示されているだけです。志願者数は2022年度から2026年度まで5年分すべてが非公表で、合格者数の記載もありませんので、募集の実態を数字から読み取ることはできません。気になる場合は説明会で確認してください。
一貫教育の中で、小学校はどのような位置づけですか
資料には、開校当初から一人ひとりの個性を大切にし、自主性や想像力が培われるよう、さまざまな実践や体験を通して個性の伸長を図ってきたと記されています。その取り組みが、グローバル社会の求める創造力を育むことにつながっているという説明です。2022年の校名変更も、この延長線上にあると考えられます。
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