奈良女子大学附属小学校の倍率や抽選は、どうなっているのでしょうか?
奈良女子大学附属小学校(奈良県奈良市百楽園)の募集人数は、内部進学者約48名を含めて男女70名と公表されています。志願者数は近年すべて非公表で、出願者が上限をこえた場合には抽選が行われます。ここでは公表されている数字を整理します。募集の条件は年度によって変わりますので、最新の内容は必ず公式の募集要項でご確認ください。
大切なのは、以下の3点です。
・外部からの枠は限られています
・出願者数によっては抽選があります
・2026年度入試で公表された日程
奈良女子大学附属小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
奈良女子大学附属小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
外部からの枠は限られています
奈良女子大学附属小学校の募集人数は男女70名と公表されていますが、このうち約48名は内部進学者、すなわち系列の奈良女子大学附属幼稚園から進む子どもたちです。
したがって、外部から出願する家庭にとっての実際の枠は、単純に差し引くと20名あまりということになります。募集人数の数字だけを見て判断すると、実態を見誤ることになります。
志願者数については、2022年度から2026年度までの5年間、すべて非公表とされています。倍率を計算することはできませんし、過去の数字から今年の見通しを立てることもできません。
出願者数によっては抽選があります
奈良女子大学附属小学校では、出願者が適正に実施できる人数の上限をこえた場合、抽選を行うと公表されています。抽選が行われる場合、その日程は募集要項で示されます。
この抽選は、出願のあと、選考の前に行われます。つまり考査を受ける前の段階で、抽選によって進める人が絞られる可能性があるということです。
抽選が実施されるかどうかは、その年の出願者数によります。志願者数が非公表である以上、事前に見通すことはできませんので、実施される可能性があるものとして心の準備をしておきましょう。
2026年度入試で公表された日程
令和9年度入学者の場合、教育方針説明会が2026年7月2日と7月4日に予定され、願書はこの説明会に参加した家庭にのみ配付されます。願書受付は2026年8月17日から28日までで、簡易書留による郵送です。
適性検査は2026年10月3日、合格発表および入学手続きについての説明会は10月6日の午前中に行われます。出願者が適正に実施できる人数の上限をこえた場合には、抽選が行われます。
7月8日には「こども見学の日」も予定されていますが、この日に願書の配付はありません。説明会に参加しなければ出願そのものができませんので、日程には十分に注意してください。
考査料と手続きの実務
奈良女子大学附属小学校の考査料は3,300円と公表されています。国立小学校の考査料はおおむね同水準で、私立小学校と比べると負担は小さく収まります。
受験番号の決め方は非公表です。また月齢の考慮の有無も非公表とされていますので、生まれ月による扱いについて確かなことは言えません。
出願期間は二日間しかありません。書類に不備があると直す時間はほとんど残りませんので、願書を受け取ったらすぐに全体を読み、必要な書類を書き出しておきましょう。
数字とどう付き合うか
倍率は結果として出てくる数字であって、事前に操作できるものではありません。まして奈良女子大学附属小学校は志願者数を公表していませんので、正確な計算そのものが成り立ちません。
抽選が行われる可能性がある学校を志望するときは、通らなかった場合の道筋も同時に考えておくことが、家庭の安心につながります。第二の選択肢を持つことは、後ろ向きな準備ではありません。
募集人数、志願者数、抽選の実施方法については、奈良女子大学附属小学校が公表する最新の募集要項で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【奈良女子大学附属小学校】令和9年度に公表されている募集人員と日程
数字を考えるときは、学校が公表しているところと、そうでないところを分けて見ることが大切です。奈良女子大学附属小学校の令和9年度入学者募集要項では、募集人員は第1学年児童70名で、このなかに本学附属幼稚園からの進学者約50名が含まれると明記されています。
出願資格は令和2年4月2日から令和3年4月1日までに生まれたお子さまで、公共の交通機関(電車・バス)、徒歩によって片道45分以内で通学できることが条件です。
検定料は3,300円。出願は令和8年8月17日(月)から8月28日(金)まで(消印有効)の簡易書留による郵送で、検査日は令和8年10月3日(土)です。合否は令和8年10月6日(火)9時00分から10時00分に専用ホームページで発表され、同じ日の11時00分から入学手続説明会が行われます。
いずれも年度によって変わりますので、最新の情報は募集要項でご確認ください。
【奈良女子大学附属小学校】学校の規模から数字を考える
倍率という数字は、募集人員だけを見ていても実感がわきません。学校の大きさとあわせて眺めると、輪郭がはっきりしてきます。
令和6年度の研究開発実施報告書によると、児童数は全学年で407名、12学級です。学年ごとの内訳は1年生69名、2年生67名、3年生70名、4年生66名、5年生69名、6年生66名で、どの学年も2学級編制です。教職員は33名と記載されています。
1学年およそ70名、1学級おおむね35名前後という規模です。募集人員の70名という数字は、この学年の枠そのものを指していることになります。
もうひとつ見落とせないのが、通学45分以内という条件です。奈良女子大学附属小学校が公表している令和9年度の通学許可範囲についての資料では、通学時間が45分以内である地域を通学許可範囲とすると示されています。市町村名で区切るのではなく、あくまで時間で決まるという考え方です。
この条件があるため、出願できる家庭はもともと限られています。数字の大小に一喜一憂する前に、ご家庭がその範囲に入っているかどうかを先に確かめておきましょう。判断に迷うときはオンライン個別相談もご利用いただけます。
【奈良女子大学附属小学校】募集人員と選考についてよくある質問
倍率は公表されていますか
学校の公式サイトや募集要項には、志願者数・受検者数・合格者数といった数字は掲載されていません。受験情報サイトなどで見かける倍率は、学校が公表したものではない点にご注意ください。
募集人員70名すべてが外部からの募集ですか
いいえ。令和9年度入学者募集要項には「第1学年児童70名(本学附属幼稚園からの進学者約50名を含む)」と書かれています。附属幼稚園からの進学者を含んだ数字であることが、要項のうえではっきり示されています。
通学時間はどのように測るのですか
通学許可範囲についての資料では、公共交通機関を使う場合は自宅住所から学園前駅まで平日午前7時53分に到着する経路で調べ、学園前駅から学校までの徒歩7分を加えると示されています。徒歩の場合は自宅住所から学校まで、平日午前8時00分到着で調べます。自宅から駅やバス停までは徒歩のみで、自家用車や自転車は認められていません。
入学したあとも通学時間の条件は続きますか
はい。同じ資料に、入学後も45分以内を維持することが必要で、超過した場合は原則として転校になると示されています。転居の予定がある場合は、事前に学校へ確認しておくほうが安全です。
選考は何日もかかりますか
令和9年度入学者募集要項では、検査日は令和8年10月3日(土)の一日です。女子は受付8時30分・適性検査9時00分から、男子は受付12時30分・適性検査13時00分からと、男女で時間帯が分かれています。半日で終わる形ですので、当日の持ち物や移動の段取りを前日までに整えておきましょう。
合格発表から手続きまではどのくらいありますか
発表は令和8年10月6日(火)の午前中で、同じ日の11時00分から入学手続説明会が予定されています。発表の日にそのまま学校へ向かう流れですので、その日は予定を空けておくと安心です。
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