智辯学園奈良カレッジ小学部の教育や英語には、どんな特色がありますか?
智辯学園奈良カレッジ小学部(奈良県香芝市田尻)は2004年に開校した私立の小学校です。「誠実・明朗」を教育目標とし、「能力を最大に伸ばす」「豊かな人間性を培う」という二本柱を掲げています。College Timeという独自の教科や、里山を活かした学びが特色です。詳細は必ず学校の最新の案内でご確認ください。
大切なのは、以下の3点です。
・「誠実・明朗」という教育目標
・目標とする四つの人物像
・College Timeという独自の教科
智辯学園奈良カレッジ小学部の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
智辯学園奈良カレッジ小学部を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
「誠実・明朗」という教育目標
智辯学園は「愛のある教育」を学園教育の原点としています。「誠実、明朗」、すなわち真心のある明るい健康な子に育ってほしいとする、すべての親の願いを叶える教育を目標に掲げています。
教育の二本柱は「能力を最大に伸ばす」ことと「豊かな人間性を培う」ことです。よく学ぶことから学ぶ喜びが生まれ、知的好奇心がさらに高まり、新たな学びに発展すると学校は述べています。
また、仏教の精神を基にして宗教的情操を養い、感謝の心や善悪を判断する感性を磨くことを大切にしています。「相互礼拝、相互扶助」の精神で、人として生きる基本を身に付けることが目指されています。
目標とする四つの人物像
智辯学園奈良カレッジ小学部が目標とする人物像は四つです。明朗で知性溢れる人、不屈の精神をもって使命感を全うする人、自己を確立しつつ社会性豊かな人、そしてこの世に生を受けた幸福を知る人です。
あわせて「みらい型リーダー」の育成が掲げられています。子どもたちが将来、周りの人を惹きつける中心的な存在として、社会で大いに活躍してほしいという願いが込められています。
先の見えない状況であっても未来を見つめ、仲間とともに時代を生き抜いていく力。そのために「豊かな人間性」と「主体性・協働性・創造性」が必要だと学校は考えています。
College Timeという独自の教科
智辯学園奈良カレッジ小学部には、主体性・協働性・創造性を育てるための主軸となる教科として、College Time(C-time)が設置されています。未来志向の問題解決学習を、六年間を通じて行います。
児童が自ら設定した課題について、児童自身が主役となって探究し、他者とともに関わります。学習の成果は他学年の児童や保護者へ発表し、そこで得られたフィードバックを、より深い学びへとつなげます。
そのなかに「里山プロジェクト」があります。豊かな自然を活かした栽培活動や環境保全の活動を通して、自然を愛し、その恩恵に感謝する心を育てます。作物をよりよく育てる改善策を考える過程で、問題解決の力が身につきます。
探究プロジェクトと英語
「探究プロジェクト」では、学年に応じて、学校、地域社会、日本、世界、地球の諸問題について、さまざまな視点で探究します。児童の主体性と協働性を育みながら、未来を創造する力が育てられます。
英語は、1年生から4年生が週2時間の英会話、5・6年生が週1時間の英会話と週2時間の英語です。外国人講師が1名在籍しています。12月にはTOEFL Primaryが年間行事に組み込まれています。
6年生はオーストラリアの姉妹校レッドランズカレッジの生徒とオンラインで交流し、2月のオーストラリア修学旅行で現地を訪問します。学んだ英語を実際に使う機会が用意されています。
少人数と12年一貫
智辯学園奈良カレッジ小学部の児童数は約160名で、1クラスは約15名です。2年生以上には一人につき一台のタブレットが用意され、各教科でのICT教育やロボット教材によるプログラミング教育も行われています。
2004年に小学部・中学部・高等部が同時に開校し、2016年には小学部の1期生が高等部を卒業しました。2024年には図書館棟の供用が始まっています。開校から20年あまりを経た学校です。
教育の内容や実施の状況は年度によって変わります。智辯学園奈良カレッジ小学部が公表する最新の案内で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
公式サイトから読み取れる、学びを支える時間の設計
教育の特色というと、独自の教科や英語のプログラムに目が向きます。ただ、そうした取り組みを成り立たせているのは、その手前にある時間の設計です。智辯学園奈良カレッジ小学部の公式サイトには、この土台の部分が具体的に書かれています。
1年生から毎日30分程度の家庭学習があります
公式サイトの「よくある質問」には、1年生について毎日30分程度の家庭学習の課題を出し、「丹念に、確実に、自分の力でやりとげる」習慣が身につくよう指導する、という方針が示されています。分量そのものより、「自分の力で」という言葉が置かれていることに注目してください。答えを早く出すことではなく、途中でつまずいても最後まで自分で進めることを学習の中心に置いている、という宣言だからです。入学後に戸惑いが少ないのは、この考え方を家庭でも共有できているご家庭です。
土曜日にも授業があり、長期休業は短めです
公式サイトによると、年間の休業日は日曜・祝日のほかに毎月第2土曜日とされています。第2土曜以外の土曜日は授業日ということです。長期休業も夏休みが8月1日から24日、冬休みが12月25日から1月7日、春休みが3月25日から4月6日と示されており、公立小学校の一般的な日程より短めです。特色ある教科や探究的な学習に時間を割こうとすれば、そのぶんどこかで時間を確保しなければなりません。週6日制と短めの長期休業は、その解のひとつだと読むことができます。
12年一貫という前提が、6年間の設計に影響します
公式サイトの「よくある質問」には、中学部・高等部への進学について、12年一貫教育のもとで進学を原則としつつ学力や生活態度において一定の基準を超える必要があるという趣旨が記されています。小学校の6年間が、中学受験ではなく次の6年間につながる前提で設計されているということです。目先のテストで点を取る力より、長い時間をかけて積み上がる力に重心が置かれやすいのは、この構造から来ています。
智辯学園奈良カレッジ小学部の教育についてよくあるご質問
英語の授業時数など、詳しい内容は公式で確認できますか
公式サイトの「よくある質問」には、英語の授業時数や教材といった細かな内容までは記載がありません。数字を伴う情報は年度によって変わりますので、正確に知りたい場合は学校説明会や入試説明会で直接たずねるのが確実です。公式サイトでは学校説明会、親子体験会、入試説明会、オープンキャンパスが案内され、申し込みはインターネットの予約システムから行う形になっています。個別の学校見学は随時受け付けているとされ、入試広報部の電話番号(0745-79-1111)と受付時間(平日9時から16時、土曜9時から12時。第2土曜を除く)も公開されています。
宿題は多いほうですか
公式サイトに示されているのは、1年生で毎日30分程度という目安です。学年が上がったときの分量までは公表されていませんので、この記事では断定しません。ただ、低学年のうちから毎日机に向かう時間が組み込まれている学校である、という理解でご検討ください。
授業や学校の様子を見る機会はありますか
公式サイトの「よくある質問」には、授業参観、保護者会、作品展、運動会、文化祭などで毎月1回程度保護者が学校へ来る機会があると書かれています。入学前の段階では、説明会や親子体験会、オープンキャンパスが授業の雰囲気を知る場になります。開催の日程は年度ごとに更新されますので、最新は公式サイトの案内でご確認ください。
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