アサンプション国際小学校の面接では、どんなことが聞かれるのでしょうか。
面接は親子で臨む
同校の入試では、考査とは別の日程で親子面接が行われます。面接には、保護者と子どもがそろって臨みます。
面接は、家庭の教育方針や、子どもの様子を丁寧に見る場です。学校がどんな家庭を求めているかを理解し、落ち着いて臨むことが大切です。
面接の日程は、出願後にメールで案内されます。日程の確認も忘れずに行いましょう。
イングリッシュコースは英語のテストも
イングリッシュコースを志望する場合は、園児を対象に、英語でのコミュニケーションテストが実施されると案内されています。
これは、英語での簡単なやりとりを通じて、子どもの様子を見るものと考えられます。難しい英語力が求められるわけではありません。
アカデミックコースを志望する場合は、英語のテストはありません。志望するコースによって、準備の内容が変わってきます。
子どもに聞かれること
子どもには、名前や年齢、好きな遊びや食べ物など、答えやすい質問が中心になると考えられます。自分の言葉で、最後まで話せるかが見られます。
難しい受け答えを覚えさせる必要はありません。日ごろの会話のなかで、自分の思いを言葉にする習慣を育てておくことが、何よりの準備です。
緊張しても落ち着いて話せるよう、家庭でいろいろな大人と話す機会をつくっておくと安心です。
保護者に問われること
保護者には、志望理由や家庭の教育方針、学校への理解などが問われると考えられます。両親で方針を共有し、言葉をそろえておくことが大切です。
同校はカトリックの心の教育や、国際教育を掲げています。その方針に共感し、家庭でどう子どもを育てていくかを話せるようにしておきましょう。
どちらのコースを志望するのか、その理由も含めて、家庭で整理しておくと、面接での受け答えにも一貫性が生まれます。
面接に向けて意識しておきたいこと
まずは、子どもが自分のことを自分の言葉で話せるよう、日ごろの会話を大切にしましょう。あいさつや返事も、自然にできるよう整えておきます。
あわせて、子どもが緊張せずに臨めるよう、当日は保護者が落ち着いていることが大切です。家庭の穏やかな雰囲気が、子どもの力を引き出します。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【アサンプション国際小学校】学校の言葉から、見られている観点を捉える
面接で何を話すかを考える前に、学校がどんな言葉で自らを語っているかを押さえておきましょう。ここがずれていると、どれだけ丁寧に準備しても伝わり方が薄くなります。
同校は「5 CORE VALUES」として、いのち・真理・自由・善・一致の五つを教育の柱に掲げています。あわせて、誠実・隣人愛・喜びという三つのモットーも示されています。
さらに、目指す子どもの姿として、進んで学ぶ子、自分から考える子、人と関わる子、自然を大切にする子、強く生きる子、責任をもち自主的に行動する子の六つが挙げられています。
面接で見られている観点は、この六つと重なると考えるのが自然です。ただし気をつけていただきたいのは、この言葉をそのまま面接で口にしても意味がないという点です。大切なのは、ご家庭の暮らしのなかに、この六つに当たる場面が実際にあるかどうかです。
たとえば「自然を大切にする子」であれば、週末にどこへ出かけ、お子さまが何に目を留めたか。「責任をもち自主的に行動する子」であれば、家のなかでお子さまに任せている役割は何か。こうした具体を一つずつ思い出しておいてください。学校の言葉をなぞるより、そのほうがずっと伝わります。
【アサンプション国際小学校】学校の歩みを知っておくと、言葉が具体的になります
志望理由を語るとき、「英語教育に力を入れているから」だけでは、どの学校にも当てはまってしまいます。同校ならではの部分に触れられるかどうかが、言葉の重みを変えます。
同校の始まりは1952年です。この年、スペイン・イタリア・フランス・フィリピンから5人のシスターが大阪へ来られ、1954年に現在の箕面の地で学校が設立されました。創立者は聖マリ・ウージェニーで、2007年6月に列聖されています。
そして2017年度、学校は聖母被昇天学院という名称を改め、アサンプション国際小学校となりました。同じ時期に、多くの教科を英語で行うイマージョン教育が導入され、2017年3月にはユネスコスクールとしての認定を受けています。
つまり同校は、70年を超えるカトリック教育の土台の上に、国際的な学びの形を重ねてきた学校です。この二つの軸のどちらに惹かれたのか、あるいは両方が並んでいることに意味を感じたのか。そこをご自身の言葉で語れると、志望理由に芯が通ります。
【アサンプション国際小学校】入学後の学びを知ったうえで話す
学校が知りたいのは、入学後の姿を思い描いたうえで志望されているかどうかです。同校の学びには、次のような形があります。
英語については、教科としての授業に加えて、朝の15分を使う英語モジュールの時間が設けられています。ネイティブ講師と日本人教員が一緒に進めるティーム・ティーチングの形で、英語技能検定の5級から2級を取得できるレベルをめざすことが掲げられています。
探究の面では、ユネスコスクールとして、国際理解・環境・平和を柱にSDGsを軸とした学習が年間を通して行われています。2025年度には、着なくなった服を集めて必要としている人に届ける取り組みにも参加しました。全学年で1人1台の端末を使う環境も整えられています。
行事では、7月に全校での奉仕活動、11月にはチャリティーの取り組みがあります。人のために動く経験が、一年のなかにきちんと置かれているということです。
面接でこうした活動に触れるときは、「すばらしいと思います」で終わらせないことです。ご家庭で似た経験があるなら、それを添えてください。学校の取り組みとご家庭の暮らしが地続きであることが伝わったとき、志望理由はいちばん強くなります。
【アサンプション国際小学校】面接についてよくある質問
面接の所要時間や出席者の条件は決まっていますか
面接の時間や、両親そろっての出席が必要かどうかについて、公表されている情報は確認できていません。ご事情のあるご家庭は、あらかじめ学校へご相談ください。事情を伝えたうえで臨むほうが、当日落ち着いて話せます。
面接の前に学校を見ておくべきですか
できれば見ておいてください。2027年度入試に向けては、2026年3月20日と5月16日に学校体験、4月22日と6月27日に学校説明会、7月26日に入試体験会が予定されています。実際に校舎を訪れた印象があると、志望理由の言葉が借りものでなくなります。
子どもが緊張して答えられなかったらどうなりますか
黙ってしまう場面があっても、それだけで判断されるわけではありません。同校が目指す子どもの姿には「進んで学ぶ子」「人と関わる子」が挙げられています。答えの正しさより、相手の目を見て向き合おうとしているかが見られていると考えてください。
受験番号や生まれ月は面接に影響しますか
同校の受験番号は抽選で決められ、月齢の考慮は行われないと案内されています。番号の前後で扱いが変わることはありませんので、その点は気にせず準備を進めてください。
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