アサンプション国際小学校では、どんな教育が行われているのでしょうか。
「光を与える人」を育むカトリック教育
同校は、創立者 聖マリ・ウージェニーの精神を受け継ぐカトリックの学校です。「光で養われたものだけが、光を与えることができる」という言葉のもと、「光を与える人」の育成を目指しています。
「誠実・隣人愛・喜び」をモットーに、多様性を受け入れ、寛容な心で人を許し、感謝の気持ちを自然に表現できる人を育てています。
学校生活のなかで、思いやりや感謝の心を育てることを大切にしています。心の教育が、学びの土台に据えられています。
5つの基本理念で「生きる力」を育てる
同校は「生きる力」を育てるため、5つの基本理念を掲げています。活き活きと生きる「Life」、誠実に行動する「Truth」、自分らしく生きる「Freedom」などです。
さらに、一人ひとりの善さを大切にする「Goodness」、多様性を認めともに協働する「Oneness」が加わります。これらを土台に、人としての成長を支えています。
知識や技能だけでなく、心・精神・魂といった面を大切にすることが、同校の教育の特徴です。
PBLで「創造的思考力」を高める
同校では、身につけた基礎学力を、PBL(課題解決型授業)や体験学習を通じて、より深い学びへと発展させています。
論理的思考力から批判的思考力、そして最も高度な創造的思考力へと、思考力を段階的に高めていくことを目指しています。
覚えるだけの学びではなく、自分で考え、課題を解決する力を育てることが、これからの時代に必要な力につながります。
世界とつながる国際教育
同校は、世界30ヵ国以上に姉妹校を持つアサンプションネットワークを活用しています。このつながりを生かし、子どもたちの可能性を広げる教育を実践しています。
ユネスコスクールにも加盟しており、国際理解や持続可能な社会に向けた学びにも取り組んでいます。
幼稚園から高校までの15年教育を通じて、豊かな人間性と、世界に目を向ける視野を育てています。
家庭で意識しておきたいこと
まずは、思いやりや感謝の心といった、学校が大切にする姿勢を、家庭でも育てていきましょう。日々の暮らしのなかでの関わりが土台になります。
あわせて、いろいろなことに興味を持ち、自分で考える経験を積めるよう、家庭でも体験の機会を用意しておくとよいでしょう。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
【アサンプション国際小学校】学校の歩みが、いまの教育の形をつくりました
同校の教育を理解するには、どのような道のりを歩んできた学校なのかを知っておくと役に立ちます。
始まりは1952年です。この年、スペイン・イタリア・フランス・フィリピンから5人のシスターが大阪へ来られました。そして1954年、現在の箕面の地に学校が設立されます。創立者は聖マリ・ウージェニーで、2007年6月に列聖されました。
大きな転機は2017年度でした。この年、学校は聖母被昇天学院という名称を改め、アサンプション国際小学校となります。同じ時期に、教科としての英語だけでなく多くの教科を英語で行うイマージョン教育が導入され、2017年3月にはユネスコスクールとしての認定も受けています。
つまり同校は、70年を超えるカトリック教育の土台の上に、国際的な学びの形を新しく重ねてきた学校だということです。心の教育と国際教育という二つの柱が並んでいるのは、この歩みがあってのことです。
【アサンプション国際小学校】ユネスコスクールとして進める探究学習
同校は2017年3月に、ユネスコスクールとして認定されています。世界182か国のおよそ1万校が加盟する枠組みで、国際理解・環境・平和を柱にした学びを進める学校が名を連ねています。
同校では、この三つの柱をもとに、SDGsを軸とした探究学習が各学年の発達段階に合わせて年間を通して展開されています。低学年には低学年の、高学年には高学年の入り口があるということです。2025年度には、着なくなった服を集めて必要としている人に届ける取り組みにも参加しました。
こうした活動のよさは、学んだことが行動につながる形で終わる点にあります。世界の課題を知って終わりではなく、自分たちに何ができるかを考え、実際に手を動かす。この流れを6年間くり返した子どもは、社会に対して受け身ではない構えを身につけていきます。
情報教育の面でも、全学年で1人1台の端末を使う環境が整えられています。調べる、まとめる、伝えるという探究の一連の流れを、道具の面からも支えているということです。
【アサンプション国際小学校】一年の行事と課外の活動に表れる教育の姿
教育方針は言葉だけでは伝わりません。一年の行事を並べてみると、学校が何を大切にしているかが見えてきます。
4月は始業式・入学式と新入生歓迎会、5月は聖母月の祈りの集い、6月は運動会とアサンプションカーニバル、7月は全校での奉仕活動と終業式、そして希望者向けの英語のサマースクールです。
9月には2年生の宿泊体験と3・4年生の自然教室、10月には5年生の自然教室と6年生の修学旅行が組まれています。11月は1年生の七五三のお祝いとチャリティーの取り組み、12月は死者の月の祈りの集いと学習発表会です。1月は始業式と書き初め大会、2月はクラブ発表会、3月は送別会・謝恩会・卒業証書授与式・修了式と続きます。
祈りの行事、体を使う行事、自然のなかで過ごす行事、人のために動く行事。この四つが一年のなかに偏りなく置かれていることが分かります。
課外では、クラブ活動と児童会の活動が行われています。学校が目指す子どもの姿として挙げられている、進んで学ぶ子、自分から考える子、人と関わる子、自然を大切にする子、強く生きる子、責任をもち自主的に行動する子という六つは、こうした場面で少しずつ育っていくものです。
【アサンプション国際小学校】教育内容についてよくある質問
信者でなくても入学できますか
カトリックの学校ですが、信者であることが条件だという案内は確認できていません。大切なのは、学校が掲げている考え方に家庭として共感できるかどうかです。祈りの時間や宗教にまつわる行事が生活のなかにあることを、あらかじめご理解ください。
授業の様子を見ることはできますか
2027年度入試に向けては、2026年3月20日と5月16日に学校体験、4月22日と6月27日に学校説明会、7月26日に入試体験会が予定されています。あわせて2027年2月27日には入学試験説明会が予定されています。学校体験の回は、お子さまが実際の場に触れられる機会になります。
クラスの人数はどのくらいですか
2026年時点で児童数は360名、1クラスはおよそ20名から30名で編成されています。教員は非常勤12名を含めて50名です。探究学習のように子ども同士のやりとりが要になる学び方では、この規模の落ち着きが生きてきます。
土曜日にも授業がありますか
同校では、土曜日は月に1回程度、行事などで登校する日が設けられています。毎週の授業ではありませんので、週末の予定は組みやすいほうだといえるでしょう。
中学校や高校とのつながりはありますか
同校には、こども園としての幼稚園、中学校、高等学校が系列として設けられています。小学校で身につけた探究の姿勢や英語の力を、その先へ続けていける環境があるということです。進学の条件は年度によって扱いが変わりますので、詳しくは学校へ直接ご確認ください。
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