千葉大学教育学部附属幼稚園の第一次検定は「発達調査」と呼ばれます。個別テスト、集団テスト、親子面接がまとめて行われ、所要時間は約30分です。

志望園選び・準備の進め方に迷ったら

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考査の流れ

考査日程 抽選を含めて2日
受験番号 出願順
第一次検定 園長が引いた受検番号を起点として、個別テスト、集団テスト、親子面接を行う
第二次検定 第一次検定合格者のみ抽選をし、合格者を決定する
所要時間 第一次検定 約30分
考査料 1,600円
ママ
ママ
「園長が引いた受検番号を起点として」というのは?
うみ塾長
うみ塾長
出願順に番号が振られますが、考査の順番は当日その番号から始まります。早く出願したから先、とは限らないということです。

個別テストの出題例

構成(2年保育)

お手本通りに積み木で家を作ります。見本を見て、同じものを再現する。形を見る力と、手を動かす力の両方が問われます。積み木遊びを日常に取り入れておくのが、そのまま準備になると考えられます。

集団テストの出題例

行動観察(自由遊び)

車、絵本、積み木、すべり台、平均台、トランポリン、三輪車、おままごとなどが用意され、自由に遊びます。遊具が多く、体を使うものも並んでいます。この園の教育目標は「うごく」「かんじる」「かんがえる」。自分のやりたい遊びに主体的に取り組めるかを見ていると考えられます。

ママ
ママ
たくさんあると、うろうろしてしまいそうです……
うみ塾長
うみ塾長
次々に移り変わるより、ひとつの遊びに入り込める子のほうが、この園の方針には合っていると思います。ただ「こう遊びなさい」と教え込むのは逆効果です。

当日の様子

  • 第一次検定当日の控え室には水槽があり、座席は自由。子どもの気が散らない席を選びたい
  • 調査室へ向かうときは先生方が明るく誘導してくださる
  • 母子分離ができない子は調査室の手前まで親がつき添ってもよく、それでも難しい場合は落ち着くまで後回しにしてもらえる

面接については面接の記事で詳しく扱います。

第二次検定の抽選と、第一次の意味

千葉大学教育学部附属幼稚園は、千葉県千葉市稲毛区にある国立の幼稚園で、3年保育・2年保育とも男女計約28名を募集しています。第一次検定の発達調査を通過した人だけが第二次検定の抽選に進み、最終的な合否は抽選で決まります。倍率は公表されていません。準備で届く部分と運に委ねる部分がはっきり分かれているため、考査で「抽選の場に立つ資格」を得ることが目標になります。

受験番号は出願順で、月齢への配慮があります。考査料は1,600円です。倍率や抽選の流れは倍率・抽選の記事にまとめています。

面接の形式と子どもへの質問

親子面接は第一次検定当日に行われるグループ面接で、保護者1人と本人で、4組ずつ10分から15分ほどです。正面に副園長と園長が座り、手前に4組の親子が横並びになります。本人への質問は、名前や年齢、2年保育では朝ごはん、3年保育では好きな食べ物といった基本的なものです。保護者には志望理由のほか、「子育てで悩んだときはどのように解決しますか」といった質問があり、1分間考えてから答えるよう求められます。

用意した答えを暗唱するより、考えを整理しておくことが大切です。園は大学の附属として、幼児教育の研究や教育実習の場を担っています。

考査当日の服装と持ち物

この園に制服はなく、制帽とスモックのみです。当日の服装は、動きやすさを優先して選べば十分です。集団テストでは平均台、トランポリン、すべり台、三輪車など体を使う遊具が並ぶため、動きやすい服装が向いています。教育目標は「うごく」「かんじる」「かんがえる」で、汚れて帰るのが当たり前だと考えてよい園です。

保育は月・火・木が9時から13時30分、水・金が9時から11時30分で、お弁当は週3回、給食はありません。考査の日も、普段の生活リズムを崩さないように、前日はゆっくり休ませてあげてください。朝ごはんをしっかり食べ、余裕をもって家を出られるようにしましょう。当日はお子さんの様子を見ながら、トイレの時間も早めに確保しておくと安心です。

通園区域と通園の条件

出願には、千葉市内の指定区域に保護者とともに居住していることが条件です。保護者または代わりの人がつき添い、公共の乗り物と徒歩で通園できることが求められ、通園バスはありません。園はJR総武線「西千葉」から徒歩2分、京成千葉線「みどり台」から徒歩10分の立地です。区域は年度で見直される可能性があるため、募集要項で最新をご確認ください。

見学の機会と通園の下見

入園説明会と幼稚園見学会は、願書配付より前の時期に行われます。考査で遊ぶ園庭や保育室の雰囲気を見ておくと、お子さんも当日の場所に少し慣れた状態で臨めます。あわせて、ご自宅から園までの通園を、朝の時間帯に一度歩いてみることをおすすめします。区域内でも、実際にどれくらい時間がかかるかは歩いてみないとわかりません。

抽選を家族で受け止めておく

第一次検定を通過しても、最後は抽選です。結果にかかわらず、お子さんに「頑張ったね」と声をかけられるよう、受験前にご夫婦で話し合っておきましょう。考査の準備は、特別な訓練より日々の暮らしの中での積み重ねです。積み木で遊ぶ、公園で体を使って遊ぶ、自分の名前と年齢を言う。こうした経験が、抽選の場に立つための力になります。

出願から入園手続までの見通し

出願は窓口受付で、願書配付も平日の午後の限られた時間です。提出書類は調査票(写真貼付)と、世帯全員が記載された住民票の写しです。調査票に貼る写真のほかに受付票にも同じ写真を貼るため、2枚用意しておくと当日あわてません。合格発表は11月ですが、入園手続は翌年1月で、年をまたぎます。翌年度の募集は8月1日の公示で確認するよう案内されています。日程は年度で変わりうるため、園の公示で最新をご確認ください。

「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。

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