千葉大学教育学部附属幼稚園の面接は、第一次検定当日に行われるグループ面接です。保護者1人と本人へ、4組ごとにまとめて実施されます。

面接の準備に不安がある方へ

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、志望園に合わせた回答集づくりからオンライン面接レッスンまでサポートします。

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面接の形式

形式 グループ面接(4組ごと)
実施日 第一次検定当日
対象 保護者1人と本人
所要時間 10〜15分
配置 副園長・園長が正面。手前に4組の保護者と子が横並び。各組の足元にカゴ。出入口は左手前
ママ
ママ
ほかのご家庭と一緒に受けるのですか?
うみ塾長
うみ塾長
そうです。4組が横に並びます。他のご家庭の答えが耳に入る形なので、そこで動揺しないことも実は大事です。

本人への質問

  • お名前は何といいますか。何歳ですか
  • (2年保育)朝ごはんは何を食べましたか
  • (3年保育)好きな食べ物は何ですか

質問はごく基本的なものです。難しいことは聞かれません。名前と年齢が言えること、食べ物のことを自分の言葉で話せること。それで十分だと考えられます。

ママ
ママ
うちの子は人見知りで、答えられるか不安です。
うみ塾長
うみ塾長
大丈夫です。受験された方の話では、子どもが1回で答えられなくても、様子を見ながら何度か質問してくださったそうです。泣いていたお子さんには「お母さんのおひざでもよいですよ」と声をかけてくださったとか。追い詰める面接ではありません。

保護者への質問

  • 志望理由を聞かせてください
  • 子育てで悩んだときは、どのようにして解決しますか(1分間考えて答える)
  • 集団生活のよいところは、どのようなところだと思いますか(1分間考えて答える)

「1分間考えて答える」への備え

この園の面接の特徴は、質問のあとに考える時間が与えられることです。1分間、黙って考えてから答える。裏を返せば、暗記した答えをすらすら述べることが求められていない、ということだと考えられます。

この園は千葉大学教育学部の附属幼稚園として、幼児教育の実証的研究や教育実習の場を担っています。子どもの育ちをどう捉えているか、集団の中で何が育つと考えているか。ご自身の言葉で語れるかが問われていると考えられます。

面接は「発達調査」の一部として行われる

この園の第一次検定は「発達調査」と呼ばれ、個別テスト、集団テスト、親子面接がまとめて行われます。所要時間は第一次検定全体でおよそ30分です。面接だけが独立しているのではなく、子どもの様子を見る調査の流れの中に置かれている点が特徴です。考査の順番は、園長が引いた受検番号を起点に始まりますので、出願が早かったから先に呼ばれるとは限りません。

この第一次検定を通過した人だけが、11月の第二次検定である抽選に進みます。つまり最終的な合否は抽選で決まりますが、その場に立てるかどうかは第一次検定にかかっています。面接の準備が活きるのは、まさにこの段階です。

園の教育目標から面接を読み解く

千葉大学教育学部附属幼稚園は、教育目標に「うごく」「かんじる」「かんがえる」を掲げています。子どもが自分のやりたい遊びに主体的に取り組むことを大切にする園です。保護者への質問が「子育てで悩んだときの解決の仕方」や「集団生活のよいところ」といった、考え方を問う内容になっているのも、この方針と無関係ではないでしょう。

正解のある質問ではありませんので、立派な言葉を並べる必要はありません。普段の子育てで実際にあった場面を一つ思い浮かべ、そのときどう考え、どう動いたかを自分の言葉で整理しておけば、1分間でも落ち着いて話せます。

同じ園の集団テストでは、車、絵本、積み木、すべり台、平均台、トランポリン、三輪車、おままごとなどが用意された自由遊びがあります。こうした場で見られる子どもの主体性と、面接で語られる家庭の考え方は、同じ教育目標のもとでつながっています。面接のためだけに特別な話を用意するより、日ごろの遊びや会話を大切にすることが、結局は一番の準備になります。

当日の控え室と、母子分離の場面

第一次検定当日の控え室には水槽があり、座席は自由です。子どもの気が散らない席を選んでおくと落ち着きやすくなります。調査室へ向かうときは先生方が明るく誘導してくださるそうです。

母子分離ができない子は、調査室の手前まで親がつき添ってもよく、それでも難しい場合は、落ち着くまで順番を後回しにしてもらえると聞きます。ですから、人見知りのお子さんでも、泣いてしまったらおしまいということはありません。親が不安な顔をしないことが、何よりの支えになります。

面接前後の日程を確認しておく

今回確認できた日程の例では、入園説明会が8月31日、幼稚園見学会が9月3〜5日、願書配付が9月3日から10月17日まで、出願が10月21〜23日でした。いずれも平日の午後に限られていたため、仕事の調整が必要になります。第一次検定は11月5〜7日、抽選と合格発表は11月9日、入園手続は翌年1月14日という流れでした。

翌年度の募集は、8月1日の公示で確認するよう案内されています。日程は年度ごとに変わりますので、最新は園の公示や募集要項でご確認ください。見学会や説明会に参加しておくと、志望理由を自分の言葉で語るときの具体的な材料になります。

通園の条件を家族で話し合っておく

面接では志望理由を聞かれますが、その前提として、毎日の通園をどう支えるかを家族で確認しておくことが欠かせません。この園は通園区域が千葉市内の指定区域に限られ、保護者または代わりの人がつき添い、公共の乗り物と徒歩で通園できることが出願の条件です。通園バスはなく、JR総武線の西千葉駅から徒歩2分、京成千葉線のみどり台駅から徒歩10分の立地です。

保育時間は月・火・木が9:00〜13:30、水・金は9:00〜11:30で、お弁当は週3回です。給食はありません。学費が抑えられている分、時間の負担は家庭が担う園だということを、面接の前に夫婦でよく話し合っておきましょう。こうした現実を理解したうえで志望している姿勢は、そのまま面接での言葉の説得力になります。

「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。

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