早稲田実業初等部の昼食・給食
早稲田実業初等部では、校内の厨房で調理された給食が毎日提供され、給食費は学費とは別に必要です(運用の詳細は年度で異なる場合があるため、最新情報は学校公式でご確認ください)。みんなで同じ食事を囲む時間は、食のマナーや友だちとの関わりを学ぶ大切な機会です。
稲作体験とつながる食育
早実の食育を象徴するのが5年生の稲作体験です。国分寺から近い国立市の広大な田んぼで、毎年5年生が米づくりを体験します。学校公式サイトによると、6月に田植え、10月に稲刈りを行い、1本1本心を込めて苗を植えていきます。土に触れ、汗を流し、食べ物ができる過程を五感で知ることは、食への感謝や自然への理解につながります。これは早実が大切にする「本物に触れる」体験教育の一環です。
体験が学びを深める
教科書を読むだけでは得られない「本物の体験」は、子どもの心に残り、人に伝えるときの説得力にもなります。食を通じた学びも、早実らしい「体験から学ぶ」姿勢の表れです。
家庭でできる食育
家庭でも、季節の食材に触れる、一緒に料理をする、食事のマナーを大切にするなど、日常の中で食育は実践できます。毎日の食卓を、子どもの学びと会話の場にしていきましょう。
早稲田実業初等部が完全給食制を採用する理由
早稲田実業初等部では、校内の厨房で調理された給食が毎日提供されます。私立小学校では自宅から手作りのお弁当を持参する学校も多いなかで、早実が給食という形をとっているのには理由があります。
教育理念「去華就実」の実践の一環として
早稲田実業学校が掲げる「去華就実」は、華やかさを追わず、実質を重んじる姿勢を育てることを意味しています。この考え方は毎日の食事にも表れており、給食は単なる栄養補給の時間ではなく、実生活の中で学ぶ場として位置づけられています。校内の厨房で作られた温かい食事をいただくことで、お子さまは食材の大切さや、作ってくださる方への感謝の気持ちを自然に身につけていきます。
生活習慣の形成と協調性の育成
給食の時間は、当番を中心に配膳や後片付けを皆で協力して行います。学校公式サイトでも、配膳や片付けを児童が担うことが協力する心を育てると紹介されています。決められた時間の中で準備し、皆で食べ、片付けるという流れをくり返すことで、生活習慣が整い、集団の中での自分の役割を理解する力が育っていきます。
全員で同じものを食べるという学び
給食は全員が同じ献立をいただきます。苦手な食べ物にも少しずつ向き合い、栄養バランスの取れた食事を安定して口にできることは、健康面だけでなく、学習への集中力にもつながります。ご家庭では、食べられないものを叱るのではなく、一口だけ挑戦してみようというやり取りを重ねておくと安心です。
早稲田実業初等部の給食の特色
早実の給食には、学校のカラーが色濃く表れています。ここでは、受験を検討されるご家庭に知っておいていただきたいポイントを整理します。
一汁三菜を基本としたバランスの取れた献立
献立は栄養バランスを考えた一汁三菜が基本で、和食を中心に洋食や中華も取り入れられています。日本の食卓の形を毎日経験できることは、ご家庭での食事のマナーを整えるうえでも大きな意味を持ちます。
郷土料理や行事食で季節を感じる
全国各地の郷土料理や、季節の行事にちなんだメニューが登場するのも特色のひとつです。七夕や節分といった行事の意味を、食べながら学ぶことができます。夏はさっぱりとした副菜、冬は温かい煮込みなど、四季を感じられる献立が組まれています。
月に一度の「ワクワクランチ」
月に一〜二度、お子さまたちが楽しみにしている特別な献立が用意されることがあります。普段とは一味違う給食の時間は、学校生活の楽しみのひとつになっています。実施の頻度や内容は年度によって変わりますので、最新の様子は学校説明会などでご確認ください。
食物アレルギーへの対応と毎月のお知らせ
食物アレルギーへの配慮も行われており、学校からは毎月、特定原材料に関するお知らせが配布されます。献立表とあわせて事前に確認できるため、ご家庭でも落ち着いて備えることができます。対応の範囲はお子さまの状況や年度によって異なりますので、詳細は学校へ直接ご確認ください。
「給食だより」で家庭と学校がつながる
毎月配布される献立表やお知らせによって、保護者もその日の食事の内容を把握できます。「今日の給食はどうだった?」と食卓で話題にすることで、学校での出来事を自然に聞き出すきっかけにもなります。学校と家庭が同じ情報を共有できることは、6年間の学校生活を支える土台になります。
共働きのご家庭にとっての安心材料
毎朝のお弁当づくりが不要である点は、共働きのご家庭にとって大きな安心材料です。ただし、給食費は学費とは別に必要となります。費用面を検討される際は、制服や運動着などとあわせて見積もっておかれると安心です。金額は改定されることがありますので、最新は学校公式サイトや募集要項でご確認ください。
学校見学会で見ておきたい食の環境
学校見学会では、校舎の様子とあわせて、お子さまが6年間食事をする環境も見ておきたいところです。どのような雰囲気で食事の時間が流れているのか、児童がどのように準備や片付けに関わっているのかを想像しながら見学すると、学校理解が一段深まります。見学会の日程は年によって変わりますので、学校公式サイトで最新情報をご確認ください。
給食の話題は面接でも生きてくる
面接では、お子さまに「苦手な食べ物は何ですか」「給食で出たらどうしますか」といった質問がされることがあります。日頃から食事について親子で会話をしておくと、お子さまが自分の言葉で答えやすくなります。食に関する経験は、願書や面接で語るご家庭の姿勢とも自然につながっていきます。
早稲田実業初等部の給食・食育に関するよくある質問
Q. 給食はありますか?
A. 校内の厨房で調理された給食が毎日提供され、給食費は学費とは別に必要です。詳細は公式でご確認ください。
Q. 食育の特徴は?
A. 5年生の稲作体験が象徴的で、田植えから米づくりを体験します。
Q. 稲作体験の狙いは?
A. 土に触れ五感で食べ物ができる過程を知り、食への感謝や自然への理解を育てます。
Q. 家庭でできる食育は?
A. 季節の食材に触れる、一緒に料理する、食事のマナーを大切にするなどです。
【早稲田実業初等部】1日の流れのなかで給食の時間を見る
給食の内容と同じくらい、入学前に知っておきたいのが「1日のどのタイミングで、どれくらいの時間をかけて食べるのか」です。公式サイトに掲載されている1日の流れを見てみましょう。
登校は8時25分、8時30分から8時45分までが学級指導(朝学習)です。そのあと8時50分から10時20分までが1・2校時、10時20分から10時40分までが中休み、10時45分から12時15分までが3・4校時と続きます。給食と昼休みは12時15分から13時15分までの1時間です。午後は13時25分から14時55分までが5・6校時で、下校は15時15分です。
給食と昼休みを合わせて1時間というのは、決してゆったりした設定ではありません。公式サイトには、校内の厨房でつくった給食を食べること、そして「当番を中心に、配膳、後かたづけの仕事をみんなで協力して行うことで、協調性を養います」と書かれています。つまりこの1時間には、配膳と片づけの時間も含まれているということです。食べるのに時間がかかるお子さまの場合、入学までに少しずつペースを整えておくと、負担が軽くなります。
もう一つ意識しておきたいのが、午前中に3・4校時までを終える時程だという点です。1・2校時、3・4校時、5・6校時がそれぞれ90分のまとまりになっていますので、朝食から給食までの間はしっかり時間があきます。朝ごはんを軽く済ませてしまうと、午前の後半で集中が続きにくくなります。朝食の量と内容は、生活リズムづくりの一部として整えてあげてください。
学年によって授業のコマ数は異なりますが、給食の時間帯は共通です。1年生のうちから、決まった時刻に食べ始めて、決まった時刻に片づけを終えるという流れに乗ることになりますので、ご家庭でも「時間内に食べ終える」練習をしておくと安心です。
時程は年度によって変わることがあります。最新の内容は早稲田実業学校初等部の公式サイトでご確認ください。
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食事面で確認しておきたいこと
給食かお弁当かは、特に共働きのご家庭にとって毎日の負担に直結します。お弁当の頻度、アレルギー対応の有無、食育の方針などを事前に確認しておきましょう。お弁当がある日は、前日の準備や冷凍食品の活用など、無理なく続けられる工夫を考えておくと安心です。
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