小学校について、詳しく教えていただけますか?
小学校受験では、紙の手帳を使用する方も多いですよね。幼児教室に通っていると、受験担当の先生から「スマホより紙の手帳のほうが良いですよ」と言われることもあると伺います。
私自身も我が子の小学校受験では紙の手帳を使用して、管理をしていました。今回は、私の経験も踏まえて、紙の手帳を利用する利点や実際におすすめの商品を紹介していきます!
大切なのは、以下の3点です。
・手帳を使用する利点は?
・手帳に何を書くか|受験期に必要な6つの記録
・年長の1年間、手帳をどう使うか
小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
手帳を使用する利点は?
スマホのカレンダーを使用すると、片手間で記入できる・遠方にいても家族と共有できるといった利点があります。そのため、ぱっと手帳が出せない時にはスマホに入力しておき、後で手帳へ書き換える方も多いです。
紙の手帳は かさばる、スマホより記入に時間がかかるといったデメリットがあります。
しかし、小学校受験では以下の利点も挙げられます。
- 一目で1ヶ月・年単位の受験スケジュールを把握できる
- スケジュールと一緒に、模試の簡単な結果やお教室の進捗などを記入できる
- 家庭学習の進捗を記入できる
- 各月の目標を記入し、スケジュールと一緒に見ることができる
小学校受験におけるスケジュールは単純に「この日に模試、お教室」といったものではなく、ペーパーテストの進捗状況、点数、目標設定と達成度なども一緒に考える必要があるのです。
また、受験する学校の説明や見学会、願書の提出期限、面接候補日、試験日など 年間予定が記入できると、うっかり「見学日が被っていた!」なんてこともありません。
これらすべてをぱっと見て確認できるのは、紙の手帳ならではです。
小学校受験おすすめの紙手帳!
では、実際にどのような商品がおすすめなのでしょうか。
アナログママ 受験スケジュール帳
この手帳は、2人のお子様の中学受験を経験したママさんのアイデアから完成しました。もちろん、小学校受験でも活用できるデザインです。
月間予定表だけでなく、ガントチャートでは学習面の進捗・達成度記入に便利です。さらに、受験校候補リスト・学校や塾の面談メモ・学校説明会用・受験用スケジュール・試験日の持ち物メモなど、小学校だけでなく受験に挑戦するお子様がいるご家庭なら誰もが「あってよかった」と思うメモが満載です。
ふりかえり力向上手帳 フォーサイト
「志望校合格」という目標に対して、手帳内でより詳しく書き込みながら管理したい人にはうってつけの商品でしょう。
教師や学生の声を参考に毎年進化しており、全国の学校1200校で採用されています。マンスリー以外にも「今週やること」というリストや「ほめ! ポイント」「さらに! ポイント」があり、お子様の良い点や今後やるべき点を書き込めます。
学生に人気の商品ですが、我が子の目標・頑張っている点を書き出すことで、親子でモチベーション維持をするために使用されている方もいますよ。
理英会・ミキハウスキッズパル お受験ダイアリー
年度版は9月下旬頃に毎年発売されます。
その名の通り、小学校受験や幼児教育でおなじみの理英会、ミキハウスキッズパルで採用されている手帳です。
こちらの手帳は受験活動の主要期間を「年中の11月から年長の10月までの1年間」ととらえているため、カレンダーは秋からはじまります。
週間カレンダー、お受験コラムが掲載されているので、記入しながら息抜きにお受験について知ることができます。
見た目はシンプルで、お教室のロゴなどもありません。そのため、メモの許可がある小学校の説明会に持ち込んでも良いでしょう。
無印良品 マンスリーウィークリー手帳
様々なサイズがあるシンプルな手帳で、ネットと店舗どちらでもすぐ購入できるのが魅力の無印手帳。
ウィークリースケジュールは左に1週間の予定、右側がメモになっています。そのため、毎週あるお教室や受験対策の講座などで先生からお聞きしたポイントをメモするのが良いでしょう。
お値段もリーズナブルなので、紙の手帳に慣れていないという方はとりあえずこちらを購入してみて、使用継続できそうなら他のアイテムを見てみる、というのもおすすめです。
ほぼ日手帳
使用したことがなくても、名前を聞いたことがある方が多い手帳ですね。マンスリーカレンダー、4ヶ月分を一気に見ることのできる年間インデックス、各月のあたまにメモページもあります。
そして、ほぼ日の特徴といえば「一日一ページ」の広いスペース。左上に日付があり、あとは完全フリースペース(マス目はあります)。
学校説明会のメモ、お教室での先生からのフィードバックメモ、家庭学習の進捗、個別の目標や模試の結果など様々な情報を好きなように記入できます。
見える化することで考えや今後やるべきことを整理したいという方は、使いやすいでしょう。
紙ではなくアプリでもいいの?
もちろん、紙ではなくてアプリでも問題ありません。大切なのは使用するご本人様の「使いやすさ」です。
紙の手帳は最初に挙げた通り、スケジュール以外の学習進捗や目標の達成度なども一緒に一目で把握できるのが利点です。
一方で、隙間時間にぱっとスケジュールを入力したい、荷物を最小限にしたいなどの理由でアプリを使用する方もいるでしょう。
大切なのは、塾や模試、受験校の様々な日程だけでなく、お子様の受験対策がどこまで進んでいるかを一緒に把握しておくことです。アプリでもできる、とお考えなのであれば、無理に紙の手帳を使用する必要はありません。自分が使いやすく、長続きすると思うものをお選びくださいね。
手帳に何を書くか|受験期に必要な6つの記録
手帳を買っても続かないご家庭に共通しているのは、「何を書くか」を決めていないことです。書く欄をあらかじめ決めてしまえば、1日1分で終わります。受験期に残しておきたいのは、次の6つです。
- 学校ごとの日程……説明会、公開行事、出願期間、考査日、面接日、合格発表。学校ごとに色を分けると、見落としが減ります
- 提出物の締切と、提出の方法……締切日だけでなく、「郵送か持参か」「消印有効か必着か」まで書きます。ここを書いていないご家庭は、毎年必ず慌てます
- 家庭学習の記録……何をしたかより、何分やったかを残してください。1日1行で構いません。あとから見返すと、続いている日と崩れる曜日がはっきり見えます
- お子さまの様子……体調、機嫌、気になった言葉。「金曜の夕方はいつも荒れる」といった傾向が見つかると、予定の組み方を変えられます
- 面接で使えそうな一言……お子さまが言った言葉を、そのまま書き留めてください。願書と面接で、いちばん役に立つ材料になります
- 支出……教材、講習、模試、交通費。年間でいくらかかったかが分かると、翌年の計画が立てやすくなります
このうち、5つめだけは形式を決めないでください。お子さまの言葉は、整えて書いた瞬間に、なぜか使えなくなります。聞いたままを書き留めておくのが、いちばんです。
年長の1年間、手帳をどう使うか
書く中身は、時期によって変わります。年長の1年を、おおまかに4つに分けて考えてください。
4月から6月 情報を集める時期
この時期に手帳へ書くのは、日程よりも「見学の記録」です。学校説明会や公開行事に行ったら、その日のうちに、見たこと・感じたこと・わが家に重ねたことの3つに分けて書いてください。半年後、願書を書くときにそのまま材料になります。日付と天気まで書いておくと、記憶が戻りやすくなります。
7月から8月 整理する時期
夏は、集めた情報を並べ替える時期です。志望校を第1志望から順に並べ、それぞれの出願期間と考査日を1ページにまとめてください。この時期に一覧をつくっておくと、秋に迷いません。あわせて、家族の予定(仕事の繁忙期、きょうだいの行事、旅行)も同じページに書き込みます。
9月から10月 締切を管理する時期
出願が始まると、手帳の役割は締切管理に変わります。締切の3日前に印をつけ、そこを「実際の締切」として動いてください。願書の清書や写真の準備は、ほぼ必ず予定より遅れます。
11月以降 体調と気持ちを見る時期
考査が近づいたら、書くことを減らしてください。この時期に残すのは、就寝時刻、起床時刻、体調、お子さまの様子の4つだけで十分です。学習の記録を細かくつけると、できていない日が目について、保護者のほうが苦しくなります。
手帳の使い方についてよくある質問
Q スマートフォンのカレンダーではだめですか
だめではありません。実際、日程の共有だけならスマートフォンのほうが便利です。ただし、紙の手帳と役割を分けることをおすすめします。夫婦で共有する予定はスマートフォン、お子さまの様子や見学のメモは紙。書くために手が止まる時間が、考えを整理してくれます。両方を1つにまとめようとすると、たいてい続きません。
Q 途中で書かない日が続き、そのままになってしまいます
空いたページを埋めようとしないでください。書けなかった日は飛ばして、今日から再開すれば十分です。続かない原因の多くは、1日に書く量が多すぎることにあります。1日1行、10文字でも構いません。「今日は元気」だけでも、あとから見返せば意味を持ちます。
Q 夫婦でどう共有すればよいですか
手帳そのものを見せ合う必要はありません。週に1度、15分だけ時間を決めて、そこで手帳を開きながら翌週の予定を確認してください。この15分を決めているご家庭は、直前期のもめごとがはっきり少なくなります。決めた内容は、その場でどちらの手帳にも書き込みます。
Q 受験が終わったら、手帳はどうすればよいですか
捨てないでください。入学後の面談や、きょうだいの受験のときに、驚くほど役に立ちます。とくにお子さまの言葉を書き留めたページは、何年経っても読み返す価値があります。年度ごとに1冊、まとめて保管しておかれることをおすすめします。
小学校受験おすすめ手帳 まとめ
いかがでしたか?小学校受験をするためには日々のスケジュール管理に加えて、目標管理、お教室や家庭学習の進み具合、点数などの管理が必要です。
そのために、ぜひ手帳をうまく活用していきましょう。
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