品川翔英小学校から、みんなどこの中学校に進むの?
系列の中学校に上がるのか、外部を受験するのかを知りたい!
【品川翔英小学校】は児童全員が中学入試を受験する
学校公式サイトのよくある質問に、次のやりとりがあります。
「中学入試を受験する方の割合はどのくらいでしょうか」という質問に対して、「本校の児童は100%中学入試を受験します」という回答です。
この一文は、学校選びの判断を大きく左右します。
この方針が意味すること
私立小学校には、大きく分けて2つのタイプがあります。系列の中学校へそのまま進む「一貫校型」と、卒業時に中学受験をする「進学型」です。
品川翔英小学校は、後者にあたります。系列に品川翔英中学校がありますが、そこへ自動的に進むという形ではなく、児童全員が中学入試という関門に向き合います。
つまり、小学校に入学した時点で、6年後の中学受験が視野に入っているということです。「私立小学校に入れば、そのあとの受験は考えなくてよい」とお考えのご家庭にとっては、想定と違うかもしれません。
逆に、「中学受験は必ずさせたい。だからその環境が整った小学校に入れたい」とお考えのご家庭にとっては、これ以上ないほど条件が合う学校です。
ご家庭に問われること
この方針を知ったうえで考えていただきたいのは、お子さまとご家庭が、6年後の受験に向き合う準備があるかどうかです。
中学受験は、お子さまだけの戦いではありません。ご家庭のサポートが欠かせず、生活のかなりの部分が受験を中心に回っていく時期があります。
品川翔英小学校を選ぶということは、その道を選ぶということでもあります。ここはぜひ、ご夫婦でよく話し合っておいてください。学校の全体像は品川翔英小学校はどんな学校かの記事にまとめています。
【品川翔英小学校】の中学受験対策
全員が中学入試を受験するということは、学校がその準備を担うということでもあります。学校公式サイトには、具体的な指導方針が示されています。
学年ごとの学習の進め方
学校の説明によると、次のように進められています。
- 学習進度を早くし、内容の先取りをする
- 2年生から3年生:国語・算数の2教科の問題集を併用し、応用力をつける
- 4年生から6年生:国語・社会・算数・理科の4教科の問題集を併用する
4年生から4教科に移行するのは、一般的な中学受験塾のカリキュラムと同じ流れです。それを学校の授業のなかで進めていく点が、品川翔英小学校の特徴です。
複合問題や発展問題にも対応できる応用力を養う、と学校は説明しています。教科書の内容を終えるだけの授業ではない、ということです。
オリジナルテキスト
算数と理科では、品川翔英小学校のオリジナルテキストが使われています。
学校の説明によると、このテキストは発展学習や複合問題にも対処できるようプログラムされており、各自の学習レベルに応じて対応できるよう工夫されているとのことです。そして「中学受験対策にも効果を発揮しています」と明記されています。
市販の教材ではなく、自校で作ったテキストを使うというのは、それだけ指導方針が固まっているということです。
宿題とLEARNER’S TIME
学校の説明では、1年生から反復練習を中心に、毎日10分から30分程度の宿題が出されます。
低学年のうちから毎日机に向かう習慣がつくことは、6年後を考えると大きな意味を持ちます。中学受験でつまずくお子さまの多くは、学力そのものより学習習慣に課題を抱えています。
また、3年生から6年生には、15時15分から15時50分まで「LEARNER’S TIME」という時間が設けられています。授業とは別に学びの時間が確保されている形です。
放課後の翔英ゼミ
アフタースクールの課外教室には「翔英ゼミ」があり、中学受験コースと基礎学力コースが用意されています。
一般に中学受験の準備は、校外の塾に通っておこないます。品川翔英小学校では、その一部を校内でまかなうことができます。移動時間がなく、学校の学習内容とつながっている点が利点です。詳しくは品川翔英小学校のアフタースクールの記事をご覧ください。
【品川翔英小学校】の進学先
実際にどのような中学校へ進んでいるのかを見ていきましょう。
系列の品川翔英中学校
品川翔英小学校には、系列校として品川翔英中学校・高等学校があります。小学校からそのまま進む道も開かれています。
同じ学校法人小野学園のもとにあり、教育の考え方に一貫性があります。小学校で培った英語やICTの力を、そのまま伸ばしていける環境です。
外部の中学校への進学
外部の中学校へ進むお子さまも多くいらっしゃいます。これまでに、青山学院、栄東、三田国際、桜蔭、女子学院といった学校への進学実績があるとされています。
難関校の名前が並んでいることからも、学校の中学受験指導が形になっていることがうかがえます。
ただし、進学実績は年度によって大きく変わります。また、実績は「その学校に入れば必ず入れる」ことを意味しません。最新かつ正確な実績は、学校説明会で直接お尋ねになるのがいちばん確実です。日程は品川翔英小学校の説明会・オープンキャンパスの記事にまとめています。
説明会で確認したいこと
進学について説明会で伺うとよい点を挙げておきます。
- 直近3年間の進学先と、その人数
- 系列の品川翔英中学校へ進む児童の割合
- 校外の塾に通っている児童の割合と、通い始める学年
- 学校の指導だけで中学受験に臨めるのかどうか
とくに3つ目と4つ目は、ご家庭の負担に直結する大切な質問です。遠慮せずに伺ってみてください。
【品川翔英小学校】6年後を見据えた学校選び
最後に、進学という観点から学校を選ぶ際の考え方をお伝えします。
一点目は、6年後の姿から逆算することです。お子さまにどんな中学生になってほしいのか。そこから考えると、小学校に何を求めるのかが見えてきます。
二点目は、ご家庭の覚悟を確かめることです。全員が中学入試を受験するということは、周囲がみな受験に向かうということです。「うちはのんびり過ごしたい」という方針では、お子さまが孤立してしまう可能性があります。
三点目は、お子さまの性格を見ることです。競い合うことで伸びるお子さまもいれば、比べられることで力を失うお子さまもいます。品川翔英小学校の環境が、お子さまに合っているかどうかを考えてみてください。
四点目は、費用の見通しです。小学校の6年間で約590万円、そのうえで中学受験の塾費用や、進学先の中高の学費が続きます。長い視野での資金計画が必要です。品川翔英小学校の学費の記事もあわせてご覧ください。
品川翔英小学校は、方針がはっきりしている学校です。だからこそ、合うご家庭にはこれ以上ない環境になり、合わないご家庭には窮屈に感じられます。この見極めこそが、学校選びでいちばん大切な作業です。
ご家庭の方針を整理したいときは、オンライン個別相談でご相談ください。志望理由としてまとめる段階になりましたら、オーダーメイド願書作成サポートとオンライン面接レッスンもご用意しています。
【品川翔英小学校】の進学についてよくある疑問
系列の品川翔英中学校へは、希望すれば必ず進めますか
系列校として品川翔英中学校がありますが、進学の条件や仕組みは年度によって変わることがあります。内部からの進学がどのような形で行われるのかは、学校説明会で直接ご確認いただくのが確実です。
校外の塾には通う必要がありますか
学校では、算数と理科でオリジナルテキストを使い、4年生から4教科の問題集を併用する指導がおこなわれています。放課後には翔英ゼミという中学受験コースもあります。
とはいえ、志望する中学校によっては、校外の塾を併用されるご家庭もあります。実際にどのくらいの児童が塾に通っているのか、何年生から通い始めるのかは、説明会でぜひお尋ねください。ご家庭の費用と時間の計画に直結する情報です。
中学受験をしないという選択はできますか
学校公式サイトには「本校の児童は100%中学入試を受験します」とあります。学校全体がその前提で動いていますので、お子さまだけ受験しないという道は、現実的には想定しにくいと考えておくべきでしょう。
この点に不安がある場合は、系列校へそのまま進む一貫校型の私立小学校も視野に入れて、比較検討されることをおすすめします。
ついていけるか心配です
1年生からの毎日10分から30分の宿題、3年生からのLEARNER’S TIMEなど、学習の習慣を積み上げる仕組みが用意されています。少人数制で先生の目も行き届く環境です。
いきなり難しいことを求められるわけではありませんので、入学前に先取り学習をしておく必要はありません。それよりも、毎日机に向かう習慣を、ご家庭でつけておくことのほうが大切です。
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