追手門学院小学校の進学実績について知りたいです。
中学受験を考えていますが、学校でどこまで対応してもらえるのでしょうか?系列の中学校への内部進学も気になります。
追手門学院小学校は、50年以上前から続く教科担任制と6年生のコース別学習で中学受験を学校ぐるみで支えながら、系列の追手門学院中学校・追手門学院大手前中学校への内部進学推薦制度も持つ、進学に強い伝統校です。
大切なのは、以下の3点です。
・5・6年生は国語・算数・社会・理科の4教科を中学入試対応の専門教科担任が指導すること
・6年生は進学希望に応じたコース別学習で、志望校を見すえた対策ができること
・系列2中学への内部進学推薦制度があり、優先して進学できること
追手門学院小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
追手門学院小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【追手門学院小学校】進学の全体像は「中学受験」と「内部進学」の両にらみ
追手門学院小学校は、1888年(明治21年)創立の西日本で最も歴史のある私立小学校で、卒業生は1万3千人を超えます。卒業後の進路については、外部の私立中学校への中学受験と、系列中学校への内部進学という2つの道が用意されているのが大きな特徴です。
- 中学受験:教科担任制やコース別学習など、学校の授業そのものが中学入試を見すえた体制
- 内部進学:追手門学院中学校・追手門学院大手前中学校への内部進学推薦制度があり、優先して進学が可能
小学校受験の段階では、お子さまが12歳になったときにどちらの道を選ぶかまで決めきれないご家庭がほとんどです。その点、追手門学院小学校は「外部受験に挑戦する力を学校で育てながら、系列中学という選択肢も確保しておける」という、進路の柔軟性を持った学校といえます。
この記事では、公式サイトで確認できる進学指導の仕組みを1つずつ見ていきましょう。学校全体の教育内容は追手門学院小学校の特色の記事もあわせてご覧ください。
【追手門学院小学校】50年以上前から続く教科担任制
追手門学院小学校の進学指導の柱が、教科担任制です。公式サイトでは次のように案内されています。
- 5・6年生の国語・算数・社会・理科の4教科は、中学進学に対応した専門の教科担任が指導
- 50年以上前から続く、同校が先駆けとなった制度
- 2022年度からは4年生にも導入(国語と算数)
- 5・6年生の国語・算数は2人の教員による指導体制
小学校では担任がすべての教科を教える学級担任制が一般的ですが、中学入試で問われる4教科を専門の教員が教えることで、教科の深さに対応できるのがこの制度の強みです。半世紀以上にわたって積み重ねられてきた指導のノウハウが、そのまま中学受験対策の土台になっています。
また、低学年のうちから読み・書き・計算の基礎を徹底し、毎学期計算大会が行われるなど、高学年の受験学習を支える基礎学力づくりも大切にされています。
【追手門学院小学校】6年生のコース別学習と進学指導体制
高学年になると、進学に向けた仕組みはさらに手厚くなります。公式サイトで確認できる内容は次のとおりです。
- 独自カリキュラムにより、6年生の1〜2学期までに小学校の学習内容を終える
- 6年生は国語・算数・社会・理科の4教科で、進学希望に応じたコース別のクラス編成
- 6年生では志望校の出題傾向に合わせたクラスの組み替えも実施
- 放課後の「OTEMON講座」では、4〜6年生の希望者が教員の専門性を生かした学習に参加可能(英検対策講座もあり)
- 進学指導部が関西各地の私立中学校と密接な連携体制を持ち、実力テストや模擬テストを多数実施
- 積み重ねられたデータの分析にもとづく進学指導
先取りで学習内容を終えたうえで、入試までの期間を演習と志望校対策にあてるという流れは、中学受験塾のカリキュラムと同じ発想です。それが学校の正課の中で行われ、さらに私立中学校との連携やデータにもとづく進路面談まで受けられるのは、進学校ならではの環境といえるでしょう。
ただし、志望校や学習の進み具合によっては、家庭での学習の組み立ても大切になります。学校の学習と家庭学習のバランスに悩まれたときは、家庭学習サポートもお役立てください。
【追手門学院小学校】内部進学推薦制度で系列中学へ優先的に進学できる
追手門学院小学校には、系列の追手門学院大手前中学校・追手門学院中学校への内部進学推薦制度があり、優先して進学することができると公式に案内されています。
追手門学院の系列校は、次のように幼稚園から大学までそろっています。
- 幼保連携型認定こども園 追手門学院幼稚園
- 追手門学院中学校・追手門学院高等学校
- 追手門学院大手前中学校・追手門学院大手前高等学校
- 追手門学院大学・同大学院
内部進学の道があることは、中学受験期のご家庭の心理的な支えにもなります。外部受験では第一志望に届かないことも起こり得ますが、系列中学という進路が確保されていれば、必要以上に追い詰められることなく挑戦できるからです。また、追手門学院大手前中学校は小学校と同じ大手前の地にあり、慣れ親しんだ環境で学び続けられるという良さもあります。
外部受験に挑戦しつつ系列中学という進路も持てることは、12歳の時点での選択肢を広げるという意味で、大きな安心材料です。一方で、推薦の基準や手続きの詳細は公式サイトでは確認できませんでしたので、内部進学を軸に考えたいご家庭は、説明会や個別相談会で直接確認しておくことをおすすめします。
【追手門学院小学校】進学実績の調べ方
「実際にどの中学校へ進学しているのか」は、多くのご家庭が気になるところでしょう。追手門学院小学校では、直近3年間の進学状況をまとめた資料(PDF)が公式サイトの進学のページで公開されています。具体的な進学先の学校名は、ぜひこの公式資料でご確認ください。
進学実績を見るときは、次のような視点を持つと学校選びに生かせます。
- 単年ではなく複数年の傾向で見る(年によって顔ぶれは変わるため)
- ご家庭が志望する中学校のタイプ(難関校・付属校・女子校/男子校など)への進学があるか
- 内部進学と外部受験の割合から、学校の雰囲気を想像してみる
また、説明会や個別相談会では進学指導について質問できる機会もあります。資料の数字と学校の生の説明をあわせて確認すると、6年後のイメージがより具体的になります。説明会の日程は追手門学院小学校の説明会の記事をご覧ください。
【追手門学院小学校】進学に関するよくある質問
全員が中学受験をするのですか?
進路の内訳は公式サイトでは公表されていません。ただ、6年生の4教科コース別学習や志望校の出題傾向に合わせたクラス組み替えが正課として行われていることから、外部受験への挑戦が学校生活に自然に組み込まれている環境だと考えられます。内部進学推薦制度もあるため、外部受験一択ではなく、お子さまに合わせて進路を選べます。
中学受験のために塾は必要ですか?
学校としての受験対応は手厚い一方、塾の要否は志望校とお子さまの状況によって変わるため、一概には言えません。まずは学校のカリキュラムとOTEMON講座を軸に考え、必要に応じて外部の学習を組み合わせるのが現実的です。判断に迷われた場合は個別相談でご相談いただけます。
進学に強い学校だと、入試の難易度も高いのでは?
追手門学院小学校の入学試験は、知能、運動能力、基本的な生活習慣や生活態度、行動観察、保護者面接を総合的に判定する方式で、学力だけを問うものではありません。難易度の考え方は追手門学院小学校の偏差値・難易度の記事で、対策の進め方は受験対策の記事で詳しく解説しています。
低学年のうちは何をしておけばよいですか?
追手門学院小学校では、低学年から読み・書き・計算の基礎を徹底し、毎学期計算大会に取り組むなど、基礎学力づくりが重視されています。ご家庭では、学校の学習を丁寧に積み重ねることと、机に向かう習慣・生活リズムを整えることが、高学年からの受験学習の何よりの土台になります。焦って先取りするより、日々の学習を確実にこなす姿勢を育てておきましょう。
共働きでも中学受験まで乗り切れますか?
最長18時30分まで利用できるアフタースクール「とらの子クラブ」や放課後のOTEMON講座など、放課後の学びを支える環境が校内にそろっていますので、共働き家庭でも学習サポートの計画は立てやすい学校です。働きながらの通学・サポート体制については追手門学院小学校の共働き家庭の記事で詳しく解説しています。
あわせて読みたい
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)

























