小学校受験面接でPTAについて質問されたらどうすればいいの?
小学校受験の面接では、PTAについての質問をされることが多々あります。
私立小学校の中には、保護者と共に子どもを育てたい、という信念を持つ学校も多くありますから、事前にPTA活動への理解を把握したいのでしょう。
では、このような質問をされた場合、どう対処すれば良いのでしょうか。
本記事では、面接回答集作成付き小学校受験面接特訓を行う筆者が面接でPTAについて質問された時の答え方について詳しく解説します。
小学校受験の面接でPTAについて質問された時はどうすれば良いのかお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
小学校受験の面接でPTAについて質問される理由
小学校受験の面接では、「幼稚園でのPTA活動経験の有無」「小学校でPTAへの協力意思はあるか」の2点について質問される場合があります。
PTAという言葉を使わなくても、「保護者会」「父母の回」「親の集い」などに関する質問は全て同じです。
まだ合格していないのに、なぜこのような質問をされるのかと疑問を抱く方もいらっしゃいます。
まず、これらの質問がされる理由を考えましょう。
保護者との連携を特に重視するため
私立小学校では、保護者との連携を特に重視し、月に1度保護者と教師が対話する会を設ける学校もあります。
また、ミッション系の学校は奉仕活動も盛んですから、それらをまとめるPTAの活動は多岐に渡るでしょう。
面接の段階でどの程度参加意欲があるのかわかれば、学校側も安心できます。
逆に言えば、ここで言葉が詰まったり、表情が固くなったりする保護者であれば、連携に支障があるのではと不安を感じてしまいます。
回答は先に用意しておきましょう。
行事が多い学校
公立校と比べて行事が多い私学ですが、中にはかなりの頻度で親も参加可能な行事が開催される学校もあります。
そういった学校の場合、大抵はPTAも行事の運営に協力しなければいけません。
学校側も説明会で、「うちは行事が多いです」と名言されるので、志願されたのであれば皆さん理解はしているのでしょう。
しかし、学校側としては入学後に「思ったより大変だ、話が違う」と言われては困ります。
ですから事前にPTA活動への質問から、どの程度理解があるのか、協力する姿勢があるのかを知りたいのです。
単純に役員経験について知りたい
幼稚園での役員経験を問われた場合、役員経験や内容を知ることで、入学後にも活かしてもらえるかを知りたいという意図もあります。
PTAの盛んな学校では、経験者であると好印象です。幼稚園でそれなりの活動をした実績があれば、小学校入学後も学校にしっかりと協力してもらえることが想像できます。
また、役員経験があるということは、幼稚園の先生方にとって良い保護者であることが推測できます。
面接官は、モンスターペアレントの入学は避けたいので、PTA経験者であることは一つの判断基準になるのでしょう。
小学校受験の面接でPTAについて質問された時の答え方
小学校受験でPTAについて質問された場合、特に経験がなければ咄嗟の切り返しは難しいでしょう。では、どのような答え方が理想的なのでしょうか。
誰がどう協力するのか具体的に
学校側が一番わかりやすいのは、どちらの保護者がどう関わることができるのか素直に教えてもらえることです。
「私は専業主婦ですので、いつでも参加可能です。御校のPTAでは◯◯活動をされていると伺い、ぜひとも協力させて下さい」
と、学校説明会や在校生の親から聞いた活動内容に触れながらお話するとより良いですね。
共働きであっても協力姿勢は見せる
共働きでもPTAに積極的に参加できる場合は上記のような内容が好ましいのですが、役員としての活動は難しい方もいるでしょう。
そのような場合でも、学校やPTAへ協力させていただきたい、という姿勢は必ず見せてください。
「共働きですが、御校と心を通わせ行事等にも協力させていただきたいと思います」
といった、ぼかしつつも学校への理解はある、という内容であれば特に問題はありません。
経験の有無より前向きな態度
幼稚園でのPTA役員経験はなくても、行事には参加し、出来る限り協力したことを伝えてください。
また、小学校に対しても同じように関わりたいという前向きさがあれば、経験の有無は大きな問題にはなりません。
「下の子が生まれたばかりで残念ながら役員経験はできませんでしたが、成長してまいりましたので御校ではぜひとも様々な面で協力させていただきます」
「残念ながら機会はありませんでしたが、自分にできる最大限の協力はしてまいりました。御校にご縁をいただきましたら、ぜひ継続して夫婦でお手伝いをさせてください」
といった回答が好ましいでしょう。
【小学校受験】PTAについて聞かれたときの、そのまま使える答え方
考え方が分かっても、いざ口に出そうとすると迷うところです。ご家庭の状況別に、実際にお使いいただける言い方を挙げておきます。
共働きで平日の昼間が難しいご家庭の場合は、できないことを先に言わないのがこつです。「平日の日中は難しいこともございますが、休日の行事の運営や、持ち帰ってできる作業であればお引き受けできます。年度の初めに予定が分かれば、休みを調整して伺います」。このように、できる形を具体的に示すと、後ろ向きな印象になりません。
お母様が家庭にいらっしゃるご家庭は、「何でもやります」で終わらせないでください。「学年の役員など、行事の準備でお役に立てることがあれば喜んでお引き受けします。上の子の園でも会計を担当しておりました」。経験があるなら一言だけ添えると、具体性が出ます。
きょうだいがいて動きにくいご家庭は、正直に、けれど代わりの形を示します。「下の子がまだ小さいため、会議に毎回出るのは難しいかもしれません。その分、当日の運営や自宅でできる準備は積極的にお引き受けしたいと考えております」。
いずれの場合も、守れない約束はしないでください。入学後に来る負担は現実のものです。面接で気持ちよく答えた内容が、翌年ご自身を苦しめることもあります。共働きでの受験もあわせてご覧ください。
【小学校受験】面接のPTAの質問についてよくある質問
役員をやると答えたほうが有利になりますか
役員を引き受けると答えたから合格する、ということはありません。見られているのは、学校の活動をどう受け止めているかという姿勢です。無理のある約束より、続けられる関わり方を答えるほうが、ご家庭にとってもよい結果になります。
父と母のどちらが答えればよいですか
たずねられた側が答えるのが基本です。ただ、実際に動くのがお母様であっても、お父様が「私も休日は参加します」と一言添えられると、家庭で分担している様子が伝わります。事前にどちらが主に答えるかだけ決めておきましょう。
実際の負担がどのくらいか分かりません
学校によってまったく違います。活動が活発な学校もあれば、簡素にしている学校もあります。説明会や見学会で、在校生の保護者の方や先生に直接おたずねするのがいちばん確かです。数字は公表されていないことが多いので、伝聞ではなく学校からの説明で確かめてください。
できないと正直に言ってもよいのでしょうか
「できません」で止めないことが大切です。難しい事情があるなら、その事情と、代わりにできることをセットで伝えてください。誠実に説明されたご家庭が、それだけで不利になることはありません。答え方に迷われたら、面接レッスンやオンライン個別相談もご利用いただけます。
【小学校受験】面接でPTAについて質問されたら?プロが解説
PTAに関する質問は、合否に直結する重要なものではありませんが、学校側に安心感を与えるためには非常に大切なものです。
今後長くお付き合いをしていく学校ですから、お子さんだけでなくご両親も入学後のビジョンを固めておく必要がありますね。
保護者の印象を大きく変える可能性もある質問回答については、悩まれる方も多いでしょう。
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