関西創価小学校の入学考査では、親子での面接が行われます。しかも、この面接は考査よりも先に、8月の下旬に実施されます。ここでは、公表されている範囲をもとに、面接という場で何が見られているのかを整理します。質問の内容は年度によって変わるため、答えを暗記するのではなく、ご家庭の考えを自分の言葉で語れるようにしておくことが大切です。
面接が考査より先に行われる
関西創価小学校の入学考査では、親子での面接が8月の下旬に行われ、その後、9月に入ってから考査が実施されます。面接と考査が別の日に分かれており、しかも面接のほうが先に来ます。
これは、ご家庭の考えを伝える機会が、子どもの考査よりも前にあるということです。夏の時点で、なぜこの学校を選ぶのかを言葉にできている必要があります。準備の開始は、そのぶん早めになります。
出願はウェブを通じて夏の間に行われます。日程は年度によって変わりますので、募集要項が公表されたら早めに目を通しておきましょう。
親子で臨むという形
面接は親子で臨む形をとっています。お子さんが答える時間と、保護者が答える時間の両方が設けられます。お子さんだけ、あるいは保護者だけを見るのではなく、家庭全体の姿を見ようとする形式です。
緊張する場面ではありますが、面接は試験官がご家庭を値踏みする場ではありません。学校の考え方とご家庭の考え方が重なるかどうかを、たがいに確かめる時間だと捉えると、気持ちが楽になります。
当日の受け答えは、練習どおりに進むとは限りません。想定していなかった問いが来ることもあります。そのときに大切なのは、正しく答えることではなく、正直に、自分の言葉で話そうとする姿勢です。
お子さんについて見られていること
お子さんに対しては、日ごろの生活に関することが幅広く問いかけられます。ここで見られているのは、知識の量ではありません。相手の話を最後まで聞けるか、聞かれたことに対して答えようとするか、という姿勢です。
答えに詰まってしまっても、それだけで評価が決まるわけではありません。むしろ、黙り込まずに考えようとする様子や、わからないことをわからないと言える素直さが、良い印象につながることもあります。
関西創価小学校が掲げる、明るい子、思いやりのある子、ねばり強い子という姿は、面接の場でも表れます。日ごろの会話の積み重ねが、そのまま力になります。
保護者について見られていること
保護者に対しては、ご家庭の教育に対する考え方や、学校をどう理解しているかが問われます。関西創価小学校は、人と人、人と自然、人と文化の関わりを大切にしながら価値を創造するという建学の精神を掲げています。
世界の平和と人々の幸福に寄与する人を育てるという理念です。この考え方をどう受け止めているかは、避けて通れない部分です。小学校から大学まで系列の学校が続くことも含めて、長い時間を見通した理解が求められます。
ご夫婦の間で考えが食い違っていると、その場でずれが表れてしまいます。受験を決めた理由、家庭で大切にしていること、お子さんに育ってほしい姿。この三つは、事前に言葉にしてそろえておきましょう。
面接に向けた家庭の準備
面接の準備というと、想定問答を作って覚えることを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、覚えた言葉は、少し角度を変えて問われるとすぐに崩れてしまいます。
それよりも、ご家庭の中で対話の時間を持つことをおすすめします。どうしてこの学校がよいと思ったのか、お子さんにどう育ってほしいのか。話すうちに、自分たちの言葉が見つかってきます。
その言葉があれば、当日どんな問いが来ても、落ち着いて向き合うことができます。夏までに、その時間をつくっておきましょう。
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