一燈園小学校の学費はどのくらいかかりますか?
私立の小学校は高いイメージがあるので、6年間の見通しも知りたいです。
【一燈園小学校】学費の全体像(公式サイトより)
一燈園小学校(京都市山科区・学校法人燈影学園)の学費は、公式サイトの「学費・入学金」ページ(2026年8月時点の掲載内容)によると次のとおりです。
- 入学考査料:15,000円
- 入学金:120,000円
- 授業料:396,000円/年
- 教育充実費:48,000円/年
- 施設設備費:84,000円/年
- 初年度納付金:648,000円
授業料・教育充実費・施設設備費を合わせた経常的納付金は年額528,000円、月あたりに換算すると44,000円です。初年度はこれに入学金120,000円が加わり、合計648,000円となります。
このほかに給食費・教材費等が別途必要と明記されています。金額は年度や学年により変わる可能性がありますので、最新の情報は必ず募集要項と公式サイトでご確認ください。
学校の教育内容や入試の全体像は一燈園小学校の受験ガイド総まとめで解説しています。
【一燈園小学校】受験から入学までにかかる費用
受験を決めてから入学式を迎えるまでに必要な費用を、時系列で整理してみましょう。
まず出願時に入学考査料15,000円を納めます。A日程・B日程とも同額です。合格後は入学手続の期限(令和9年度入試のA日程では合格発表の1週間後)までに、入学金120,000円を含む納付が必要になります。
ここで注意したいのが、公式サイトに「一旦納入された学費等は、原則として返金いたしません」と明記されている点です。併願校の結果を待ってから手続きしたいご家庭は、手続期限と納付額をあらかじめ一覧にして、意思決定の期日を決めておきましょう。
また、入学準備としてランドセルや学用品、通学用の衣類などの費用も見込んでおく必要があります。一燈園小学校には制服がないとされているため、制服の採寸・購入費用がかからない一方、日々の私服の準備は必要です。入学時の詳しい準備品は、合格後の学校からの案内でご確認ください。
出願スケジュールの詳細は一燈園小学校の入試日程の記事にまとめています。
【一燈園小学校】6年間・小中高一貫で見た学費の見通し
一燈園小学校は小中高一貫教育の学校ですから、学費も長い目で見ておきたいところです。
小学校の経常的納付金は年額528,000円ですので、6年間の単純計算では3,168,000円に、給食費・教材費等が加わるイメージです。
公式サイトには中学校・高等学校の学費も掲載されています。中学校は授業料504,000円/年・教育充実費48,000円/年・施設設備費108,000円/年(初年度納付金780,000円)、高等学校は授業料516,000円/年・教育充実費48,000円/年・施設設備費108,000円/年(初年度納付金792,000円)です。
小学校卒業生の大半は一燈園中学校に進学するとされていますので、小中高12年間を見据えて家計の計画を立てておくと安心です。高等学校については、京都府の就学支援制度や奨学金制度などが利用できる場合があると公式サイトに記載されています。
なお、電車通学の場合は通学定期代も毎月の固定費になります。一燈園小学校は京阪京津線「四宮」駅から徒歩6分(公式サイト表記)ですので、ご自宅の最寄り駅からの経路と定期代も確認しておきましょう。
【一燈園小学校】学費の減免制度・奨学金
一燈園小学校には、家計の負担を軽くする制度が複数用意されています。公式サイトで確認できるのは次の内容です。
- 兄弟・姉妹がいずみ幼稚園、一燈園小学校・中学校・高等学校に在学している場合の授業料減免
- 経済的な事情がある場合の授業料減免
- 収入に応じた通常の減免制度のほか、学園独自の減免制度や奨学金制度
併設のいずみ幼稚園から小学校、中学校、高等学校まで、きょうだいで燈影学園に通うご家庭には優しい制度設計です。減免の条件や金額は個別の事情によりますので、該当しそうな方は出願前に学校へ相談しておくことをおすすめします。お金のことは聞きにくいと感じるかもしれませんが、学校側も家庭の状況を理解したうえで受け入れたいと考えているはずですから、遠慮はいりません。
減免や奨学金の相談は、一般に「出願前の説明会や個別相談の段階」で早めに切り出すのが鉄則です。合格後に初めて相談するよりも、事前に見通しを共有しておくほうが、ご家庭も学校も安心して入学準備を進められます。電話(平日9時〜17時)やメールフォームでの問い合わせ窓口があるほか、遠方の方向けにオンラインでの個別相談も用意されていますので、活用してみてください。
【一燈園小学校】学費から見えるこの学校の価値
学費を検討するときは、金額の大小だけでなく「その学費で何が得られるか」を見ることが大切です。
一燈園小学校は1学年10名前後、全校児童55名ほどのきわめて小さな学校です。この規模で、リトミック・日本舞踊・剣道・珠算・筝曲などの伝統文化教育を専門の講師の指導で受けられ、ネイティブ講師との英会話授業もあります。毎朝の朝課(礼拝・瞑想)や食堂での黙食給食など、人間形成を重視した教育が日常に組み込まれているのも、この学校ならではです。
筆者はこれまで全国の私立小学校の受験をサポートしてきましたが、都市部の私立小学校では、授業料に諸費を合わせた年間の納付金が100万円を超える学校も珍しくありません。それと比べると、一燈園小学校の経常的納付金は年額528,000円ですから、大人数の学校では行き届きにくいきめ細かさをこの水準で受けられるのは、教育内容に対して決して高くないというのが筆者の見方です。
もちろん、学費の安さだけで学校を選ぶのは本末転倒です。一燈園小学校は「根本のことを自然な方法で教える」という独自の教育方針を持つ学校ですから、その方針にご家庭が心から共感できるかどうかを、説明会や見学で必ず確かめてください。
さらに、放課後は17時まで(延長は18時まで)児童を預かってもらえ、希望者は夏休み期間中の預かりもあるため、共働きのご家庭でも通わせやすい環境です。預かりにかかる費用の詳細は公式サイトに記載がないため、説明会などでご確認ください。
【一燈園小学校】学費のよくある質問
最後に、学費についてよくいただくご質問にお答えします。
「学費の支払い方法や納入時期はどうなっていますか」という質問については、公式サイトに詳細の記載がないため、募集要項や学校へのお問い合わせでご確認ください。
「寄付金や学債はありますか」という質問も多いのですが、こちらも公式サイトには記載がありません。説明会や個別相談の場で直接確認しておくと安心です。
「給食費はいくらですか」という質問については、給食費は別途必要とだけ公式サイトに記載されています。一燈園小学校は自校給食で、食堂でみんなそろっていただくスタイルです。金額は学校にご確認ください。
「学費以外に習い事の費用は必要ですか」という質問には、学校の正課だけでも伝統文化や英会話まで幅広く学べるため、受験期のような習い事の掛け持ちは必須ではないとお答えしています。ご家庭の教育費全体の配分に迷われたら、オンライン個別相談で志望校選びからお金の考え方まで一緒に整理できます。受験準備の進め方は家庭学習サポートもご活用ください。
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