雲雀丘学園小学校では、どんな教育が行われているのでしょうか。
教育目標は「高く、豊かに、たくましく」
同校は「高く、豊かに、たくましく」を教育目標に掲げ、豊かな人間づくりを基調に、個性を伸ばす教育を目指しています。どんな苦労も乗り越えて前進する力を育てることを大切にしています。
創立の精神には「孝道を人間の根本義と考え、社会のために尽くす」という考えが据えられています。感謝の心と、たくましい実践力を持つ人間の育成を掲げています。
創立者は、サントリーの創業者としても知られる鳥井信治郎です。1950年の創立以来、幼稚園から高校までを擁する総合学園として歩んできました。
探究心を育てる学びを重視
入試でも「自分で考えて操作し、判断して、自分なりの根拠を持って答える」姿勢が重視されるように、日々の学びでも探究する力が大切にされています。
見るもの聞くものに興味を持ち、手を動かして確かめる経験を通じて、自分で考える力を育てることを重んじています。
知識を覚えるだけでなく、なぜそうなるのかを考える姿勢は、その後の学びを支える土台になります。
英語・国際教育とグローバル研修
同校では英語や国際教育に力を入れており、学年ごとにグローバル研修が行われています。低学年から段階的に、国際的な視野を広げる機会が用意されています。
希望者を対象としたニュージーランド研修もあり、姉妹校との交流を通じて、実際に海外での経験を積むことができます。
早い段階から異文化に触れる機会があることは、これからの時代に必要な力を育てるうえで大きな特色といえます。
体験を重んじる多彩な行事
年間を通じて、臨海学舎(5年)、山の学舎(3年)、森の学舎(2年)、スキー学校(4年)など、自然のなかでの宿泊体験が用意されています。
運動会やマラソン大会、総合発表会など、体力と表現力を育てる行事も豊富です。学年に応じた多彩な体験が学びを支えています。
教室の中だけでなく、体を動かし、自然に触れる経験を重ねることで、たくましさと豊かな感性を育てる狙いがあります。
家庭で意識しておきたいこと
まずは、学校が大切にする「自分で考える力」を、家庭でも育てていきましょう。日常の出来事について、理由を尋ねて考えさせる会話が有効です。
あわせて、国際教育や体験活動に前向きに取り組めるよう、いろいろな経験に触れる機会を家庭でも用意しておくとよいでしょう。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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公式サイトが説明している教科ごとの学び
教育内容は、公式サイトの「教科教育」のページに教科ごとの目標と特色がまとめられています。2026年8月時点の記載から、主要な教科を確認しておきましょう。
英語は、Hibariオリジナル教材を使い、1年生からJolly Phonicsを導入しています。Jolly Phonicsは世界150ヵ国で採用されているフォニックス教材です。目標として掲げられているのは「英語で表現することの楽しさを実感し、自ら積極的に英語を使う力を身につける」ことで、卒業時に中学2年生レベルの英文読解力に達することを目指すと明記されています。4年生から6年生を対象に、TOEFL PrimaryとTOEFL Juniorも実施されます。
国語の目標は「理解したことや考えたことなどを適切に言語化して伝えることができる」こと。ひらがな指導、漢字黒板での語彙育成、2年生からの読解力向上プログラム、「あのね帳」での表現活動、プレゼンテーションの機会の拡充が特色として挙げられています。
算数は「自分の考え方を、言葉と式や図などを組み合わせて表現することができる」ことが目標で、クラス全員で解き方を出し合う授業、毎日の宿題プリント、毎授業内での計算力強化が行われます。社会では3年生から新聞作成の指導があり、外部コンクールでの団体賞受賞の実績があると記載されています。理科の目標は「実験や観察を通してふしぎに気づき、考え、確かめ、伝える力を育てる」ことです。
総合(情報)は「自ら考えて動く『考動』」がテーマです。児童自身が学習計画を立て、1人1台のタブレットでプレゼンテーションを行い、生成AIを活用して課題を深掘りする学習が紹介されています。
副教科にも特色があります。図工では、低学年で接着剤類の正しい使い方を学び、中学年で釘・かなづち・のこぎり・彫刻刀を初めて使い、高学年で電動糸のこぎりを使った作品制作に取り組みます。音楽は2年生と5年生の発表会、2・3年生の和太鼓、4・5年生の箏の学習があり、校外では私学連合発表会や「一万人の第九」に参加します。体育は1年生から少人数のレベル別で水泳指導が行われ、5年生の臨海学舎で1km遠泳ができるレベルを目指します。1〜4年生は担任と専科のティームティーチング、5・6年生は専科による指導です。
読書は独立した教科として位置づけられており、低学年は週2回の読書授業があります。図書部の児童が図書館を運営し、タブレットから24時間、蔵書検索と貸出予約ができる仕組みも整えられています。習字では甲骨文字などの古代文字に挑戦し、逆筆・蔵鋒といった高校レベルの技法まで学びます。家庭科では調理や製作の実習に加えて、和食・行事食・刺し子・ふろしきといった日本文化の学習、防災・消費者教育・環境の視点を取り入れた学習が行われます。道徳では10月1日の「親孝行の日」に向けた実践活動と、年2回の「未来への道しるべ」で創立の精神を振り返る時間があります。
教室の外に用意されている学びの場
公式のデジタルパンフレットには、教科の枠を越えた体験も紹介されています。
5年生は竹野浜での臨海学舎で1km遠泳に挑戦します。4年生は鉢伏高原で2泊3日のスキー学校。6年生はニュージーランドの姉妹校Omokoroa No.1 Schoolで10日間のホームステイを経験し、長崎県・熊本県への修学旅行、大阪城ホールで佐渡裕さんの指揮のもと合唱する「1万人の第九」にも参加します。3・5・6年生には、英語環境で丸一日を過ごす年10時間の「グローバル研修」が用意されています。年間行事には11月の湖の学舎、12月の山の学舎も挙げられています。
自然学習施設「ひばりの里」では、1・2年生が遊びと生き物探し、3年生が田植えから収穫、脱穀まで(収穫量24kg)、4年生が生き物観察を行います。上級生と下級生がペアになる「きょうだい学級」は、春の徒歩遠足と毎週の全校集会で活動します。
学びを支える環境としては、図書館、50mプール、体育館、学園記念講堂、体育ホール、運動場、音楽室、図工室、ベル広場、プレイパーク、天体観測ドーム、実際に走っていた蒸気機関車を展示するSL広場が紹介されています。施設全体が冷暖房完備で、関西の私立小学校で唯一だと記載されています。全校児童は860名、1クラス36名の4クラス編成です。
教育内容についてよくある質問
Q. 英語はどのくらいの力を目指しますか
公式サイトには、卒業時に中学2年生レベルの英文読解力に達することを目標とすると明記されています。1年生からJolly Phonicsを導入し、4〜6年生でTOEFL Primary・TOEFL Juniorを実施します。
Q. 週あたりの授業時間数はどこで分かりますか
教科ごとの時間数や専科教員の人数は、2026年8月時点の公式サイトには記載がありませんでした。学校説明会や個別相談で確認してください。
Q. ICTはどのように使われますか
総合(情報)で1人1台のタブレットを活用したプレゼンテーションが行われ、生成AIを使って課題を深掘りする学習も紹介されています。読書の授業では、タブレットから24時間、蔵書検索と貸出予約ができます。
Q. 学習の土台は毎日どのように作られますか
朝と昼にそれぞれ20分ずつ「ひばりタイム」という短時間学習の時間があり、計算・漢字・英語に取り組みます。算数では毎日の宿題プリントと毎授業内での計算力強化も行われています。
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