「雙葉小学校の偏差値って、どのくらいなのかな?」
「受験を考えているけれど、入学難易度はどのくらい高いの?」
小学校受験に偏差値は存在するのか
雙葉小学校の偏差値が気になる方は多いですが、基本的に小学校受験に偏差値はありません。
小学校受験の考査では、ペーパー試験のほか運動・絵画・巧緻性・行動観察・面接があり、合格者の能力を学力のみで計らないためです。
また、両親も考査の対象であり、子どもの出来が良ければ必ず合格できるともいえないのが小学校受験です。
特に雙葉小学校の合格基準は、ペーパー試験のほかに高い基準があるとされており、偏差値は出せません。
そのため、系列の中学校偏差値から、雙葉小学校の偏差値を確認していきましょう。
雙葉小学校の偏差値
雙葉小学校(雙葉中学校)の偏差値は67です。
この数字は中学受験偏差値を参考にしていますが、雙葉小学校は小学校受験をする子どものうち優秀層が志望するため、小学校受験偏差値としても大きな違いはないと思われます。
雙葉小学校の偏差値を他の小学校と比べてみる
ここからは、雙葉小学校の偏差値を、受験校を選択する際に比較されやすい他の私立小学校と比べてみましょう。
| 校名 | 雙葉小学校 | 白百合学園小学校 | 聖心女子学院初等科 |
| 偏差値 | 67 | 64 | 50(過去偏差値からの予想) ※中学募集停止により詳しい偏差値が出ません |
雙葉小学校と比較検討されやすい小学校は、白百合学園小学校と聖心女子学院初等科です。
白百合学園小学校と聖心女子学院初等部は、雙葉とおなじカトリック系の学校であり、建学の精神が似ています。
白百合も雙葉同様に医学部を目指す家庭が多い特徴があり、偏差値が高いですが、雙葉のほうがさらに高いです。
ただし、雙葉小学校は「うちは進学校ではございません」と説明するなど、偏差値や進学実績を見て受験する家庭を、やや牽制する動きがみられます。雙葉小学校の良さは偏差値ではない点に注意が必要です。
雙葉小学校の倍率の推移
雙葉小学校の出願倍率は7〜12倍です。
雙葉小学校は、受験者数や倍率を公表していませんが、例年400人ほどの志願者が集まります。2013年には8倍だった倍率が、2023年には10倍を超えており、コロナ時期にはやや下がったものの高い倍率を維持しています。
志願者に対して募集人員は40名と、白百合の60名や聖心の96名と比べ少なく、倍率が高くなりやすい学校です。
また、雙葉小学校は第一志望者が多く辞退者が少ないことから、募集人員に等しい人数しか合格者がでません。そのため実質倍率もかなり高いことが予想されます。
近年の小学校受験では、出願して時間が合えば受けるなど出願が気軽なものになっている傾向があります。しかし雙葉小学校の志願者は本気度も高いため、競争率が高い点に注意しましょう。
雙葉小学校の偏差値と倍率からみる入学の難易度
雙葉小学校の系列校である雙葉中学校は、中学受験における女子御三家の一つであり、偏差値は67です。雙葉小学校は伝統的なお嬢様学校でありながら、高い学力水準がある点で人気が高く、倍率は10倍を超えます。
また、雙葉出身の母親が子どもを雙葉にいれたいと希望するケースが多く、関係者が集まりやすい学校でもあります。雙葉小学校の入学難易度は極めて高く、最難関の小学校です。
雙葉小学校を受験する場合は、雙葉学園をよく理解し、しっかりと対策しましょう!
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【雙葉小学校】公式で確認できる数字と、確認できない数字
倍率や偏差値の話をする前に、線を引いておきたいことがあります。雙葉小学校は、出願者数・受験者数・倍率を公式に発表していません。偏差値についても同じで、そもそも小学校受験に公的な偏差値は存在しません。この記事を含め、世の中で見かける数値は、受験情報サイトや幼児教室が独自に集計・推計したものです。年度や集計方法によって変わりますので、絶対的な指標としては扱わないでください。
では、公式サイトから確実に読み取れるものは何か。2027年度の入試案内には、次のように記載されています。
- 募集人員:女子約40名
- 応募資格:2020年4月2日から2021年4月1日生まれの女児
- 通学時間:徒歩を含めて60分以内
- 登録期間:2026年9月7日(月)から10月2日(金)
- 願書受付:2026年10月1日(木)・2日(金)の消印
- 考査日:2026年11月1日(日)から3日(火)
- 面接:11月2日(月)・3日(火)のいずれか指定、保護者2名と本人
- 合格発表:2026年11月4日(水)
- 入学手続き:2026年11月5日(木)
倍率の推計値を追いかけるより、この「約40名」という規模のほうが、難易度の実感に直結します。学年の人数がもともと小さい学校だということです。
【雙葉小学校】難易度は「条件」から考えると見えてきます
倍率という数字は、分母と分子の話でしかありません。実際の難しさは、学校が示している条件のほうによく表れます。
通学時間60分以内という条件
公式サイトのQ&Aでは、通学時間について「徒歩を含めて60分以内であることが、入学の条件になります」と説明されています。これは合否の目安ではなく、入学の条件です。
この一行があるだけで、受験できるご家庭は地理的に絞られます。つまり、公表されていない倍率がかりに高かったとしても、その分母は「都内および近郊の、片道60分以内で通える家庭」に限られている、ということです。数字の大小だけを見て怖がる必要はありません。
チャンスが一度きりであること
もうひとつ押さえておきたいのが、編入試験がないことです。Q&Aには「ございません。復学制度がありますので、欠員の補充はしていません」と書かれています。転出した場合の復学は6年生の4月までであれば可能とされていますが、外部からの編入という入口はありません。
入学のチャンスが年長の11月の一度きりである。この事実が、難易度の体感を押し上げている面は確かにあります。だからこそ、併願の組み方と当日の体調管理が、学力と同じくらい重みを持ちます。
準備の方向は、学校の言葉が教えてくれる
では何を準備するのか。学校が掲げている教育目標は、「祈る心のある子ども」(感謝、礼儀、正直さ)、「思いやりのある子ども」(連帯感、協調性、責任感)、「実行力のある子ども」(勇気、誠実性、向上心)の3つです。校訓は「徳においては純真に義務においては堅実に」。
ここに挙がっている言葉に、短期間で仕上げられるものはひとつもありません。逆にいえば、日々の暮らしの中で積み上げてきたご家庭ほど、この学校とは相性がよいということです。ペーパーの点数を上げる努力と並行して、順番を待つ、あいさつをする、やると決めたことを最後までやる、といった当たり前を大切にしてください。
学校を知る機会も難易度のうち
2027年度に向けては、小学校説明会が2026年7月17日(金)・18日(土)に実施され、7月21日(火)から27日(月)に動画配信が行われると案内されています。個別相談会は2026年8月25日(火)に予定されており、対象は2020年4月2日から2021年4月1日生まれのお子さまの保護者のみ、一家庭につき保護者2名までとされています。
学校を知る機会は限られていますし、申し込みには期限があります。倍率の数字を検索している時間があるなら、この日程を押さえるほうが、合格には確実に近づきます。なお、日程・条件は年度によって変わりますので、最新の情報は雙葉小学校の公式サイトと入試案内でご確認ください。
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