雙葉小学校を卒業したら、みんなどこの中学校に進むの?
中学受験は必要なのか、大学までどうつながるのかを知りたい!
【雙葉小学校】は一貫教育の学校
雙葉小学校を理解するうえで、いちばん大切な点からお伝えします。雙葉小学校は、雙葉中学校・高等学校と同じ雙葉学園のもとにある学校です。
つまり、小学校に入学するということは、そのまま中学校・高等学校までの12年間を見据えるということになります。校訓である「徳においては純真に 義務においては堅実に」が、12年を通して一貫して掲げられています。
これは、学校選びの意味が大きく変わることを意味します。6年間ではなく12年間、ご家庭がこの教育方針と歩めるかどうかが問われます。
なお、内部進学の具体的な条件や仕組みは年度によって変わることがあります。必ず学校説明会で直接ご確認ください。
中学受験に追われない6年間
一貫教育のいちばんの価値は、中学受験の準備に小学校時代を費やさなくてよいことです。
首都圏では、中学受験のために小学4年生から塾に通い、週に何日も夜まで勉強するお子さまが少なくありません。放課後の時間も、家族で過ごす時間も、受験を中心に組み立てられていきます。
雙葉小学校では、その6年間を別のことに使えます。読書、音楽、スポーツ、友人との時間。目の前の点数ではなく、長く残るものを育てる時間が確保されます。
「小学校受験をするのは、中学受験をしないため」とおっしゃるご家庭は少なくありません。これは、決して逃げの選択ではなく、6年間の使い方を選ぶという積極的な判断です。
【雙葉小学校】12年間で育てられるもの
一貫教育の学校は、6年ごとに区切られる学校とは、育て方の設計が違います。
長い目で見た成長
中学受験がある学校では、小学6年生の秋が一つのゴールになります。そこに向けて力を集めていく必要があります。
一貫校では、そのゴールがありません。だからこそ、その学年でしか育たないものに時間をかけることができます。低学年で身につけた生活習慣が、高学年でどう花開くか。長い時間をかけて見守る設計になっています。
人間関係の積み重ね
同じお友だちと12年間を過ごすことになります。これは大きな財産です。
思春期を同じ環境で過ごした友人関係は、卒業後も長く続きます。保護者どうしのつながりも同様です。
一方で、人間関係がうまくいかなかった場合、環境を変えにくいという面もあります。ここは正直にお伝えしておきます。学校の雰囲気がお子さまに合うかどうかは、説明会や公開行事で必ずご自身の目で確かめてください。
宗教にもとづく教育
雙葉学園はカトリックの教育理念にもとづく学校です。校訓の「徳においては純真に 義務においては堅実に」も、その考え方から生まれています。
ご家庭の信仰は問われませんが、12年間その価値観のなかで過ごすことになります。この点をご家庭がどう受け止めるかは、学校選びの大切な判断材料です。
【雙葉小学校】を選ぶときに考えたいこと
一貫教育の学校を選ぶということは、12年後のお子さまの姿を思い描くということです。考えていただきたい点を挙げておきます。
一点目は、ご家庭の教育方針と学校の方針が重なるかどうかです。6年で終わりではありませんので、途中で「思っていたのと違う」となると、お子さまが苦しみます。説明会には必ず足を運び、先生方の言葉を直接お聞きください。
二点目は、お子さまの性格との相性です。落ち着いた環境でじっくり育つお子さまには合いますが、競い合うことで伸びるお子さまには物足りない可能性もあります。雙葉小学校が好む家庭の特徴と雙葉小学校は本当にお嬢様学校かの記事も参考になさってください。
三点目は、12年分の費用です。小学校の6年間で約724万円かかります。その先も学費は続きます。長い視野での資金計画が必要です。雙葉小学校の学費の記事で内訳をご確認ください。
【雙葉小学校】進学についてよくある疑問
全員がそのまま中学校に進めますか
一貫教育の学校ですが、内部進学の条件や仕組みは学校が定めるものであり、年度によって変わることもあります。学校説明会で直接ご確認いただくのが確実です。
一般に一貫校では、日々の学習や生活への取り組みが見られます。「入学すれば自動的に安心」ではなく、6年間を大切に過ごすことが前提だとお考えください。
外部の中学校を受験することはできますか
ご家庭の判断で外部を受験される道が閉ざされているわけではありません。ただし、学校のカリキュラムは中学受験を前提に組まれていませんので、外部受験を選ばれる場合はご家庭での準備が必要になります。
小学校を選ぶ段階で、6年後に外部受験を考える可能性があるかどうかを、ご夫婦で話し合っておかれるとよいでしょう。
大学進学はどうなりますか
雙葉高等学校からの大学進学については、学校説明会や学校案内でご確認ください。進学実績は年度によって変わりますので、最新の情報を学校から直接お聞きになるのが確実です。
小学校受験の段階で大学まで見通すのは難しいものですが、「どういう進路の選択肢が用意されている学校なのか」を知っておくことには意味があります。
途中で転校することはできますか
ご家庭の事情による転出は当然可能です。ただ、一貫校の良さは長く在籍することで得られるものですので、入学前に通学の負担やご家庭の状況を十分に検討しておきたいところです。
通学時間60分以内という応募資格も、6年間、さらに12年間続けられるかという視点で考えてみてください。入試の詳細は雙葉小学校の入試情報と日程の記事でご確認いただけます。
【雙葉小学校】12年後を見据えた学校選びを
雙葉小学校を受験するということは、お子さまの12年間を託す先を選ぶということです。
だからこそ、倍率や偏差値といった数字だけで判断しないでください。雙葉小学校の偏差値・倍率の記事でも数字はご紹介していますが、それはあくまで入り口の話です。
12年後、どんな女性に育っていてほしいか。その姿が雙葉学園の教育と重なるのであれば、迷わず目指していただきたいと思います。願書や面接では、まさにその思いが問われます。
ご家庭の考えを言葉にまとめる作業は、オーダーメイド願書作成サポートとオンライン面接レッスンでお手伝いしています。まずは話を聞いてみたいという方は、オンライン個別相談からどうぞ。ご家庭での学習の進め方でお悩みの場合は家庭学習サポートもご用意しています。
雙葉小学校を目指されるご家庭を、心から応援しています。
【雙葉小学校】一貫校を選ぶご家庭が見落としやすい点
最後に、一貫教育の学校を選ばれるご家庭が見落としやすい点を3つ挙げておきます。
一つ目は、「受験が終わったら勉強しなくていい」と考えてしまうことです。中学受験がないぶん、学習の手綱をご家庭で持ち続ける必要があります。宿題や日々の学習を大切にする習慣は、入学後こそ育てていくものです。
二つ目は、6年間で通学環境が変わる可能性です。ご家庭の転居やお仕事の都合で、通学が難しくなることがあります。通学時間60分以内という条件のなかで、将来にわたって通い続けられるかを考えておきましょう。
三つ目は、お子さま自身の意思です。入学時は6歳でも、12年間のどこかで「別の道に進みたい」と考えることがあるかもしれません。そのときにご家庭がどう向き合うか。いまから答えを出す必要はありませんが、可能性として頭に置いておくことは大切です。
一貫教育は、ご家庭にとって大きな安心をもたらす選択です。同時に、長く付き合う相手を選ぶ決断でもあります。だからこそ、数字ではなく実際の空気で判断していただきたいと思います。
【雙葉小学校】小学校から中学・高校へ進む道すじ
12年後を見据えるなら、進学の実際の姿を数字で押さえておきましょう。雙葉中学校・高等学校のQ&Aによると、中学1年生は雙葉小学校からの約80人と、中学入試の合格者約100人で構成され、4クラスに分かれます。出身校に関係なく新入生どうしがすぐに友達をつくっていると説明されており、毎年クラス替えがあるため友人関係が広がるとされています。
中学から高校へは、雙葉中学校を卒業する生徒は原則として雙葉高等学校へ進学することができ、高等学校での外部募集はないと明記されています。小学校から高校まで、同じ校訓のもとで学び続けられるということです。
高校卒業後の進路も公表されています
同校が公表している2026年の進路状況(2026年5月2日現在)では、卒業生174名に対して、国公立大学の合格者が51名(うち現役39名)、私立大学の合格者がのべ416名(うち現役330名)となっていました。国公立では東京大学9名、私立では慶應義塾大学65名、早稲田大学56名などが挙げられています。既卒者を含む医学部医学科の合格者は67名です。
Q&Aでは、文系と理系の割合はおよそ半々で、医歯薬系を志望する生徒が多いとされています。指定校推薦のある大学も64校以上あると記載されていました。
数字は年度によって変わりますので、最新の内容は雙葉中学校・高等学校の公式サイトでご確認ください。
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