同志社国際学院初等部(DIAES)を検討するご家庭にとって、卒業後の進路=内部進学は大きな関心事です。同志社の一貫教育の仕組みを整理します。
法人内4中学への推薦制度
DIAESからは、学校法人同志社が設置する4つの中学校(同志社中学校・同志社国際中学校・同志社香里中学校・同志社女子中学校)への推薦制度があります。継続教育の観点から、国際教育を引き継ぐ同志社国際中学校への進学が案内されることが多いですが、いずれも一定の基準を満たすことが前提です。
高校から同志社大学・同志社女子大学へ
各中学から系列の高等学校へ、さらに高校から同志社大学・同志社女子大学への内部推薦制度があります。大学受験に追われすぎず、探究や課外活動にじっくり取り組める点は、一貫教育の大きな魅力です。
内部進学を過信しないために
推薦には成績や生活態度などの基準があり、全員が自動的に進めるわけではありません。また、外部進学(他の中学受験)を選ぶ家庭もあります。入学後も家庭学習の習慣を大切にし、子どもに合った進路を柔軟に考える姿勢が大切です。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
公式サイトが説明している中高大の連携
内部進学の話は伝聞で広がりやすいところですので、学校が公式に書いていることを確認しておきましょう。同志社国際学院初等部の「よくあるご質問」には、中高大の連携について次のように示されています(2026年8月時点)。制度は変わることがありますので、最新の内容は学校にご確認ください。
- 推薦の対象となる法人内の4中学は、同志社国際中学校、同志社中学校、同志社香里中学校、同志社女子中学校(リベラル・アーツコースのみ)
- 初等部の教育内容との関連性から、同志社国際中学校への推薦を推奨している
- 同志社中学校・同志社香里中学校・同志社女子中学校への推薦は若干名
- 同志社大学への推薦は、高校入学後に高校内での内部推薦規定にもとづいて決定される
「4校から選べる」と「4校に等しく進める」は違う
ここは読み違えやすいところです。推薦の枠が4つの中学校にあることと、4校に同じように進めることは別の話で、公式には国際中学校への推薦を推奨し、他の3校は若干名と明記されています。また同志社女子中学校についてはリベラル・アーツコースのみと限定されています。初等部を選ぶ段階で「同志社のどこかには入れる」と考えるのではなく、「同志社国際中学校へ進む道がいちばん太い学校である」と理解しておくほうが、6年間の見通しがずれません。
大学までの推薦は高校で決まる
同志社大学への推薦が高校入学後の規定で決まると明記されている点も大切です。初等部に入った時点で大学までの席が確保されるわけではなく、中学・高校でどう過ごすかが最後に効いてきます。長い一貫教育だからこそ、途中の学年で気を抜かない設計になっている、と受け止めておきましょう。
内部進学を見すえて、入学前に考えておきたいこと
進路の話は6年生になってから始めるものと思われがちですが、公式サイトの年間行事を見ると、4月に6年生向けの中学校進学説明会が置かれています。つまり最終学年の最初から進路の話が動き始めるということです。逆算して、家庭で何を大切にするかを早めに言葉にしておきましょう。
「英語を続ける前提」で考える
初等部は半分以上の授業を英語で行い、6年生の終わりまでにCEFRのB1レベルへ到達することを目標としていると公表しています。推薦が推奨されている同志社国際中学校は、その英語の力をそのまま伸ばす進路です。ここで英語から離れる進路を選ぶと、6年間で積み上げたものの使いどころが変わります。どちらが良い悪いではなく、初等部の学びと接続しやすいのはどの道か、という視点で考えるのが自然です。
成績だけでなく、日々の学びへの向き合い方
探究の単元では、1年間に6つの教科横断のテーマを扱い、6年生ではPYP Exhibitionで学びをまとめて発表するとされています。児童・保護者・教員によるSPTカンファレンスで、子ども自身が1年の学びを説明し、次の目標を立てる場も設けられています。テストの点だけでなく、自分の学びを自分の言葉で語れるかが問われる仕組みです。家庭でも「今日は何を調べたの」と聞く習慣を続けると、この形式に無理なくなじめます。
外部を受ける可能性も残しておく
公式サイトには、外部の中学受験を制限するような記載は見当たりませんでした。一方で推薦の枠には限りがあることが明記されています。6年生の春に慌てないためには、5年生のうちに「わが家はどこまでを想定するか」を一度話し合っておくのが安全です。子ども本人の希望が変わることも当然ありますので、決めるというより、選択肢を確認しておく程度で十分です。
相談できる先を知っておく
公式サイトのよくあるご質問には、本校専属のスクールカウンセラーが週に2〜3回教育支援を行っており、保護者も利用できると記載されています。進路の悩みは家庭の中だけで抱えると重くなります。学校の中に相談できる仕組みがあることを、入学前に知っておくだけでも気持ちが違います。
推薦の基準と心構え
法人内4中学(同志社中・同志社国際中・同志社香里中・同志社女子中)への推薦は、日々の学習状況や生活態度など一定の基準を満たすことが前提です。全員が自動的に進めるわけではなく、初等部の6年間で学習習慣と生活習慣を着実に育てることが土台になります。
国際教育を生かす進路
DIAESで培った英語力と探究の姿勢は、国際教育を引き継ぐ同志社国際中学校で特に生きます。帰国生とともに学ぶ環境や海外とのつながりを重視する家庭には魅力的です。一方で他の同志社系中学や外部進学を選ぶ家庭もあり、子どもの個性に合わせた進路選択が可能です。
大学までの一貫の魅力
高校から同志社大学・同志社女子大学への内部推薦制度があり、大学受験に過度に追われずに探究や課外活動へ打ち込めます。長い一貫教育のなかで「学び続ける力」を育てられる点が大きな価値です。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
内部進学のよくある疑問
Q. 必ず同志社大学まで行けますか? 内部推薦には基準があり、全員が自動的に進めるわけではありません。日々の学習・生活を大切にすることが前提です。Q. 外部受験もできますか? はい。中学から外部を選ぶ家庭もあり、子どもの適性や希望に合わせて柔軟に考えられます。
一貫教育を生かすために
推薦を見据えつつも、初等部の6年間は「学ぶ楽しさ」と「自分で考える力」を育てる時期です。テストの点だけでなく、探究や課外活動、生活習慣を大切にすることが、結果的に希望の進路につながります。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
進路を見据えた家庭の姿勢
内部進学を意識するあまり低学年から成績にとらわれすぎると、学ぶ楽しさを見失うことがあります。DIAESの強みは探究と英語で「学び続ける力」を育てられること。目先の点数より、子どもが自分で考え表現する経験を積み重ねることが、長い目で見て進路の選択肢を広げます。
他校進学という選択肢
中学から外部の進学校や国際校を受験する家庭もあります。初等部で培った英語力・探究力は外部進学でも大きな武器になります。子どもの興味や適性を見ながら、6年間かけてじっくり進路を考えられるのが一貫校の利点です。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
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