同志社小学校とは
同志社小学校は、2006年に開校した京都市左京区岩倉にある私立小学校です。同志社大学を創立した新島襄の精神を受け継ぎ、キリスト教主義に基づく教育を行っています。毎朝の礼拝の時間や校舎内のチャペルが象徴的です。
「良心」を大切にする教育
同志社が最も大切にするのが「良心」教育です。新島襄の「良心を手腕に運用する人物」を育てるという理念のもと、自分で考え判断し、他者を思いやる心を育てます。
自主性を育てる「道草教育」
同志社小学校は、子どもの自主性を尊重し、自ら意欲的に学ぶ楽しさを重視します。寄り道や試行錯誤の中にこそ学びがあるという「道草教育」の考え方が特徴です。
ワンルームスクールと体験重視
校舎は「ワンルームスクール」という設計で、どこにいても複数の教室を見渡せる開放的な造り(校舎の約3分の1が自由空間)。安全面にも配慮されています。実験の授業が多く、手を動かす体験から深い学びを得ます。
国際教育と一貫教育
オーストラリア・台湾・アメリカの協力校との交流など国際教育にも力を入れています。さらに同志社大学までの一貫教育の中で、のびのびと学べるのが大きな魅力です。
※試験内容・学費・日程などは年度で変わります。出願前に必ず同志社小学校公式サイトの最新情報をご確認ください。
良心教育を家庭で生かす
同志社の『良心』教育や自主性を育てる校風は、家庭の関わり方とも深くつながります。子どもが自分で考え、判断し、行動する機会を日常で増やすこと、失敗を責めずに学びと捉えることが、同志社の教育と相性の良い家庭づくりにつながります。キリスト教主義に基づく感謝や思いやりの心も、家庭での日々の声かけの中で育てられます。
同志社小学校の教育・特徴に関するよくある質問
Q. 同志社の教育理念は?
A. 新島襄の精神を受け継ぐ『良心』教育が核で、自分で考え判断し、他者を思いやる心を育てます。
Q. 道草教育とは?
A. 自主性を尊重し、寄り道や試行錯誤の中にこそ学びがあるという考え方です。
Q. ワンルームスクールとは?
A. どこにいても複数の教室を見渡せる開放的な校舎設計で、安全面にも配慮されています。
Q. 国際教育はありますか?
A. オーストラリア・台湾・アメリカの協力校との交流など、国際教育にも力を入れています。
同志社小学校の教育・特徴についての補足Q&A
Q. 宗教教育は必須ですか?
A. キリスト教主義の学校で、毎朝の礼拝などがあります。信仰の有無は問いませんが理解と協力が求められます。
Q. 実験や体験は多い?
A. 実験の授業が多く、手を動かす体験から深く学ぶのが特徴です。
Q. 国際交流の機会は?
A. オーストラリア・台湾・アメリカの協力校との交流など、国際教育に力を入れています。
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同志社小学校の建学の精神と3つの教育の柱
同志社小学校の教育は、創立者・新島襄(1843〜1890)が掲げた同志社の精神「ONE PURPOSE」を受け継いでいます。校内には新島襄の遺志を象徴する「良心碑」が置かれ、「良心が全身に充満したる丈夫(ますらお)の起こり来らんことを」という願いのもと、知識だけでなく良心を育てる教育を大切にしています。その教育は、キリスト教主義・自由主義・国際主義という3つの柱で構成されています。
①キリスト教主義 ― 良心の涵養
同志社教育の根幹が「良心教育」です。毎朝の礼拝や宗教(聖書)の授業、宗教行事を通して、いのちや他者を大切にする豊かな心・人間性を育みます。点数では測れない内面の成長を重視するのが同志社らしさです。
②自由主義 ― 自治自立の精神
「自ら考え、行動する」力を育てるため、異学年の縦割り班による「ワイルド・ローヴァー活動」や係活動、交流活動・探究活動など、体験を通じた学びを数多く用意しています。子どもたちが自分たちで考え、決め、やり遂げる経験を積み重ねます。
③国際主義 ― 国際人の育成
英語を学ぶ意欲を自然な形で育てるとともに、世界のさまざまな国の人々や文化にふれることで、自国の暮らしや文化を見つめ直す幅広い視野を養います。なお同志社の歩みには、デイヴィス・ハーディ・ラーネッドら同志社ゆかりの人々の支えがありました。
Q. 同志社小学校はどんな教育が特徴ですか?
A. 創立者・新島襄の精神に基づく「良心教育」を土台に、キリスト教主義(良心の涵養)・自由主義(自治自立)・国際主義(国際人の育成)の3つの柱で、心・主体性・国際性をバランスよく育てるのが特徴です。
専科制と本物体験を大切にした授業
同志社小学校では、国語・算数を含むほぼすべての教科を、その分野を専門とする教員が担当する「専科制」を採用しています。各教科の専門性を生かした深い学びが受けられるのが特徴です。さらに、理科の実験、音楽の演奏、社会科見学など「本物にふれる」体験を重視し、知識を実感へと変える授業を展開しています。バランスのとれた時間割の中で、主要教科も実技・探究もしっかり学べる環境です。
Q. 同志社小学校は専科制ですか?
A. はい。主要教科を含むほぼ全教科を専門の教員が指導する専科制で、教科の専門性を生かした学びと本物体験を重視しています。
【同志社小学校】学校のかたちを数字と仕組みで確認する
理念や特徴は言葉だけを追うと似たり寄ったりに見えてしまいます。学校のかたちを数字で押さえておくと、同志社小学校らしさが具体的に見えてきます。公式のよくある質問で確認できるのは、次のような内容です。
- 1学年の定員は90名。3クラス編成で、各クラス30名
- 3学期制
- 一般入試の募集は毎年約60名程度。あわせて同志社幼稚園から推薦入試で毎年約30名を受け入れ
- 1年生から専科が担当するのは英語・音楽・体育・書写・図工・宗教。3年生からは理科も加わる
- 4年生でiPadを購入し、1〜3年生は必要に応じて学校用iPadを貸与。学校全体で120台のiPadとMacBook Airを備える
- 5・6年生は朝学習(8時〜8時25分)を実施
- 水泳は夏期に短期集中の指導で、京都市内のプール施設を利用
- 制服の採用予定はなし
1年生から6教科を専科の先生が担当するという体制は、私立小学校のなかでも手厚い部類です。担任がすべてを抱えるのではなく、その分野を専門とする先生が本物に触れさせる。学校が掲げる本物体験の考え方が、時間割の組み方にそのまま表れています。学費の詳細は同志社小学校の学費の記事もあわせてご覧ください。
【同志社小学校】入学後の暮らしで知っておきたいきまり
入学してから「知らなかった」となりやすいのが、通学と放課後のきまりです。公式のよくある質問には、次のように示されています。
通学区域や通学時間に特に制限はなく、無理のない範囲での通学が望ましいとされています。自動車での送迎は駐車場がないため、けがや体調不良以外は禁止です。安全面では、通学路に警備員・交通指導員・教職員が配置され、学期に一度程度の集団下校も実施されています。携帯電話の所持は許可制で、登下校の安全システムも導入されています。
給食については、アレルギーの個別対応は実施されていません。メニュー表を確認したうえで、ご家庭での対応が必要と説明されています。アレルギーのあるお子さまのご家庭は、受験を決める前にこの点を必ず確認しておいてください。
放課後は同志社小学校アフタースクールが利用でき、英語・陸上・ラクロス・音楽など多様なクラブがあると案内されています。保護者の組織は「明心会」という後援会形式で、役員は校長の指名により決まるとされています。役員決めで消耗する心配が少ない形です。
進路については、法人内4中学校への推薦に推薦順位はなく、本人と保護者の希望校に原則推薦されると説明されています。ただし推薦基準があること、他校を受験する場合は法人内中学への推薦ができないことも明記されています。入学後の寄付金は、任意でお願いされる形です。
学校生活の全体像は同志社小学校のまとめ記事、放課後の詳細はアフタースクールの記事で整理しています。
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