香川大学教育学部附属高松小学校の受験を考えています。
募集要項がいつ出るのか、どんな教育をしている学校なのかを教えてください。
【香川大学教育学部附属高松小学校】はどんな学校?
香川大学教育学部附属高松小学校は、香川県高松市番町5丁目にある国立の小学校です。高松市の中心部にあり、琴電の瓦町駅から歩いて約10分、JR高松駅から歩いて約20分の場所にあります。香川大学の附属学校には坂出市の附属坂出小学校もありますが、こちらとは別の学校です。附属坂出小学校については香川大学教育学部附属坂出小学校の受験情報まとめで解説しています。
学校教育目標は、次の4つです。
- 豊かな心
- 考える力
- たくましい心
- たくましい体
目指す子ども像は「分かち合い共に未来を切り拓く子ども」です。自分をふり返りながら、友だちと見方や考えを認め合い、学ぶ意味を実感していく姿をめざしています。また、生活信条として「時を守り 場を清め 礼を正す 自分の命は自分で守る」を掲げています。時間を守ること、身の回りをきれいにすること、礼儀を大切にすること、自分の安全を自分で守ることは、入学前のご家庭でもそのまま取り組めるテーマです。
国立小学校の仕組みについては、国立小学校とは?特徴と私立・公立との違いで詳しくまとめています。
【香川大学教育学部附属高松小学校】教育の特色(新領域「経験」と「じぶん」の時間)
附属高松小学校は、令和4年度から7年度まで文部科学省の研究開発学校として、新しい教育課程づくりに取り組んできました。その中心にあるのが、新領域「経験」と「じぶん」の時間です。
- 教科学習:教科で学ぶ知識と、生活の中で得た知恵を組み合わせながら学ぶ
- 新領域「経験」:異なる学年の子どもが一緒に活動する。「はっけん」と「ちょうせん」の2つから成る
- 「じぶん」の時間:同じ学年の友だちと、体験をもとに話し合い、自分の考えを見直す
「はっけん」では、いろいろな人・もの・ことと出会い、教科の学習につながる生活の知恵を広げます。「ちょうせん」では、実社会とつながるプロジェクトに取り組み、うまくいったこともいかなかったことも経験として積み重ねます。学校は、デジタル機器で知識を得やすい今の時代だからこそ、直接の体験から得る学びを大切にしたいと考えています。
目指す力として「自律的に学ぶ力」「関わる力」「創造する力」が示されています。公式サイトでは、夏の1日創造活動や、縦割りでの活動、1年生を迎える会などの実践も紹介されています。上の学年の子と過ごす時間が多いので、年上・年下の子と関わる経験は、入学後にも役立ちます。
【香川大学教育学部附属高松小学校】2027年度(令和9年度)入試の日程
2026年10月23日時点で、2027年度の募集要項は公式サイトでまだ確かめられません。公式サイトの「入学及び転入学について」のページには、令和9年度の新入学児童募集と募集要項は秋頃にホームページで知らせると書かれています(最新は募集要項でご確認ください)。
前年度(令和8年度)の新入学の募集要項も、現在の公式サイトでは確かめられませんでした。そのため、この記事では募集人員や出願資格、通学区域、選考の方法、検定料、日程を書いていません。要項が公開されたら、次の点を順に確認していきましょう。
- 募集人員と、附属幼稚園から進む子どもの扱い
- 出願資格(生年月日と、住んでいる地域や通学時間の条件)
- 願書の配布・出願の期間と方法(持参か郵送か)
- 選考の方法(検査の内容、面接、抽選の有無)
- 検定料と、合格発表・入学手続の日
なお、令和8年度のオープンスクールは2026年10月21日(水)に行われました。申し込みは8月27日から10月19日まで、フォームで受け付けられていました。
【香川大学教育学部附属高松小学校】転入学と帰国子女の受け入れ
新1年生の入学のほかに、附属高松小学校では途中からの入学も受け付けています。
保護者の転勤にともなって県外から引っ越してくる場合は、現在の1年生から5年生にあたる学年で、在籍数に空きがあるときに受け入れています。申し込む前に事務係へ電話をして、空きがあるかを確かめる必要があります。電話をしないまま願書を郵送しても受け付けてもらえないので、気をつけてください。転入学の要項は2026年6月1日に更新されています。
海外から帰国するお子さまについても、6年生を除く各学年で、空きがあるときに受け入れています。こちらも事務係へ電話で空き状況を確認し、必要な書類は学校から渡されます。
【香川大学教育学部附属高松小学校】費用と受験準備
国立の小学校は授業料がかかりません。教育基本法第5条で、国や地方公共団体が設置する学校の義務教育では授業料を取らないと定められているためです。給食費やPTA会費など、入学後にかかる費用は公式サイトでは確かめられませんでした。説明の場や募集要項で確認しましょう。
要項が出る前でも、準備はできます。目指す子ども像の三つの柱である「生活の自立」「学習の自立」「自己の確立」を手がかりにすると、ご家庭で取り組むことが見えてきます。
- 生活の自立:朝の支度や片づけを自分でする、時間を守る
- 学習の自立:「なぜだろう」と思ったことを自分で調べたり試したりする
- 人と関わる力:年上・年下の子と一緒に遊び、自分の考えを伝える
塾や模試の使い方に迷う方は、国立小学校の受験に塾は必要かと国立小学校の受験に模試は必要かをご覧ください。国立小学校を第一志望にする進め方は国立小学校の専願受験の進め方に、抽選がある場合の心構えは国立小学校の抽選の仕組みと心構えにまとめています。
【香川大学教育学部附属高松小学校】よくある質問
Q. 募集要項はいつ出ますか?
学校は「秋頃にホームページでお知らせする」としています。2026年10月23日時点では、まだ掲載されていません。公式サイトの「入学及び転入学について」のページを、こまめに確認しましょう。
Q. 電車で通えますか?
学校は琴電の瓦町駅から徒歩約10分、JR高松駅から徒歩約20分の場所にあります。通学の条件は募集要項で示されるので、要項が出たら通学時間や方法の決まりを確かめ、親子で一度歩いてみると安心です。
Q. 学校の様子を知る方法はありますか?
公式サイトには、学校のブログ「幸の花園」や、公開授業・研究発表会についての案内ページがあります。研究開発学校として取り組んできた授業の様子や、異学年での活動の雰囲気をつかむ手がかりになります。オープンスクールに参加できなかった方も、まずは公式サイトの情報から学校の考え方にふれてみてください。
Q. 災害のときの対応は決まっていますか?
公式サイトでは、悪天候で警報が出たときの対応や、地震・津波が起きたときの対応マニュアルが公開されています。生活信条にある「自分の命は自分で守る」という言葉どおり、身を守る行動を大切にしている学校です。入学を考える段階で、ご家庭でも登下校中に災害が起きたときの行動を話し合っておくと安心です。
Q. 異学年の活動になじめるか心配です
新領域「経験」では、学年をこえた集団で活動します。入学前から、公園や地域の行事などで年上・年下の子と遊ぶ機会をつくると、自然と関わり方が身につきます。年下の子に優しくする、年上の子の話を聞くといった経験を、少しずつ重ねていきましょう。
Q. 願書の準備はいつから始めればよいですか?
要項が出てから出願までの期間が短いこともあるため、志望の理由やご家庭の方針は今のうちに言葉にしておくと落ち着いて書けます。願書づくりに不安がある方は、願書作成のサポートもご利用ください。
▶ 国立小学校の特殊性と対策の進め方をまとめた『国立小学校 専願受験専用マニュアル』(PDF)は、筆者のオンラインショップで販売しています。
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