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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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東京学芸大学附属世田谷小学校

【東京学芸大学附属世田谷小学校】過去問の傾向と対策を分野別にプロが解説

東京学芸大学附属世田谷小学校 過去問
ママ
ママ

東京学芸大学附属世田谷小学校の過去問を用意しました。

分野が多くて、どこから手をつければよいか分かりません。ここ数年の傾向と対策を教えてください!

塾長
塾長

東京学芸大学附属世田谷小学校の考査は、ペーパー・個別・行動観察の3本柱が近年の基本形です。

なかでもペーパーがモニター(VTR)と音声で出題されるのが大きな特徴で、「一度で聞いて理解する力」がすべての分野の土台になります。

大切なのは、以下の3点です。

・話の記憶・話の理解など「聞く力」を最優先で育てること
・模写・点図形など頻出の巧緻性分野を毎日少しずつ積み上げること
・年度によって運動や制作が加わることを知り、幅を持って備えること

東京学芸大学附属世田谷小学校の個別相談家庭学習サポート願書作成面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

東京学芸大学附属世田谷小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!

【東京学芸大学附属世田谷小学校】過去問5年分から見える出題の全体像

はじめに、直近5年分(2022〜2026年度)の出題の骨組みを整理します。受験情報誌の調べによると、2024〜2026年度の考査はペーパー・個別・行動観察の3つで構成されており、保護者面接や本人面接はありません。2022・2023年度はこれに運動が加わり、2024年度は制作の課題も行われました。考査時間は2026年度で約40分と、国立小らしく短時間に凝縮された検査です。

短い時間のなかで、学力の芽・言葉で伝える力・集団でのふるまいを一度に見られるのが世田谷小の考査です。ペーパーの点数だけを積み上げても届かず、生活や遊びのなかで育つ力まで含めて評価されると考えて準備することが大切です。

考査当日の流れや全体像は検査内容の記事で解説していますので、本記事では「分野別の傾向」と「過去問の使い方」に絞ってお伝えします。世田谷小の受験情報を全体から確認したい方は受験情報まとめの記事からどうぞ。

なお、東京学芸大学附属世田谷小学校は考査の内容を公式には公表していません。本記事の出題傾向はいずれも受験情報誌の調べに基づくもので、次年度の出題を保証するものではない点をご了承ください。

【東京学芸大学附属世田谷小学校】ペーパーはVTR・音声による出題

世田谷小のペーパーで最初に押さえたいのは、教室のモニター(VTR)と音声で出題が進むことです。先生が目の前で問題を読み上げてくれる形式とは違い、画面と音声の指示を一度で聞き取り、自分で構えを保って解き進める必要があります。聞き逃しても訊き返せないため、「聞く構え」ができているかどうかで点差が開きます。

毎年出題が続いているのは、話の記憶と話の理解です。話の記憶は、動物たちが登場するお話を聞いて、あとから内容を問われる形式が続いています。話の理解も毎年出ており、聞いた文を頭の中で場面として思い浮かべ、正しく選ぶ力が求められます。

家庭では、次のような取り組みが効果的です。

  • 読み聞かせのあとに「誰が出てきた?」「どんな順番だった?」と親子で振り返る
  • 音声教材など、肉声以外の音源で聞き取る練習を取り入れる
  • 指示を一度しか言わない「一回指示」の遊びで、聞き直さない習慣をつける

日常の会話でも「もう一回言って」にすぐ応じず、まず一度で聞き取ろうとする姿勢を促していくと、VTR形式への対応力が着実に上がっていきます。

【東京学芸大学附属世田谷小学校】模写・点図形など頻出分野別の対策

聞く力と並ぶもう1つの柱が、模写・点図形・運筆といった巧緻性系の分野です。受験情報誌の調べでは、これらは直近5年を通して頻出となっています。あわせて、迷路・規則性・数の多少といった分野も出題されています。

巧緻性系の力は、短期間の詰め込みでは伸びません。毎日5〜10分でよいので、次のような積み上げを続けましょう。

  • 点図形は「お手本をよく見る→書き始めの点を決める→迷わず書く」の手順を固定する
  • 模写は、形の全体をとらえてから細部を写す順番で練習する
  • 迷路や運筆あそびで、筆圧と線のコントロールを整える

数の多少や規則性は、いきなりプリントに向かうのではなく、おはじきや積み木などの具体物で「多い・少ない」「次に来るもの」を体感してから紙に移ると、理解が安定します。お子さまに合った教材選びや進め方は家庭学習サポートでも個別にご提案しています。

【東京学芸大学附属世田谷小学校】個別・行動観察の傾向もつかんでおく

ペーパー以外では、個別(口頭試問)と行動観察が行われています。

個別では、家庭生活をテーマにした質問に加えて、絵カードを見て登場人物の気持ちを考え、自分の言葉で伝える課題が毎年続いています。困っている場面やトラブルの場面を前に、気持ちを想像して「自分ならどうするか」まで表現する力を見る、世田谷小らしさが最も表れる分野です。

行動観察は、5人程度のグループで行う集団ゲームと、紙を折ってファイルに入れるといった生活技能の課題が中心です。初めて会うお友だちとルールを守って関われるか、身の回りのことが自分でできるかが見られています。

いずれも直前の特訓よりも、日々の生活と遊びの質がそのまま表れる分野です。どのようなお子さまが評価されやすいかは受かる子の特徴の記事もあわせてご覧ください。

【東京学芸大学附属世田谷小学校】年度による変化と過去問の使い方

過去問に取り組むときは、年度による違いも知っておきましょう。受験情報誌の調べでは、次のような変化がありました。

  • 2022・2023年度は運動があり、玉入れリレーなどの集団種目や、ポーズの模倣・ボールキャッチといった指示行動が行われました
  • 2022・2023年度は、マスクやパーテーションなど感染症対策のもとでの実施でした
  • 2024年度は制作の課題もありました
  • 番号付きのゼッケンや紅白帽で識別される年もあり、教室でのペーパーはモニターで出題されています

このように、考査の柱は保たれつつも、組み合わせは年度によって変わります。「今年も同じ構成のはず」と決めつけず、運動や制作が復活しても慌てないように、体を動かす遊びや手先を使う工作も日常に取り入れておくと安心です。

過去問そのものは、年長の夏〜秋から時間を計って通しで解く練習に使うのがおすすめです。それまでは分野別の基礎固めを優先しましょう。VTR出題を意識して、問題文をお父様・お母様が録音して流すなど、肉声に頼らない演習もぜひ取り入れてみてください。

【東京学芸大学附属世田谷小学校】よくある質問

Q. 過去問は何年分やればよいですか?

まず直近3年分で傾向をつかみ、余裕があれば5年分に広げるのがおすすめです。世田谷小は出題の柱が安定しているので、同じ分野を年度違いで繰り返し解くことが、そのまま力になります。間違えた問題は「なぜ聞き取れなかったのか」「どこで手が止まったのか」まで振り返ると効果が高まります。

Q. ペーパーの出来だけで合否が決まりますか?

いいえ。考査はペーパー・個別・行動観察の総合評価と考えられ、さらに第一次合格者を対象とした抽選があります。ペーパーに偏らず、生活力や伝える力もバランスよく育てることが大切です。選考全体の流れは抽選・選考の流れの記事で確認できます。

Q. どのくらいの水準を目指せばよいですか?

応募者の多い国立小のため、一問の取りこぼしが結果に響きます。難問対策よりも、頻出分野を確実に、時間内に解き切る練習を優先しましょう。志願状況は倍率の記事、求められる力の水準は偏差値・難易度の記事をご覧ください。対策の優先順位に迷ったときは個別相談もご利用いただけます。

Q. 塾に通わず家庭だけで対策できますか?

不可能ではありませんが、工夫が必要です。ペーパーはVTR・音声出題という形式の再現が家庭では難しいため、音源を使った演習を意識的に組み込みましょう。行動観察のような集団の場も家庭では再現しにくいので、幼稚園・保育園での様子を先生に聞いたり、地域の集団活動を活用したりして補うのがおすすめです。あわせて模試を定期的に受け、初めての場所・初めての先生でも力を出せるかを確認しておくと安心です。

Q. 過去問対策の前に確認しておくことはありますか?

はい、応募資格の確認が先です。世田谷小には「本校の定める地域に、保護者とともに実際に住居し住民票がある児童」という応募資格があり、定められた地域の外からは出願できません。せっかく対策を積んでも出願できなければ届かないので、準備を始める前に通学区域・応募資格の記事で必ず確認しておきましょう。あわせて、考査のあとに抽選があるという世田谷小ならではの流れも、ご家庭の心構えとして早めに知っておくと安心です。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、2021年から累計1,000名以上の合格をサポート(願書作成97%・面接レッスン97%・個別家庭学習サポート第一志望合格97%)。Amazon Kindle幼児教育カテゴリー1位『小学校受験の教科書』著者。自身もわが子の小学校受験を経験し、難関校に合格。全国の小学校・幼稚園受験に対応。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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