開智望小学校って、どんな学校なんですか?
開智望小学校(茨城県守谷市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
開智望小学校の基本情報
開智望小学校は、茨城県守谷市立沢にある共学の私立小学校です。2015年に創立され、児童数は約621名の規模です。関東鉄道常総線「新守谷」駅から徒歩1分の立地です。
全国に学校を展開する開智学園のネットワークの一員で、探究や国際教育に対応した施設が整えられています。
近年発展している守谷エリアにあり、多くの志願者を集める人気校です。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
世界に貢献できる人材の育成
開智望小学校の教育理念は、世界の人々や文化を理解・尊敬し、平和で豊かな社会の実現に貢献できる人材の育成です。国際的な視野を大切にします。
合言葉は「すきなのびる 世界がひろがる」。子どもの「好き」を伸ばし、世界を広げていく教育が特徴です。
学力だけでなく、他者を尊重し社会に貢献する心を育てることを大切にしています。
探究を大切にする学び
開智望小学校の大きな特色が、探究を重視した学びです。子どもが自分で疑問を持ち、考え、調べ、表現する過程を大切にしています。
国際バカロレアの考え方も取り入れられ、主体的に学ぶ力が育まれます。「なぜ」を追い求める姿勢が、これからの時代の学力につながります。
「得意を伸ばし挑戦する」教育目標のもと、一人ひとりの得意や独自性を伸ばします。
開智学園のつながりと安全対策
開智望小学校は、系列の開智望中等教育学校や、開智学園の多くの系列校へとつながる環境が整っています。長い見通しで学べます。
登下校管理システムや確認メール、監視カメラの設置、避難訓練の実施など、安全対策にも力が入れられています。
水・非常食の備蓄や授業中の施錠など、安心して預けられる環境づくりが進められています。
こんな家庭に向いている
探究の学びや国際教育に力を入れたい家庭、子どもの「好き」や得意を伸ばしたい家庭、中等教育学校までのつながりを重視する家庭に向いています。
主体的に学ぶ力や、考える力を育てたい家庭にも、開智望小学校の環境は魅力的です。
まずは説明会や親子探究で、学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
開智望小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【開智望小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
数字で見る開智望小学校
学校の雰囲気は言葉で語られることが多いのですが、規模や体制の数字を押さえておくと、ご家庭に合うかどうかの判断がしやすくなります。受験ガイドに記載されている内容を整理します。
学校の基本データ
- 創立年:2015年(平成27年)
- 創立者:青木徹
- 児童数:621名
- 教員数:47名(管理職、養護教諭を除く)
- 募集人数:男女110名
- 制服:あり
- 土曜授業:月2回程度
- 昼食:給食・弁当の選択制
- スクールバス:なし
- アフタースクール:あり
2015年の開校ですので、私立小学校としては新しい部類に入ります。それでいて児童数は621名。開校からの年数を考えると、短い期間で大きな規模になった学校だといえます。
募集人数は男女110名です。志願者数は、2026年度が349名、2025年度が195名、2024年度が213名、2023年度が246名、2022年度が234名と記載されています。合格者数は公表されていませんので、実質倍率を算出することはできません。数字は年度によって変わりますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
スクールバスがない学校です
この学校を検討するうえで、他校と大きく違うのがここです。受験ガイドの一覧では、スクールバスの表示がありません。近隣の私立小学校の多くがスクールバスを備えているなかで、開智望小学校は運行していないということです。
そのかわり、最寄り駅である関東鉄道常総線「新守谷」駅から徒歩1分という立地があります。本校直通の「きずな橋」を利用する経路で、駅から校門までの動線が短く保たれています。通学の設計が他校とは根本的に異なりますので、比較するときは前提の違いに注意してください。
教育目標と合言葉から学校像をつかむ
開智望小学校が掲げている教育目標は3つです。得意を伸ばし挑戦すること。志を高く学ぶこと。人のために学び行動すること。この3つに、合言葉である「すきがのびる 世界がひろがる」が重ねられています。
教育理念として掲げられているのは、世界の人々や文化を理解・尊敬し、平和で豊かな社会の実現に貢献できる人材の育成です。教科の枠を超えた探究を学びの柱の一つとし、学びを世界に発信するための英語力も柱に置いていると案内されています。
探究の進め方も具体的に示されています。自身の疑問に対して仮説を立て、実験やインタビュー、見学などによって調査・検証を行い、自分の仮説と比べて考察し、成果をまとめてプレゼンテーションを行うという流れです。
安全面の体制
登下校管理システムを導入して確認メールを配信すること、AEDを校舎内に設置していること、監視カメラを設置していること、地震・水害・火災・不審者の侵入等を想定した避難訓練を実施していること、教職員が登下校指導を行っていること、水と非常食を備蓄していること、授業時間中は扉を施錠していることが挙げられています。
スクールバスがなく鉄道での通学が中心になる学校ですので、教職員による登下校指導が体制として挙げられている点は確認しておきたいところです。
学校選びでよくある質問
「開智」という名前の小学校が他にもあるようですが
開智学園には小学校が3校あります。開智小学校(総合部)、開智所沢小学校、そして開智望小学校です。3校はそれぞれ別の学校で、所在地も入試も学費も異なります。倍率や費用の数字を調べるときは、どの学校のものかを必ず確かめてください。名前が似ているため、資料を取り違えたまま準備を進めてしまうご家庭は少なくありません。
途中の学年から入ることはできますか
転入学・編入学の制度があります。本校の教育プログラムを理解していることが条件とされ、児童は「授業体験」に参加する形になると案内されています。実際の授業を体験したうえで判断するという進め方です。欠員の状況によりますので、学校にお問い合わせください。
海外に住んでいる場合や帰国後の入学はできますか
帰国子女の受け入れがあり、海外在住2年以上、帰国後3年以内という条件が記載されています。また、復学の制度もありますが、詳細は要相談とされています。
共働きでも通わせられますか
アフタースクールが実施されていること、昼食を給食と弁当から選べることは、共働きのご家庭にとって働く条件です。一方で、スクールバスがなく通学は鉄道と徒歩が中心になること、土曜授業が月2回程度あることは、生活の設計に影響します。仕組みの有無だけでなく、実際の1週間が回るかどうかを具体的に考えておきましょう。
どんなご家庭に向いていますか
3つの教育目標に共通しているのは、自分で決めること、人のために動くことです。答えを早く正確に出すことよりも、疑問を持ち、自分なりの仮説を立てて確かめていく過程を大切にしたいとお考えのご家庭とは、方向性が合いやすい学校です。入試にI型とII型があるのも、力の表れ方が一通りではないという考え方の現れだといえます。どちらで臨むかの判断も含め、迷われたときは個別にご相談ください。
入試はどのような形で行われますか
入試にはI型とII型があります。I型の考査区分はペーパーA、ペーパーB、行動観察、作業、運動、自己発信、面接(志願者)、面接(保護者)の8つ、II型は探究活動と面接(保護者)の2つです。受験番号は願書受付順で決まり、月齢の考慮があり、グループ編成などで配慮が行われると案内されています。
2026年度入試(実施済み)はWeb出願で、出願が2025年7月25日〜9月7日、9月24日〜11月4日、11月11日〜12月9日の3期に分かれ、選考は9月20日、11月8日、12月13日に行われました。最新は学校の募集要項でご確認ください。
学校を見る機会はどのくらいありますか
受験ガイドによれば、2027年度は学校説明会が2026年2月7日、4月11日、7月4日、8月22日に、親子探究ワークショップが2026年3月22日に、授業体験会が2026年6月6日に予定されています。保護者が話を聞く場だけでなく、お子さま自身が学びに触れる機会が用意されている点が特徴です。お読みの時期によってはすでに実施が終わっているものもありますので、今後の開催は学校の案内でご確認ください。
開智望小学校の対策はプロにご相談ください
志望理由・願書・面接・家庭学習など、お子さまとご家庭に合わせてサポートしています。気になる方は下記をご覧ください。
志望校対策に、うみ塾長制作の教材があります
元お受験幼稚園面接官のうみ塾長が、願書・面接・学校選びを教材にまとめています。
学校の考え方は、説明会で直接感じ取るのがいちばんです。学校説明会はいつ?参加のポイントをプロが解説もご確認ください。
教育の中身をもう一段くわしく知りたい方は、教育の特色は?探究と国際教育をプロが解説もあわせてお読みください。
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