開智望小学校って、どんな教育なんですか?
開智望小学校(茨城県守谷市)の教育の特色が気になる方へ。探究の学びや国際教育、「得意を伸ばし挑戦する」教育について、お受験指導のプロが整理します。
世界に貢献できる人材の育成
開智望小学校の教育理念は、世界の人々や文化を理解・尊敬し、平和で豊かな社会の実現に貢献できる人材の育成です。国際的な視野を大切にする学校です。
グローバルな時代に、他者を尊重し、社会に貢献できる子どもを育てることを目指しています。学力だけでなく、心の育ちも大切にされています。
合言葉は「すきなのびる 世界がひろがる」。子どもの「好き」を伸ばし、世界を広げていく教育が特徴です。
探究を大切にする学び
開智望小学校の大きな特色が、探究を重視した学びです。子どもが自分で疑問を持ち、考え、調べ、表現する過程を大切にしています。
正解を覚えるだけでなく、「なぜ」を追い求める姿勢を育てます。国際バカロレアの考え方も取り入れられ、主体的に学ぶ力が育まれます。
探究の学びを通じて、自分で考え、行動する力が身につきます。これからの時代に必要な学びといえます。
「得意を伸ばし挑戦する」教育
開智望小学校は、教育目標に「得意を伸ばし挑戦する」を掲げています。違いを認め合い、一人ひとりの得意や独自性を伸ばすことを大切にしています。
子どもがさまざまなことに挑戦できるよう、支える環境が整えられています。得意を伸ばすことで、自信を持って学びに向かえます。
「主体を高く学ぶ」という目標のもと、自分の目標を高く持ち、粘り強く努力を続ける姿勢も育まれます。
国際教育とこれからの学力
開智望小学校では、国際的な文化への理解を深める学びが行われています。世界に目を向ける視野を、幼いうちから育てます。
探究や国際教育を通じて、知識だけでなく、考える力や表現する力といった、これからの時代に必要な学力が育まれます。
多様な体験を積み重ね、社会に貢献するマインドを育てることが意識されています。
家庭で意識しておきたいこと
子どもの「好き」や興味を大切に見守り、考える経験を家庭でも育てましょう。学校の探究や国際教育に共感できるかが、家庭選びの軸になります。
探究の学びや国際教育に魅力を感じる家庭には、開智望小学校の環境はぴったりです。どんな学びを望むのかを、家庭で整理しておきましょう。
教育方針や学校の雰囲気は、説明会や親子探究の機会で実際に確かめておくと安心です。子どもに合った環境かどうかを、じっくり見極めましょう。
開智望小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【開智望小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
3つの教育目標を正確に押さえましょう
開智望小学校の教育目標は3つあります。言葉そのものを知っておくと、学校説明会での話も、願書を書くときの言葉選びも、ぐっと的確になります。
1. 得意を伸ばし挑戦する
違いを認め合い、自分の得意や独自性を伸ばし、それらを大きく伸ばすためにさまざまなことに挑戦する、という内容です。ここで大切なのは「違いを認め合い」が最初に置かれていることです。得意を伸ばすという言葉は多くの学校が使いますが、その前提として他者との違いを認めることを置いている点が、この学校の考え方を表しています。
2. 志を高く学ぶ
自分の目標を高く持ち、自分で考え、決め、行動し、その志に向かって粘り強く努力を続ける、という内容です。「自分で考え、決め、行動し」という3つの動詞が並んでいます。与えられた課題をこなすのではなく、自分で決める場面を学校生活のなかに置いていこうという姿勢が読み取れます。
3. 人のために学び行動する
人のため、社会のために学び、他の人のために活動する体験を数多く積み、社会貢献するマインドと専門分野で活躍できる学力をつける、という内容です。「社会貢献するマインド」と「専門分野で活躍できる学力」が並べて書かれている点が特徴です。心の育ちと学力を切り離さずに考えるという整理です。
合言葉は「すきがのびる 世界がひろがる」
学校が掲げている合言葉です。3つの教育目標を短くまとめると、この言葉になります。好きなことを伸ばすことが、そのまま世界の広がりにつながっていく。教育理念に掲げられている、世界の人々や文化を理解・尊敬し、平和で豊かな社会の実現に貢献できる人材の育成という言葉とも、まっすぐつながっています。
探究はどのような流れで進むのか
開智望小学校は、教科の枠を超えた「探究」を学びの柱の一つに掲げています。言葉としてはよく聞きますが、この学校では進み方が具体的に示されています。
探究の4つのステップ
- 自身の疑問に対して仮説を立てる
- 調査・検証を行う(実験、インタビュー、見学など)
- 自分の仮説と比べて考察する
- 成果をまとめてプレゼンテーションを行う
この流れを見ると、探究が「調べ学習」とは別のものだとわかります。出発点が「自身の疑問」であること、途中に「仮説」を置くこと、最後に人前で発表すること。この3つがそろって、はじめて探究という形になります。
とくに2つ目のステップに、実験だけでなくインタビューや見学が挙げられている点は注目に値します。本や画面のなかで完結せず、人に会いに行く、現地を見に行くという行動が含まれているということです。
ご家庭でこの学校を志望される場合、日常のなかで「なぜだろう」と言葉にする機会を大切にしてください。すぐに答えを教えるのではなく、「どうしてだと思う」と返して、お子さま自身の予想を口にさせる。これが仮説を立てる練習になります。
英語力も柱に置かれています
各教科の学力に加えて、学びを世界に発信するための「英語力」も柱としていると案内されています。英語を教科として学ぶだけでなく、探究で得たものを外に向けて発信するための道具として位置づけている、という考え方です。ただし、授業時数や指導体制については受験ガイドに記載がありませんので、詳しくは学校にご確認ください。
教育内容についてよくある質問
探究は入試とも関係がありますか
II型入試の考査区分として「探究活動」が置かれています。また、I型入試には「自己発信」という区分があります。学校が掲げている学びの柱が、考査の区分としてそのまま現れているということです。ただし、当日の課題の内容は公開されていませんので、区分の名前から準備の方向を考えることになります。
土曜日も授業がありますか
土曜授業は月2回程度と案内されています。毎週ではありませんので、月によって週末の使い方は変わります。年間の実施日の決まり方については記載がありませんので、学校にご確認ください。
学校の規模はどのくらいですか
児童数は621名、教員数は47名(管理職と養護教諭を除く)と記載されています。募集人数が男女110名ですので、学年あたりの人数は多めです。多様な考え方に触れられる環境である一方、お子さまが大きな集団のなかで自分を出せるタイプかどうかは、見ておきたい観点です。
探究の学びは中学以降も続きますか
系列校として開智望中等教育学校が挙げられています。学園全体で探究を大切にする方針が共有されていますが、進学の仕組みや接続の内容については受験ガイドに記載がありません。中学以降の学びの続き方は、説明会などで直接お尋ねください。
家庭ではどんな準備をすればよいですか
3つの教育目標を読み返すと、共通しているのは「自分で決める」「人のために動く」という姿勢です。特別な教材で身につくものではありません。日常のなかで、お子さまが自分で選ぶ場面を意図的に増やしていくこと、そして家族のために何かをする役割を持たせること。この2つが、いちばん学校の方針に沿った準備になります。進め方に迷われたときは、個別にご相談ください。
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