椙山女学園大学附属小学校の教育や英語の特色を知りたいです。
教育の特色
1952年創立の女子校で、椙山女学園の一貫教育のもと、一人ひとりの個性を大切にした学びに取り組んでいます。こうした方針は、日々の授業や行事、生活のあらゆる場面に表れます。学校説明会や公開行事で実際の雰囲気を見ておくと、パンフレットだけでは分からない校風が感じ取れます。
英語・国際教育の取り組み
学園一貫教育のもと、女子教育の視点を大切にした学びに取り組んでいます。英語教育は「どれだけ早く始めるか」よりも、続けられる環境があるか、子どもが楽しんで取り組めるかが大切です。
ご家庭でも、英語に触れる時間を無理なく生活に取り入れると、学校での学びが定着しやすくなります。
学校選びで見ておきたい点
同じ「英語に力を入れている」学校でも、狙いや方法はさまざまです。わが子に合うのはどんな学びかを考えながら、複数の学校を見比べてみてください。
まとめと確認先
教育内容や英語の取り組みは、年度によって発展・変更されることがあります。最新の内容は、学校が公表する情報で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
英語教育の中身を数字で見る
外国語教育について、資料で確認できる内容を具体的に見ていきましょう。
椙山女学園大学附属小学校では、児童へ英語を教える資格を持ったネイティブ講師5人によって、1年生から6年生まで毎日、少人数で英語の授業が行われています。週に1回や2回ではなく、毎日という点が大きな特徴です。
積み上げると、6年間でおよそ640時間になると示されています。これは中学校での英語の総時間数に匹敵する分量だとされています。小学校を卒業する時点で、中学3年分に相当する時間を英語に触れてきているということです。
授業の中だけではありません。校外行事にもネイティブ講師が同行し、英語での日常会話やアクティビティを行っているとされています。教室を離れた場面でも英語を使う機会がつくられている形です。
さらに、5年生と6年生の希望者を対象に、オーストラリアでの語学研修とターム留学が行われています。学んだ英語を実際に使う場が、小学生のうちに用意されているということです。
ここに挙げた内容は2026年度入試の資料に基づくものです。最新の内容は学校の募集要項でご確認ください。
少人数で学ぶしくみ
英語がこれだけの時間数で成り立っているのは、学級の編成にも理由があります。
この学校は1学年3学級で、1学級は30名です。そのうえで、英語と国語ではさらにクラスを半分に分けた少人数授業が行われています。つまり、英語の時間はおよそ15名前後で学ぶことになります。
少人数で学ぶ利点は、一人ひとりが声を出す回数が増えることです。英語は使ってこそ身につきますので、発言の機会が多いことはそのまま力の差になります。
教員数は43名(常勤27名、非常勤11名、講師5名)で、児童数は505名です。基礎学力の充実、優れた能力の伸長、自主的な学習態度の育成に努めるとされており、少人数のしくみはその考え方を形にしたものだといえます。
家庭的な雰囲気の中で、生活面でもきめ細かな指導を行うことが特色として挙げられています。学力の面だけでなく、日々の過ごし方まで含めて見てもらえる規模だということです。
情報教育で用意されている環境
英語と並んで気になるのが、情報教育の環境だと思います。
椙山女学園大学附属小学校では、各教室に電子黒板が配備され、デジタル教科書や実物投影機といったICT機器を活用してわかりやすい授業に努めるとされています。
タブレット機器については、1年生から個人持ちにしていると示されています。学年が上がってから配るのではなく、入学した時点から一人一台という形です。さまざまな教科で、学習意欲の向上や、基礎的・基本的な知識・技能の習得に活用されています。
プログラミング教育にも取り組んでおり、論理的思考を養うようカリキュラムが組まれているとされています。
入学前に機器の使い方を仕込んでおく必要はありませんが、指示を聞いて順序どおりに手を動かす経験は、家庭でも積んでおけます。折り紙や料理の手伝いなど、手順のある作業を最後までやり切る経験が、そのまま土台になります。
教育と英語についてよくある質問
入学前に英語を習っておく必要はありますか
入試の考査の区分に英語は含まれていません。AO型は書類審査と面接、一般はペーパー、口頭試問、行動観察、運動、親子面接と示されています。入学後に毎日の英語授業がありますので、先取りより、英語を楽しいと感じる土台を作っておくほうが役に立ちます。
オーストラリアの研修は全員参加ですか
5年生と6年生の希望者を対象とした語学研修とターム留学と示されています。全員が参加するものではありません。費用や期間については資料に記載がありませんので、学校にご確認ください。
中学校ではどのように学びが続きますか
沿革には、校長の推薦により椙山女学園中学校へ進学し、その後の高等学校、大学、大学院へと進む道が開かれていると記されています。進学の条件の詳細までは記載がありませんので、説明会の機会にお尋ねください。
学校の教育理念は何ですか
学園の教育理念は「人間になろう」で、小学校の校訓は「強く 明るく 美しく」です。知・徳・体の調和のとれた人間を育成することを教育目標としています。
学校が掲げている教育の目的
英語やICTの環境は目に見えやすいものですが、その土台にある考え方も知っておきたいところです。
椙山女学園大学附属小学校は、学園教育理念「人間になろう」と小学校校訓「強く 明るく 美しく」の具現を目指すとして、次の三つを教育目的に掲げています。
- 進んで心身を鍛え、生命と自然を尊ぶとともに、他の人と協力してたくましく生きる力を培うこと
- 明るく積極的に学ぶ態度と基礎的・基本的な知識・技能を習得し、協働してそれらを活用し課題をよりよく解決できる能力を養うこと
- 礼節を重んじ、豊かな情操を涵養し、思いやりと品位のある態度を養うこと
特色としては、きめ細かな指導、明るく豊かな学校、品位の育成、そして多彩な行事や活動が挙げられています。挨拶や言葉遣いなどの基本的な行動様式の指導を重視し、品位ある生活習慣の体得に努めるとされています。
学習発表会、運動会、校外の宿泊行事などは、自主性・協調性・自制心を育み、知育・徳育・体育を総合する活動として位置づけられています。英語やICTも、この考え方の中に置かれているということです。
学びの続き方を知っておく
小学校で積み上げた英語やICTの経験が、その先どうつながっていくのかも見ておきましょう。
椙山女学園には、附属保育園、附属椙山こども園、附属幼稚園があり、小学校の上には椙山女学園中学校、高等学校、そして椙山女学園大学と同大学院が続いています。
沿革によると、この小学校は学園一貫教育の一翼を担うべく1952年に創設されました。創立者は椙山正弌氏です。開校当初は男女共学でしたが、1964年以降は女子のみの小学校として現在に至り、2022年には開設70周年を迎えました。
そして、校長の推薦により椙山女学園中学校へ進学し、その後の高等学校、大学、大学院へと進む道が開かれていると記されています。
6年間でおよそ640時間という英語の積み重ねが、その先の学びにどう生かされていくのか。説明会の機会に、中学校以降の学びの様子とあわせてお尋ねになるとよいでしょう。2027年度に向けては、学校説明会が2026年6月13日、入試説明会が2026年9月12日に予定されています。
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