椙山女学園大学附属小学校は他校と併願できますか?
日程と併願の出発点
併願を考えるうえで最初に確認したいのが、考査日程が他校と重なっていないかです。日程が重なると受験自体ができないため、志望する学校の日程を早めに並べて見比べておきましょう。
出願方法や合格発表・入学手続きの締め切りも学校ごとに異なります。手続きのスケジュールまで含めて、全体を見渡しておくことが大切です。
無理のない組み合わせ
お子さまの負担を第一に、受験する学校の数や順番を考えましょう。連日の受験は思った以上に体力を使うため、詰め込みすぎないことが、当日のコンディションを守ります。
併願校を選ぶ視点
偏差値や知名度だけでなく、校風や教育方針がわが家に合うかを基準に選ぶと、どの学校に進んでも納得できる受験になります。「ここなら通わせたい」と思える学校を選ぶことが大切です。
まとめと確認先
日程や出願条件は年度によって変わります。最新の日程・要項は、各校の公式発表で必ずご確認ください。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
三つの区分と、併願できるかどうか
併願を考えるうえで、まず正確に押さえておきたいのが入試の区分です。椙山女学園大学附属小学校の入学試験は、AO型入試、一般1次入試、一般2次入試の三つに分かれています。
2026年度入試の資料では、募集人数はAO型が女子約30名、一般1次が女子約25名、一般2次が女子若干名と示されています。
ここでいちばん大切なのが、AO型入試は専願のみとされている点です。合格したら必ず入学するという前提で出願する区分ですので、ほかの学校と併願したいご家庭は選べません。この学校を第一志望と決めているかどうかで、出願できる区分が変わってくるということです。
一般入試については、専願に限るという記載はありません。とはいえ、出願の条件は年度によって変わることがありますので、必ず学校の募集要項でご確認ください。
なお、一般2次入試の日程については、手元の資料に記載がありませんでした。実施の時期を知りたい場合は、学校に直接お問い合わせいただくのが確実です。
2026年度入試の日程はこうでした
併願の組み立ては、日程を並べてみないと判断できません。2026年度入試の資料で確認できる内容を整理します。
AO型入試は、出願が2025年9月8日から12日までの窓口受付でした。選考は2025年9月22日から26日の間に行われ、日は出願のときに決まる形です。合格発表は2025年9月30日に郵送で行われました。
一般1次入試は、出願が2025年10月2日から9日までの郵送受付でした。選考は2日に分かれており、考査が2025年10月18日、面接が2025年10月19日です。合格発表は2025年10月22日に郵送で行われました。
AO型の結果が9月30日に出たあと、一般の出願が10月2日から始まるという並びになっています。日程の間隔が短いため、AO型を受けるかどうかは早い段階で決めておく必要があります。
出願の方法がAO型は窓口、一般は郵送と分かれている点にもご注意ください。日程は年度によって変わりますので、最新の内容は学校の募集要項でご確認ください。
併願先を考えるときの視点
併願校を選ぶときは、考査の中身がどれだけ重なるかを見ておくと、準備の負担を抑えられます。
椙山女学園大学附属小学校の一般入試で示されている考査の区分は、ペーパー、口頭試問、行動観察、運動、そして親子の面接です。運動まで含まれていますので、ペーパー中心の学校だけを併願先にすると、準備の幅が足りなくなることがあります。
一方、AO型入試で示されているのは書類審査と、志願者・保護者の面接です。ペーパーや運動は含まれていません。同じ学校の中でも、求められる準備がまったく違うということです。
もうひとつ、学校の性格も併願の判断材料になります。この学校は1964年以降、女子のみの小学校です。校長の推薦により椙山女学園中学校へ進学し、その後の高等学校、大学、大学院へと進む道が開かれていると沿革に記されています。中学校以降も女子校で学ぶことを見すえて選ぶ学校だということです。
併願についてよくある質問
AO型と一般の両方に出願できますか
AO型は専願のみと示されています。両方に出願できるかどうかについては資料に記載がありませんので、断定できません。出願の条件にかかわる大切な部分ですので、学校の募集要項でお確かめください。
倍率はどのくらいですか
志願者数は2022年度から2026年度までの5年分すべてが非公表で、合格者数の記載もありません。そのため倍率を算出することはできません。数字ではなく、考査の区分に沿った準備で臨むことになります。
費用はどのくらいかかりますか
2026年度入試の資料では、考査料が20,000円、入学金が200,000円と示されています。年額では、授業料624,000円、学習諸費36,000円(1〜3年)と38,000円(4〜6年)、給食費112,636円(1年)と117,128円(2〜6年)、積立金80,000円、児童会費3,600円、PTA会費7,600円、PTA協力金4,800円です。いずれも年額ですのでご注意ください。
説明会はいつありますか
2027年度に向けては、学校説明会が2026年6月13日、AO型入試説明会が2026年8月22日、入試説明会が2026年9月12日に予定されています。
この学校ならではの環境も比べてみる
併願先と並べて考えるときは、日程や考査だけでなく、入学後の環境も比べておきたいところです。
椙山女学園大学附属小学校は1学年3学級で、1学級は30名です。英語と国語ではさらにクラスを半分に分けた少人数授業が行われています。児童数は505名、教員数は43名(常勤27名、非常勤11名、講師5名)と示されています。
英語は、児童へ英語を教える資格を持ったネイティブ講師5人により、1年生から6年生まで毎日、少人数で行われています。6年間でおよそ640時間になり、中学校での英語の総時間数に匹敵する分量とされています。5年生と6年生の希望者には、オーストラリアでの語学研修やターム留学も用意されています。
情報教育では、各教室に電子黒板が配備され、1年生からタブレット機器を個人持ちにしています。
昼食は給食で、アレルギーへの対応があると示されています。対象は卵、乳、エビ、カニです。土曜授業は「なし」で、行事のための登校はあるとされています。アフタースクールも「あり」と示されています。
通学のしやすさはどうですか
学校は愛知県名古屋市千種区山添町2-2にあり、地下鉄東山線の覚王山駅から徒歩5分です。バスの場合は「田代本通」「覚王山」「日進通五丁目」の各停留所が挙げられています。スクールバスは「なし」と示されていますので、公共交通機関と徒歩で通う形になります。
併願先を選ぶときは、それぞれの学校までの経路を実際にたどってみると、通学の負担の差がはっきりします。ここに挙げた内容は2026年度入試の資料に基づくもので、最新の内容は学校の募集要項でご確認ください。
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