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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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【椙山女学園大学附属小学校】過去問の傾向と対策を分野別にプロが解説

ママ
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椙山女学園大学附属小学校の過去問には、どんな傾向がありますか?

塾長
塾長

椙山女学園大学附属小学校で見られる出題の傾向と、分野ごとの取り組み方、そして家庭での過去問の使い方までをまとめます。過去問は「当てる」ためではなく「傾向をつかむ」ために使うのがコツです。最新の出題内容は学校公表の情報でご確認ください。

大切なのは、以下の3点です。

・よく見られる出題の分野
・分野別の取り組み方
・家庭での過去問の使い方

椙山女学園大学附属小学校の個別相談家庭学習サポート願書作成面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

椙山女学園大学附属小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!

よく見られる出題の分野

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過去にはペーパーや口頭試問、行動観察、運動などの課題などが取り上げられてきました。分野が幅広いぶん、一つの苦手が全体の印象を下げてしまわないよう、まずは基礎を一つずつていねいに固めておくことが大切です。

それぞれの分野は、机の上の学習だけでなく、日常の遊びや会話の中でも育てられます。数や図形は身のまわりのものを数えたり並べたりする中で、言語やお話の記憶は絵本の読み聞かせや親子の対話の中で、自然と力がついていきます。

分野別の取り組み方

ペーパー系の課題は、スピードより「正確に理解できているか」を優先しましょう。最初はゆっくりでも、指示を正しく読み取って答えられることを積み重ねると、後から速さは自然についてきます。

制作や運動、行動観察が含まれる場合は、上手さよりも取り組む姿勢が見られます。準備・片付けまで含めて一つの活動と考え、ていねいに最後までやり切る習慣を大切にしてください。

家庭での過去問の使い方

過去問はあくまで傾向をつかむための材料です。答えの丸暗記ではなく、間違えた問題こそ「どこでつまずいたのか」を一緒に振り返ることで、次につながります。

同じ問題を何度も解かせるより、似た考え方の課題を色々な角度から経験させる方が、初見の問題にも動じない力が育ちます。

対策のまとめと注意点

傾向は年度によって変わるため、過去問だけに頼りきらず、幅広い経験と基礎の積み上げを軸にしてください。ご家庭だけで進め方に迷うときは、専門家の視点も取り入れると、優先順位が整理しやすくなります。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。

倍率は算出できるのか

過去問の傾向を追う前に、入試の規模を知っておきたいところですが、この学校については正直にお伝えしなければならないことがあります。

椙山女学園大学附属小学校の志願者数は、2022年度から2026年度までの5年分すべてが非公表です。合格者数についても記載がありません。つまり、何人が出願して何人が合格したのかが分からないため、倍率を算出することはできません。

受験情報サイトなどで数字を見かけることがあるかもしれませんが、学校が公表していない以上、その根拠までは確かめられません。数字の出どころがはっきりしないものを判断の材料にするのは避けたほうがよいでしょう。

代わりに手がかりになるのが募集人数です。2026年度入試の資料では、AO型が女子約30名、一般1次が女子約25名、一般2次が女子若干名と示されています。1学年は3学級で1学級30名ですので、合わせておよそ90名の学年になる計算です。

数字が読み取れないぶん、考査の区分に沿って着実に準備するという当たり前の道が、いちばん確かな進め方になります。

公表されている考査の区分から準備を組み立てる

対策の方向は、学校が公表している枠組みに沿って決めるのが確実です。

AO型入試で示されているのは、書類審査と、志願者・保護者の面接です。ペーパーや運動は含まれていません。そのぶん、書類と面接でご家庭の考えを伝えきる必要があります。なお、AO型は専願のみとされていますので、この学校を第一志望と決めているご家庭向けの区分です。

一般入試では、ペーパー、口頭試問、行動観察、運動、そして親子の面接が示されています。机に向かう力だけでなく、体を動かす力、集団の中でのふるまい、言葉で答える力が、それぞれ別の場面で見られる構成です。

受験番号は願書の受付順で、月齢の考慮は「なし」と示されています。早生まれのお子さまも同じ土俵で見られる前提ですので、生活年齢の差は家庭での積み重ねで埋めていくことになります。

学校から過去の問題そのものが公表されているわけではありません。区分に沿って、どの力を伸ばすかを整理していくことになります。

学校が育てたい姿を知っておく

出題の背景を考えるうえで、学校が掲げているものを知っておくと、家庭で何を大切にするかが定まります。

椙山女学園の教育理念は「人間になろう」で、小学校の校訓は「強く 明るく 美しく」です。教育目的として示されているのは、次の三つです。

  • 進んで心身を鍛え、生命と自然を尊ぶとともに、他の人と協力してたくましく生きる力を培うこと
  • 明るく積極的に学ぶ態度と基礎的・基本的な知識・技能を習得し、協働してそれらを活用し課題をよりよく解決できる能力を養うこと
  • 礼節を重んじ、豊かな情操を涵養し、思いやりと品位のある態度を養うこと

特色としては、1学年3学級・1学級30名というきめ細かな指導、英語と国語でクラスを半分に分けた少人数授業、家庭的な雰囲気の中での生活面の指導、そして挨拶や言葉遣いといった基本的な行動様式を重んじる品位の育成が挙げられています。

考査で見られるのは、こうした学校生活になじめる土台があるかどうかです。丁寧なふるまいを、日々の暮らしの中で育てておきましょう。

学校が公表している「適性検査でみるところ」

出題そのものは非公表でも、観点は公表されています

過去問が手に入らない学校でも、学校が何をみるかを書いていれば、対策の方向は決められます。椙山女学園大学附属小学校の場合、公表されている2027年度の募集要項に、一般入試1次募集の選考方法として適性検査と本人・両親の面接試験が挙げられ、適性検査でみるところとして、言語の力、運動の力、判断する力、態度の四つが示されています。

問題そのものが分からなくても、この四つが分かれば準備は組めます。言語の力が挙がっているということは、話を聞いて理解し、言葉で答える場面があるということです。運動の力が挙がっているということは、体を動かす課題が含まれるということです。判断する力は、その場で自分で決める場面があることを意味し、態度は、課題に取り組む姿勢そのものが見られていることを示しています。

四つの観点を家庭の練習に置き換える

言語の力は、読み聞かせのあとに、内容を自分の言葉で話してもらう時間をつくると育ちます。話の順番をたどって説明できるようになると、聞く力と話す力が同時に伸びていきます。

運動の力は、特別な種目の練習ではなく、走る・跳ぶ・投げるといった基本の動きを外遊びのなかで重ねることで十分です。指示を聞いてすぐ動く、待つべきときは待つという切り替えも、遊びのなかで身につきます。

判断する力は、大人が先回りして決めてしまわないことが練習になります。着る服、持っていくもの、遊びの順番を自分で選ばせる場面を、一日に一つでもつくってみてください。

態度は、いちばん短期間では変えにくい部分です。あいさつ、返事、使ったものを元に戻すという生活の基本を、受験の年だけでなく日常として積み上げておくことが、そのまま当日に表れます。

2027年度は一般2次の日程も公表されています

公式の入試情報ページでは、2027年度の日程として、AO型入試が2026年9月24日から28日までの指定された日時、一般入試1次募集が適性検査2026年10月17日・面接2026年10月18日、一般入試2次募集が2026年12月15日と案内されています。募集人員は全体で約80名で、検定料はいずれも20,000円です。1次と2次のあいだにおよそ2か月ありますので、1次のあとに立て直す時間はあるという前提で計画を立てられます。日程は年度によって変わりますので、最新の内容は学校の募集要項でご確認ください。

過去問と対策についてよくある質問

倍率が分からないのに準備の量を決められますか

決められます。むしろ、数字に振り回されないぶん、考査の区分に沿って着実に積み上げるという本来の準備に集中できます。一般入試であれば、ペーパー、口頭試問、行動観察、運動をひととおり経験しておくことが目安になります。

英語の準備は必要ですか

考査の区分に英語は含まれていません。入学後は1年生から6年生まで、ネイティブ講師による少人数の英語授業が毎日行われます。入試のために先取りするより、入学後に楽しめる土台を作っておくとよいでしょう。

学校を見る機会はありますか

2027年度に向けては、学校説明会が2026年6月13日、AO型入試説明会が2026年8月22日、入試説明会が2026年9月12日に予定されています。AO型を考えている方向けの説明会が別に用意されています。

いつから準備を始めればよいですか

2026年度入試では、AO型の出願が2025年9月8日から、一般1次の出願が2025年10月2日からでした。秋には出願が始まりますので、年中のうちから生活の中で少しずつ積み上げていく形が向いています。

学校生活の一年から準備のヒントを探す

年間行事を眺めると、この学校が何を大切にしているかが見えてきます。

4月の入学式と始業式に続いて、5月には春の遠足、ティンガティンガ、運動会が並びます。6月には創立記念日と芸術鑑賞会、7月には6年生の諏訪湖の生活、5年生の関西の生活、4年生の郡上の生活といった宿泊行事が組まれています。

10月には学習発表会と1年生から5年生の秋の遠足、11月には6年生の修学旅行があります。1月には書き初めコンクール、百人一首かるた大会、なわとび大会が続き、3月にはクリプトメリアンセミナー発表会とお別れ会、卒業式を迎えます。

行事のなかに避難訓練が繰り返し組み込まれている点も特徴です。4月と9月に地震避難訓練、6月と1月に火災避難訓練、11月には引渡し訓練を兼ねた保護者会と不審者対応避難訓練が予定されています。

書く、覚える、体を動かす、人前で発表するという経験が一年のなかに散りばめられています。家庭でも、こうした場面を少しずつ体験させておくと、入学後の生活になじみやすくなります。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
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