四條畷学園小学校の教育の特色や英語教育を知りたいです。
四條畷学園小学校の教育理念
教育理念は「人をつくる」です。教育の目的は人をつくることであり、それは徳、知、体の三育のかたよらない実施と、その上に立つ品性人格の陶冶によってのみ可能だとされています。
「実践躬行」として、品性人格は単に知識を身につけるだけではなく、身をもって実際に行うことにより修得されるとしています。
「Manners makes man」という言葉も掲げられています。礼儀正しい行いを身につけることが、人として成長し、品性人格の備わった人になることにつながるという考えです。
教育のめあてと方針
教育のめあてとして、真理探究と価値観の練磨、自主性の確立、基礎学力の徹底と研究態度の養成、個人の尊重と集団の育成、礼儀と品性の四つが掲げられています。
教育方針は「個性の尊重」と「明朗と自主」です。一人ひとりの異なる性格と才能を尊重し、これを画一化することなく、それぞれの天賦の才能を探求し発揮させるとしています。
「実行から学べ」という言葉も示されています。知識は実践を伴ってこそ価値があり、「知って行い、行って知った」という過程を通じて学ぶ人を育てるという考え方です。
四條畷学園小学校が望む児童像は、主体性を持った子どもです。誰かに何か課題されなければ動けない人ではなく、何をすればいいのかを自分で決められる人になってほしいと、学校は述べています。
創造的態度を身につけている人間になってほしい。その願いがあって、特色ある教育を行っているという説明です。
専門的な教育の中身
「好奇心の翼を広げる専門的な教育」として、英語、コンピュータ、漢字検定と書道、美術、科学、水泳が挙げられています。
理科は「科学」として位置づけられ、子どもたちは常に実験を通して自然現象の真理を学びます。美術は一人ひとりにやりたい分野やテーマ、道具、材料まで考えさせて制作させる「自主選択の美術」という形をとっています。
教師に教わる美術ではなく、子どもたちが自ら学んでいく美術。学校自身がそう説明しています。自分のやりたいことを選んで意欲的に行動することで、可能性を広げるという考え方です。
自由に選べる学び・活動科
「つくる」分野では、箸削り、竹とんぼ、竹笛、飯ごう炊さん、お菓子作りといった活動が用意されています。手を動かして、ものを生み出す時間です。
「身体表現」分野では、ハートグローバルを授業に導入し、人形劇、ビデオドラマ作り、舞台劇、リズムダンスなどが行われます。「スポーツ」分野には、サッカー、バスケット、野球、卓球があります。
「学び」分野では、コンピュータ授業、書道、習熟度に応じた個別学習が行われます。四つの分野から、子どもが自分で選んで取り組むかたちです。
放課後と行事
放課後には、学園の施設を使ったさまざまな教室が開かれています。算数国語教室、漢字教室、そろばん教室、水泳教室、音楽教室、英語教室、英語発音訓練教室、お茶お花教室、ダンス教室、体操教室などです。
行事も豊富です。自然学校、臨海学校、カントリーステイ、ハーヴェストステイ、模型飛行機大会、そして5・6年生の希望者にはオーストラリア生活体験旅行が用意されています。
教育の内容や実施の方法は年度によって変わることがあります。くわしくは、学校が公表する最新の情報でご確認ください。
ご家庭だけで判断に迷うときは、個別相談を承っております。日々の学習は個別家庭学習サポートもあわせてご活用ください。
学校の規模と、日々の学びを支える体制
教育の中身を見るときは、それがどのような規模の中で行われているのかもあわせて確認しておきたいところです。受験資料に掲載されている四條畷学園小学校の数字は次のとおりです。
- 児童数 約600名
- 1クラスの人数 30名
- 教員数 37名
私立小学校としては大きめの規模です。1学年あたりおよそ100名、3クラス程度という計算になりますので、6年間の中でクラス替えによる出会い直しがあり、人間関係が固定されにくいという特徴があります。一方で、少人数制の学校のような密着した指導とは形が違います。どちらが良いという話ではなく、お子さまの性格に合うかどうかで考えていただくのがよいでしょう。
生活のリズムの面では、土曜授業があり、第2土曜日が休みとされています。昼食は、お弁当、給食、パン屋、食堂(3年生以上)の中から選ぶことができます。3年生から食堂が使えるようになるという点は、学年が上がるにつれて自分で選ぶ場面が増えていく、この学校の考え方が表れている部分だと感じます。
これらの数字は資料に基づくものです。児童数やクラス編成は年度で変わりますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
学びを支える施設は、時間をかけて整えられてきた
四條畷学園の沿革をたどると、教育の中身と施設の整備がつながっていることが見えてきます。資料に記載されている主な出来事を挙げます。
- 1930年 テニスコート設置
- 1967年 創立40周年記念として新体育館兼講堂が竣工
- 1980年 室内温水プールが竣工
- 1983年 総合ホールが竣工
- 1991年 小学校体育館が竣工
注目したいのは1980年の室内温水プールです。四條畷学園小学校の専門的な教育には水泳が挙げられており、放課後の教室にも水泳教室があります。室内で温水という環境が整っているからこそ、季節に左右されずに水泳の時間を確保できるわけです。施設と教育課程が結びついている一例といえます。
体育館や総合ホールについても同じことがいえます。学び・活動科の「身体表現」の分野には、人形劇、ビデオドラマ作り、舞台劇、リズムダンスなどが挙げられていますが、こうした活動には発表の場が必要です。1967年の体育館兼講堂、1983年の総合ホール、1991年の小学校体育館と、発表と運動の場を段階的に整えてきた歴史があります。
学園全体の歩みとしては、1926年に四條畷高等女学校として第1回入学式が行われ、1948年に小学校が設立・開校しています。2005年には四條畷学園大学が開学し、保育園から大学までがそろう学園になりました。
教育と英語についてよくある質問
英語は週に何時間ありますか
英語の授業時数について、資料には記載がありません。専門的な教育の一つとして英語が挙げられていることは分かりますが、時間数を推測でお伝えすることはできませんので、学校説明会でご確認ください。2027年度の学校説明会は2026年5月30日と7月18日に予定されています。
英語を学校の中で続けられる仕組みはありますか
放課後の教室として、英語教室と英語発音訓練教室が挙げられています。授業とは別に、学園の施設を使って英語に触れる時間を持てる形です。
海外に行く機会はありますか
年間行事には、8月にオーストラリア生活体験旅行(5・6年の希望者)が挙げられています。全員参加ではなく希望制です。費用や参加条件は資料に記載がありませんので、学校にご確認ください。
英語以外に、力を入れている学びは何ですか
資料では、英語、コンピュータ、漢字検定と書道、美術、科学、水泳が専門的な教育として挙げられています。漢字検定という具体的な目標が示されている点、理科を「科学」として実験を通して学ぶ形にしている点が特徴です。
中学受験には対応していますか
外部への進学に向けた指導の有無について、資料には記載がありません。系列に四條畷学園中学校がある学校ですので、進路の考え方については学校に直接おたずねください。
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