賢明学院小学校からは、どんな進路に進めるのでしょうか。
幼稚園から高校まで続く一貫教育
賢明学院は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校を擁する一貫教育の学院です。小学校は、この一貫した学びの流れのなかに位置づけられています。
カトリックの精神を土台とした教育を、長い時間をかけて積み重ねられることが特徴です。校種が変わっても、なじみのある環境で学び続けられます。
系列の中学校への内部進学の道が用意されており、小学校での学びを土台に、中高へと連続した教育を受けられます。
中学・高校は関西学院大学の系属校
賢明学院の中学校・高等学校は、2019年に関西学院大学と系属校の関係を結んでいます。これにより、関西学院大学への進学の道が開かれています。
系属校として、一定の条件を満たせば関西学院大学へ推薦で進学できる仕組みがあります。大学まで見据えた進路を描けることは、大きな特徴です。
小学校からの内部進学と、この系属関係を合わせると、小学校から大学までを視野に入れた長い学びの道が見えてきます。
内部進学の位置づけ
小学校から系列の中学校へは、内部進学の道があります。日々の学びや生活を通じて、その基礎が育まれていきます。
内部進学の条件や基準は年度によって異なる場合があります。詳細は学校の説明会などで確認しておくと安心です。
一貫した環境のなかで、じっくりと力を伸ばしていけることが、内部進学の大きな利点です。
外部の中学を受験する道もある
同校では、5・6年生が放課後の学習で中学受験を見据えた学びにも取り組みます。内部進学だけでなく、外部の中学を受験する選択肢も用意されています。
子どもの適性や希望に合わせて、内部進学か外部受験かを選べる柔軟さがあります。家庭で方針を共有しておくことが大切です。
どの道を選ぶにしても、小学校で培う学力や、思いやりの心は、その後の進路を支える財産になります。
【賢明学院小学校】公式サイトに示されている進学の実際
進学のことは、うわさや受験情報サイトの数字ではなく、まず学校が自分の言葉で説明している内容を確かめておきたいところです。
公式サイトのQ&Aでは、卒業後の進学状況について、併設の中学高等学校へ進むお子さまが最も多いこと、国立や私立の中学を受験することも可能であることが説明されています。あわせて、併設校へ進む際には推薦の制度があり、受験料や入学金の免除といった優遇があるとも示されています。
一方で、内部進学の人数や割合、外部を受験したお子さまの進学先といった具体的な数字については、公式サイトに記載が見当たりません。ですから、何割が上に上がるといった数字を前提に判断するのは危険です。直近の状況を知りたい場合は、学校説明会や個別学校見学会の機会に直接お尋ねください。個別学校見学会は随時受け付けられており、保護者の方に校内や授業を1時間かけて案内するプログラムだと説明されています。
【賢明学院小学校】6年間で積み上がる学力の土台
どの道に進むにしても、支えになるのは小学校6年間で身についた力です。公式サイトを読むと、この学校が中学以降を意識した組み立てをしていることが分かります。
算数は、4年生までは学級担任が、5年生からは算数専科の教員が授業を担当します。教科書と学校独自のオリジナルテキストを併用し、中学の数学への橋渡しになる文字と式、図形、関数の内容も扱うと説明されています。「自分の考えを持って学び続ける子の育成」を目標に、児童が自ら考え課題に取り組む授業を行い、ノート指導にも力を入れているとされています。
国語は「自分の思いを言葉で表現する子の育成」が目標です。2年生からの国語辞典の活用、日記や作文、起承転結を意識した構成の指導、スピーチや話し合い活動、プレゼンテーションまで含まれています。図書館は関西屈指の規模を誇り、3万冊以上の蔵書があり、司書教員と図書専科の教員が読書指導にあたると紹介されています。
英語は、TOEFL PrimaryやTOEFL JuniorでCEFRに合わせた実践力を、実用英語技能検定で定着度をはかりながら、卒業までにA1レベル以上をめざすとされています。英検は5級から3級まで受験することができると案内されています。中学に上がってから英語でつまずくお子さまは少なくありませんので、この積み上げは進路を考えるうえで大きな意味を持ちます。
【賢明学院小学校】進学についてよくある質問
内部進学に条件はありますか
併設校へ進む際の推薦の制度については、受験料や入学金の免除といった優遇があることがQ&Aに記載されています。ただし、推薦を受けるための成績や生活面の条件については記載が見当たりませんので、学校にご確認ください。
外部の中学を受験すると不利になりますか
Q&Aでは、国立や私立の中学を受験することも可能だと説明されています。外部を受験することで不利になるという記載は見当たりません。とはいえ、実際の準備の進め方は学年が上がってからのご家庭の判断になりますので、在校生の様子を説明会などで聞いておくと安心です。
受験の勉強は学校の中でもできますか
放課後のアフタースクールプラスには、4年生から6年生を対象とした明光義塾の個別指導が講座として用意されていると紹介されています。ほかにも学研アフター賢明学院などの講座があり、最も遅い下校時刻は19時30分までとされています。開講日や月謝は別途配布の受講案内で確認するよう案内されており、公式サイトからは金額が分かりませんので、学校にご確認ください。
途中から入学することはできますか
Q&Aによると、転・編入学は全学年で受け入れがあり、6年生については中学校進学を希望するお子さまが対象とされています。試験は国語と算数のテストおよび親子面接で、新入生対象の日程にあわせて実施され、必要なときには随時行われると説明されています。
進学実績の数字はどこで見られますか
進学先の学校名や人数といった実績の一覧は、公式サイトに記載が見当たりません。数字を確かめたい場合は、学校説明会や個別学校見学会でお尋ねいただくのが確実です。
学校が育てたい子ども像はどのようなものですか
学校概要のページには、教育目標として「寛容を実践し、自分とは異なる見方を理解し、真の平和の精神で信頼関係を築くことによって自己を表現し、人として成長するための全人教育」が掲げられています。カトリック教育の柱としては、神さまとの対話の時間としての「祈りの心」、一人ひとりが自分らしさという恵みをいただいているという「自他を認める心」、創立者の言葉にもとづく「奉仕の心」の三つが挙げられ、校訓は「祈り・学び・奉仕する」です。どの中学に進むかという話の前に、この6年間で何を大切にしてほしいのかを、ご家庭の言葉に置きかえておくことをおすすめします。
学校の歴史はどれくらいありますか
公式サイトの沿革によると、1959年9月に設置が認可され、1960年4月に校舎が落成して初代校長が就任し、第1回入学式が行われました。2009年11月には創立50周年の記念式典が行われ、2026年4月には第16代校長として古川ルミ先生が就任されています。長く続いてきた学校ですので、卒業生が社会でどう歩んでいるかも、説明会で聞いてみたい話題です。
進路選びで家庭が意識しておきたいこと
まずは、系列の中高への内部進学と、関西学院大学への系属関係、そして外部受験という選択肢を、それぞれ理解しておきましょう。
あわせて、子どもがどんな環境で伸びるのかを、日々の様子から見つめておくことが、進路選びの土台になります。
ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて個別家庭学習サポートもご活用ください。
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