ママ
ママ
西宮に住んでいて、神戸や芦屋の園も通える範囲です。インターナショナルプリスクールが気になっていますが、小学校受験も考えているので、選び方を教えてください。
うみ塾長
うみ塾長
阪神間から神戸にかけては、昔からの外国人学校と、新しいプリスクールの両方がある地域です。園に順位はつけず、公式サイトで確かめた事実と、受験を考えるご家庭の見方を順番にお話しします。

兵庫県で、1日を英語で過ごすプリスクール(インターナショナル幼稚園と呼ぶ方もいます)が多いのは、西宮・芦屋・宝塚の阪神間と、神戸市の東灘区から垂水区にかけての海側です。明石や姫路にも園があります。

この記事では、まず園の種類の見方をお話しし、続いて県内の11の園を、私が公式サイトで読んで確かめた事実だけで紹介します。そのあとに、関西の私立・国立小学校を考える場合の選び方を、元面接官の立場からお伝えします。内容は2026年10月時点のものです。最新の情報は、各園の公式サイトでご確認ください。

園選びや受験準備に不安がある方へ

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、ご家庭の状況をうかがいながら、園選びと準備の進め方を一緒に整理します。

▶ 個別相談の詳細を見る

兵庫・神戸・西宮のプリスクールの種類の見方

公式サイトを開いたら、次の4つのどれに当たる園なのかを、はじめに見てください。同じ園が2つに当てはまることもあります。

  • 高校生の学年まで続く学校の、幼児の学年:神戸には、3歳から入れる一貫の学校があります。
  • 1歳や2歳から就学前まで預かるプリスクール:保育園のように毎日通う園です。入園の時期を決めず、随時受け入れている園もあります。
  • 年少から年長の3年間を過ごす園:幼稚園と同じ学年の区切りで募集する園です。説明会の日程が決まっています。
  • 受験のコースやクラスについて書いている園:希望するご家庭に向けた受験のコースやクラスを、公式サイトで案内している園です。

「認可外保育施設」「企業主導型保育園」など、施設の種類の書き方は園によって違います。無償化の対象かどうかは、園と市役所の両方に確かめてください。大阪の園も通える範囲にあるご家庭は、大阪のインターナショナルプリスクールの選び方も参考になります。

兵庫の代表的な園(公式サイトで確認できた事実)

西宮・芦屋・宝塚、神戸、明石・姫路から、校舎の場所を公式サイトで確かめられた11の園を表にしました。順番に意味はありません。金額と、進学先の学校名は載せていません。

園の名前 運営 校舎のある市・区 対象年齢 公式サイトにある特色
キッズデュオインターナショナル(KDI)西宮北口 やる気スイッチグループ 西宮市 2歳〜6歳 バイリンガル幼児園。園のページに、小学校受験の指導についての項目があります。
キンダーキッズ インターナショナルスクール 公式サイトでご確認ください 県内に5校。宝塚市、芦屋市、西宮市(2校)、神戸市須磨区 1歳児〜5歳児のクラス(西宮校は生後6か月からの親子クラスも案内) 課外のクラスとして、受験対策のクラスが案内されています。全校で使える転園の仕組みがあります。
関西国際学園 神戸校/さくらインターナショナルスクール 株式会社関西国際学園 神戸市灘区(神戸校)、西宮市(校名は芦屋校)、明石市、姫路市 乳幼児部は0〜2歳児、幼稚園部は年少〜年長 神戸校は高校生まで続き、国際バカロレアの3つの課程の認定校と書かれています。受験対策クラスの記載があります。
Aiwin International School 夙川校 公式サイトでご確認ください 西宮市 乳児のクラスから年長にあたるクラスまで(クラスごとに月齢の条件があります) 探究を軸にした英語の園。大阪府内にも3つの校舎があります。
東京インターナショナルスクール キンダーガーテン 夙川キャンパス 公式サイトでご確認ください 西宮市 年少〜年長 入園説明会に、外国人の先生による体験レッスンが付いています。見学会も開かれています。
神戸インターナショナルスクール 公式サイトでご確認ください 神戸市東灘区 1歳6か月〜就学前 神戸市の認可外保育施設と書かれています。小さい年齢のうちは、日本語も使って信頼関係をつくるとしています。
CHES(チェス)インターナショナルスクール 株式会社プラウドカンパニー 神戸市垂水区 プリ・クラスは1歳半〜就学前 4月の一斉入園ではなく、随時の入園。事前予約の無料トライアルがあります。
KOBILS(神戸バイリンガルスクール) 公式サイトでご確認ください 神戸市垂水区 3歳〜12歳 日本語と英語の両方で学ぶ学校。オンラインの説明会が案内されています。
つばさインターナショナルプリスクール 公式サイトでご確認ください 神戸市兵庫区 説明会でご確認ください 座って学ぶ時間のコースがあり、希望者向けに小学校受験のコースが案内されています。
JSEインターナショナル 公式サイトでご確認ください 明石市 満2歳から。3歳〜5歳のクラスがあります 英語で生活するプログラム。企業主導型保育園と書かれています。体験会があります。
カネディアン・アカデミイ 公式サイトでご確認ください 神戸市東灘区 3歳〜12年生 国際バカロレアの課程を持つ一貫の学校。幼児の学年は3歳からです。

「公式サイトでご確認ください」とした欄は、私が読んだ範囲では確かめられなかった項目です。校舎の名前と実際の所在地の市が違う園もありますので、通う道のりは地図でお確かめください。

KDIとキンダーキッズについては、キッズデュオインターナショナルの紹介記事、キンダーキッズの紹介記事をご覧ください。

受験を考えるご家庭の選び方(元面接官の視点)

ここからは私の考えで、表の園のどれかを指したお話ではありません。関西の私立・国立小学校を考える場合に、入園の前に整理していただきたい4つの点です。

1. 卒園後の道を2つ並べて考える

プリスクールを卒園したあと、英語に力を入れている小学校へ進むのか、そうではない小学校を受けるのか。前者であれば、園での経験は志望理由につながりやすいと私は考えています。どちらの道も残しておきたいご家庭は、その2つを紙に並べて、園に求めることを書き分けてください。

2. 面接で聞かれる「なぜ本校なのですか」に備える

英語を前面に出していない小学校では、「英語の園を選ばれたのに、なぜ本校なのですか」と尋ねられることがあります。ご家庭の教育の方針を先に定め、園も小学校もその方針から選んだと言えるようにしておきます。

3. 待つ・聞く・そろえる経験を数える

考査では、先生の話を最後まで聞く、順番を待つ、靴や道具をそろえるといった動きを見られます。見学の日には、こうした場面が1時間のうちに何回あるかを数えてください。少ないと感じた場合は、玄関の靴、食事のあいさつ、お手伝いなど、家の中で毎日くり返せることで補います。

4. 通園の時間も入れて、1週間の表をつくる

阪神間から神戸へ、あるいは神戸から西宮へと、市をまたいで通うご家庭も少なくありません。通園にかかる時間、帰宅の時刻、寝るまでに残る時間を、曜日ごとに表にしてください。週末に何時間使えるかも書きます。受験の準備をどこに入れるかは、プリスクールに通いながら受験はできる?にまとめています。

見学・説明会で聞く質問

  • 1日の流れの中で、日本語を使うのはどの時間ですか。日本語の先生はいらっしゃいますか。
  • 全員で同じ活動をする時間と、子どもが自分で選ぶ時間は、それぞれ何分くらいですか。
  • 送迎のバスはありますか。乗る場所と、朝夕のおよその時刻を教えてください。
  • 受験の教室に通うための早退や、週の途中のお休みはできますか。
  • この校舎の施設の種類と、無償化について尋ねる窓口を教えてください。

園別の記事

埼玉は【埼玉】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、愛知・名古屋は【愛知・名古屋】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、福岡は【福岡】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点にまとめています。

千葉は【千葉】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、京都は【京都】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点にまとめています。

北海道・札幌は【北海道・札幌】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、宮城・仙台は【宮城・仙台】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、広島は【広島】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点にまとめています。

静岡は【静岡】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、北関東(茨城・栃木・群馬)は【北関東(茨城・栃木・群馬)】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、滋賀は【滋賀】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、岡山は【岡山】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、新潟は【新潟】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、長野は【長野】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点にまとめています。

沖縄は【沖縄】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、熊本は【熊本】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点、四国(愛媛・香川)は【四国】インターナショナルプリスクールの選び方|受験家庭が見る点にまとめています。

全国の地域ごとの記事は、インターナショナルプリスクール 都道府県別一覧|受験を考える家庭の選び方からも探せます。

プリスクールから受験を考えるご家庭へ

「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。

▶ 幼稚園受験の個別相談 ▶ 小学校受験の個別相談

まとめ

兵庫のプリスクールは、一貫の学校の幼児の学年、低年齢から預かる園、年少からの3年間の園、受験のコースを案内する園という4つの見方で整理できます。

受験を考えるご家庭は、卒園後の道、「なぜ本校なのか」の答え、待つ・聞く・そろえる経験、通園を含めた1週間の時間の4つを、入園の前に整理しておくことが大切だと私は考えています。

「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。