ママ
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今はプリスクールに通っていますが、受験する幼稚園に切り替えようか迷っています。願書や面接で、どう説明すればよいのでしょうか。
うみ塾長
うみ塾長
プリスクールを選んだ理由と、今この園を選ぶ理由を、一本の線でつないでください。前の園を悪く書く必要はありません。あわせて、日本語での集団生活に、お子様を少しずつ慣らしていくこと。この2つが準備の中心です。

プリスクールに通いはじめてから、受験する幼稚園への切り替えを考えるご家庭があります。小学校のことを考えはじめた、お子様の様子を見て考えが変わった。きっかけはご家庭によってさまざまです。

この記事では、切り替える前にご夫婦で決めること、願書の志望理由、面接で聞かれることがある質問、お子様の慣らし方をお話しします。募集の時期や学年は園によって違いますので、必ず各園の募集要項でご確認ください。

園選びや受験準備に不安がある方へ

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、ご家庭の状況をうかがいながら、園選びと準備の進め方を一緒に整理します。

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切り替えを考えるきっかけ

ご相談でうかがうきっかけは、大きく分けると次のようなものです。

  • 小学校受験を考えはじめ、小学校へのつながりから園を見直した
  • 日本語でのやりとりや、季節の行事の経験を増やしたいと感じた
  • 並ぶ・座るといった集団での動きを、園の毎日の中で経験させたいと考えた
  • 預かりの時間や送迎など、ご家庭の生活が変わった

どのきっかけも、まちがいではありません。大切なのは、きっかけを「今の園への不満」で終わらせず、「わが家はこれから何を大事にしたいか」という言葉に直しておくことです。ここが、あとでお話しする志望理由の土台になります。

切り替える前に、ご夫婦で決めること

願書を書く前に、次の4つをご夫婦で話してください。

  1. 小学校はどんな学校を考えているか。英語に力を入れている学校か、そうではない学校か。
  2. なぜ今、切り替えるのか。お父様とお母様で、理由が同じ言葉になっているか。
  3. 英語をこれからどうするか。ご家庭や習いごとで続けるのか、いったん休むのか。
  4. 今の園にいつ、どう伝えるか。退園の手続きや時期は、今の園に確認します。

英語に力を入れている小学校を考えているなら、プリスクールの経験は志望理由につながりやすいと私は見ています。そうではない小学校を考えているなら、「なぜプリスクールに通っていたのに本校なのか」を言えるようにしておく必要があります。幼稚園を切り替えるときも、考え方は同じです。プリスクールと受験する幼稚園の違いは、お受験幼稚園vs インターナショナルプリスクール元面接官が比較でもお話ししています。

願書の志望理由|2つの理由を一本の線でつなぐ

志望理由で大切なのは、プリスクールを選んだ理由と、今この園を選ぶ理由が、ひとつの家庭の考えとしてつながっていることです。

つなぎ方の順番

  1. プリスクールを選んだときに、わが家が大事にしていたことを書く。
  2. プリスクールで、お子様が育ったところを書く。
  3. その上で、これから育てたいことを書く。
  4. それが、この園の教育のどこと重なるかを書く。

たとえば、「いろいろな人と関わる経験を大切にしてきた。お子様は人に話しかけることを楽しむようになった。これからは、落ち着いて人の話を聞く力を育てたい。貴園の毎日の生活を大切にする教育に共感した」という流れです。これは組み立ての例ですので、実際の言葉は、ご家庭の出来事と、園の説明会や見学でご覧になったことから書いてください。

前の園を悪く書かない

「今の園では身につかなかったので」という書き方は避けてください。前の園を下げる言葉は、読む方に、園への不満を持ちやすいご家庭という印象を与えかねません。プリスクールで得たものを認めた上で、次に育てたいことを書く。この順番を守れば、前の園を悪く言わずに理由を伝えられます。

書き方の基本は、【幼稚園受験願書】『志望理由 』の例文や書き方をプロが解説をご覧ください。

面接で聞かれることがある質問

園によって質問は違いますので、必ず聞かれるというものではありません。プリスクールからの切り替えの場合は、次のような点を聞かれることがある、と考えて準備しておくと安心です。

  • なぜプリスクールから本園を志望されたのですか
  • 英語は、今後どのようにされますか
  • 今の園では、お子様はどのように過ごしていますか
  • 小学校は、どのようにお考えですか

どの質問も、答えのもとになるのは、ご夫婦で決めた4つのことです。願書に書いた内容と、面接で話す内容がそろっていることが大切だと私は考えています。お父様とお母様のどちらが聞かれても、同じ内容を自分の言葉で話せるようにしておいてください。面接全体の準備は、【幼稚園受験】面接でよく聞かれる質問と答え方のコツをプロが解説にまとめています。

お子様の慣らし方

園が変わることは、お子様にとって大きな変化です。受験の準備と、新しい生活への準備を、同時に進めてください。

日本語の集団生活に慣れる

英語で過ごす時間が長かったお子様は、日本語で指示を聞いて動く場面に、はじめは戸惑うことがあります。ご家庭での会話を文で返す、日本語の絵本を読む、季節の行事を一緒に楽しむ。毎日の中で、日本語を聞く時間と話す時間を増やしてください。

並ぶ・座る・待つ

食事のあいだは座る、順番を待つ、お話を最後まで聞いてから動く。特別な練習でなくて構いません。生活の中でくり返してください。できなかったことを叱るより、できたことを言葉にして伝えるほうが、お子様は早く慣れると私は考えています。

お子様への伝え方

「今の園はだめだから」とは伝えないでください。「新しい幼稚園では、こんなことができるよ」と、楽しみにできる言葉で話します。今の園のお友達や先生との時間も、最後まで大切にしてください。

ご家庭でできること3つ

  1. 切り替える理由を、ご夫婦で一文にする。前の園への不満ではなく、これから大事にしたいことで書きます。
  2. 志望理由を、4つの順番で下書きする。プリスクールを選んだ理由から、今の園を選ぶ理由までをつなぎます。
  3. 毎日の生活で、日本語と集団での動きを補う。文で話す、座る、待つ、聞いてから動く。

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プリスクールから受験を考えるご家庭へ

「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。

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まとめ

プリスクールから受験する幼稚園への切り替えは、理由を言葉にできていれば、心配しすぎる必要はないと私は考えています。

プリスクールを選んだ理由と、今この園を選ぶ理由を、一本の線でつなぐ。前の園を悪く書かない。願書と面接の答えを、ご夫婦でそろえる。お子様には、日本語での集団生活に少しずつ慣れる時間をつくる。この順番で準備を進めてください。

「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。