【東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎】受かる子の特徴は?合格に近づく準備をプロが解説
東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎は、第一次が抽選、第二次が行動観察と保護者面接です。この構造から、準備の力点はおのずと決まってきます。
行動観察で土台になること
- 初めての場所、初めての大人の前でも、自分から遊びに向かえる
- 先生の指示を最後まで聞いて動ける
- ほかの子のものを取らずに、一緒に遊べる
- 保護者と離れても、大きく崩れない
これらは特別な訓練で身につくものではなく、日々の生活の積み重ねで育つものだと考えられます。園庭開放や公園、児童館など、知らない子がいる場に定期的に出ておくことが、そのまま準備になります。
家庭側で問われること
小金井園舎は大学の附属学校園として、幼児研究および幼児教育研究を行い、教育実習の場でもあります。この性格を理解し、協力できる家庭かどうかは、保護者面接の場で自然と表れると考えられます。また、つき添いで60分程度までの通園、お弁当週4回、小学校への内部進学制度なし——これらを承知したうえで志望しているかどうかも、大きな要素になるでしょう。
抽選から合格発表までの三日間
募集要項の例では、第一次検定の抽選が10月21日、第二次検定の行動観察と保護者面接が翌22日、合格発表が23日の13時30分からの掲示発表でした。10月下旬の三日間に集中しているため、ご家族の予定は早めに空けておきましょう。出願は10月上旬の2日間、窓口での受付で、受験番号は出願順です。考査料は1,600円で、受験票は出願のときにその場で手渡されます。
提出書類は入園願書、住民票の写し、入園検定料の納入済票または収納証明書です。住民票は世帯全員が記載されたもので、本籍の記載は不要、発行日から3か月以内という条件があります。願書の配付日は午前と午後で細かく分かれていますので、行ける日を先にカレンダーへ書き出しておくと安心です。日程は年度で変わりますので、最新は募集要項でご確認ください。詳しくは出願方法の記事にまとめています。
通園の条件を現実的に考える
出願には、保護者がつき添い、徒歩・公共交通機関・自転車で60分程度までで通園できることが条件とされています。行政区の指定はなく、時間で線が引かれている点が特徴です。ただ、片道60分なら往復で2時間になります。雨の日や体調の悪い日、下のお子さんがいる日を含めて、いちばん大変な日でも通えるかどうかで判断するのが現実的です。
園はJR中央線の武蔵小金井駅から徒歩20〜25分で、京王バスの「学芸小前」から徒歩3分です。駅から決して近くはないため、バスを含めた実際の動線を、一度ご自身で歩いて確かめておきましょう。くわしくは通園区域の記事をご覧ください。
園の保育を知る機会を活用する
入園説明会は7月と9月に2回ずつ開かれ、保育と施設の見学ができます。園庭開放は5〜9月と11〜3月の指定日にあり、お子さんと一緒に参加して、園庭で自然に遊べるかを確かめる機会にもなります。参加が選抜の条件になっているわけではありませんが、園の空気を知らずに願書を出すのはもったいないといえます。
園は「幼児の主体的な活動を中心とした総合的な指導」を掲げ、環境を通して行う教育を基本としています。見学のときは、先生がお子さんにどう関わっているか、子どもたちが何を選んで遊んでいるかを見てみてください。教育方針の言葉が、実際の保育室でどのような形になっているかがわかります。説明会の詳細は説明会・園庭開放の記事にあります。
学費と園生活のイメージ
国立の園ですので、学費は私立と比べて大きく抑えられています。入園時は入園料31,200円と入園準備金10,000円、月額は保育料6,100円、教材費2,000円、PTA会費500円が目安です。このほかに、後援会入会金30,000円などの任意の納付金が案内されています。制服はなく、昼食はお弁当が週4回です。保育時間は月・火・木・金が8時50分から13時40分、水曜日が8時50分から11時40分です。金額は変わることがありますので、最新は募集要項でご確認ください。
竹早園舎との違いを混同しない
同じ東京学芸大学附属幼稚園でも、竹早園舎は第一次が考査、第二次が抽選という逆の順番で、通園の条件も異なります。小金井園舎は抽選が先で、通過した翌日の行動観察と保護者面接が一日勝負になります。仕組みの違いを正しく理解しておくと、準備の力点を間違えずにすみます。竹早園舎については竹早園舎の総まとめで解説しています。
保護者面接に向けて整理しておきたいこと
面接で具体的に何を聞かれるかは公表されていません。そのため、答えを暗記するのではなく、園の性格を理解したうえで、ご家庭の考えを整理しておくことが準備になります。大学の附属学校園として研究や教育実習が行われることをどう受け止めるか、子どもの主体的な活動を中心とした保育にご家庭としてどう向き合うか、60分程度の通園を誰がどう続けるか。こうしたテーマについて、ご夫婦で話し合っておきましょう。くわしくは保護者面接の記事をご覧ください。
まずやること
- 通園条件(つき添い60分程度)を満たすか確認する
- 説明会・園庭開放に足を運び、保育を見る
- 抽選という要素を家族で受け入れておく
- 行動観察に向けて、集団の場に慣れる
「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
▶ 東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎の受験ガイド総まとめ(倍率・学費・考査・面接など)はこちら
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