【東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎】面接はどんな形式?保護者面接の準備をプロが解説
東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎の面接は、第二次検定の日に行われる保護者面接です。親子面接ではなく「保護者面接」と示されている点が特徴です。
面接の位置づけ
| 実施日 | 第二次検定日(10月22日) |
| 内容 | 行動観察、保護者面接 |
| 形式 | 保護者面接 |
具体的な質問例について
この園の面接で実際に何を聞かれるかは公表されていません。ですから、ここで「こう聞かれます」と書くことはしません。代わりに、園が掲げている考え方から、答えを準備しておきたいテーマを挙げます。
- 大学の附属学校園として、幼児研究・幼児教育研究や教育実習が行われることをどう受け止めているか
- 「幼児の主体的な活動を中心とした指導」という方針に、家庭としてどう向き合うか
- 家庭・地域社会との連携、多様な幼児を受け入れる教育についてどう考えるか
- 60分程度までの通園を、誰が、どう続けるのか
準備の考え方
小金井園舎は附属学校園であり、教育実習や研究活動が日常的に行われます。ここを「子どもが実験台にされる」と捉えるか、「研究と実践の最前線で育つ」と捉えるかで、面接での言葉はまったく変わってきます。答えを暗記するのではなく、園の性格を理解したうえで、ご家庭の本音がどこにあるかを整理しておくことが準備になると考えられます。
面接の前に、選抜の流れを押さえる
小金井園舎は東京都小金井市にある国立の幼稚園で、3年保育の募集は男女計約50名です。うち若干名は障害のある幼児の枠で、選考は別枠で行われます。令和7年度入園の募集要項では、第一次検定が抽選(10月21日)、第二次検定が行動観察と保護者面接(10月22日)、合格発表は10月23日13時30分からの掲示発表でした。同じ東京学芸大学附属幼稚園でも、竹早園舎は第一次が考査で第二次が抽選と、順番が逆ですので、混同しないよう注意してください。
抽選を通過した翌日が第二次検定で、実質的に一日勝負です。行動観察の具体的な内容は公表されていませんが、園が「幼児の主体的な活動を中心とした総合的な指導」「環境を通して行う教育」を基本にしていることから、初めての場でも自分から遊びに向かえるか、まわりの子と自然に関われるかといった日常の姿が見られると考えられます。作り込んだ動きより、園庭開放などで初めての場所に慣れ、指示を最後まで聞いて動ける土台のほうが大切です。
面接で答えられるようにしておきたい通園の条件
通園の条件は、願書出願時点で住民票のある住居に保護者とともに居住していること、徒歩・公共の交通機関・自転車で通えること、そして保護者または代わりの人がつき添い、60分程度までで通園できることです。行政区ではなく通園時間で線が引かれているのが特徴で、つき添いが前提ですので、保護者が毎日往復することになります。最寄りはJR中央線「武蔵小金井」駅から徒歩20〜25分、または京王バス「学芸小前」下車徒歩3分で、駅から近いとはいえません。雨の日や下のお子さんがいる日も含めて、いちばん大変な日でも通えるかを、面接の前にご家庭で話し合っておきましょう。
説明会は令和7年度入園で7月と9月に開かれ、保育と施設の見学ができました。園庭開放は5〜9月と11〜3月の指定日にあります。昼食はお弁当が週4回で、制服はありません。保育料は月額6,100円と私立より大きく抑えられていますが、後援会関係の任意の納付金や、小学校への内部進学制度がない点も、あわせて承知したうえで志望することが大切です。金額や日程は年度で変わりますので、最新は募集要項でご確認ください。
出願の手続きと費用の目安
出願は窓口受付で、令和7年度入園では10月8・9日の10時〜15時30分でした。願書は7月から10月にかけて、午前の日と午後の日に分けて配付されますので、行ける日を先に押さえておきましょう。提出書類は、入園願書、世帯全員が記載された住民票の写し(本籍の記載は不要、発行日より3か月以内)、入園検定料の納入済票または収納証明書で、考査料は1,600円です。受験票は出願時に手渡され、受験番号は出願順です。
入園手続時には、入園料31,200円と入園準備金10,000円がかかり、月額は保育料6,100円、教材費2,000円、PTA会費500円です。後援会の入会金30,000円などは制度としては任意ですが、園を支える仕組みとして案内されています。
保護者面接で自然に表れる家庭の姿勢
小金井園舎は大学の附属学校園として、幼児研究や幼児教育研究を行い、教育実習の場でもあります。この性格を理解し、協力できるご家庭かどうかは、面接の場で自然と表れるでしょう。つき添いで60分程度までの通園、週4回のお弁当、小学校への内部進学制度がないことを承知したうえで、「この3年間の保育を受けさせたい」と自分たちの言葉で語れることが、この園を志望する意味だと思います。抽選という運の要素も、「外れたら実力ではない」と最初から家族で共有しておくと、気持ちが楽になります。面接の準備は、答えを暗記することではなく、園の性格を理解したうえで、ご夫婦の考えがどこにあるかをすり合わせておくことです。説明会や園庭開放で実際の保育を見ておけば、先生がお子さんにどう関わり、子どもたちが何を選んで遊んでいるかという具体的な場面が、そのまま面接で話す材料になります。
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