東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎は、東京都小金井市にある国立幼稚園です。3年保育で男女計約50名を募集しています。「国立だから倍率が高いのでは」と不安になる方が多いのですが、まずは選抜の仕組みを正しく理解するところから始めましょう。

ママ
ママ
国立の幼稚園って、やっぱり倍率はすごく高いんでしょうか?
うみ塾長
うみ塾長
募集は3年保育で男女計約50名。うち若干名は障害のある幼児の枠で、選考は別枠で実施されます。倍率そのものは公表されていませんが、選抜の順番を知ると見え方が変わりますよ。

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募集人数と選抜の流れ

募集人員 3年保育 男女計約50名(うち若干名は障害のある幼児とし、選考は別枠で実施)
応募資格 令和3年4月2日〜令和4年4月1日生まれ
第一次検定 抽選(10月21日)
第二次検定 行動観察、保護者面接(10月22日)
考査料 1,600円
合格発表 10月23日 13時30分〜 掲示発表

「抽選が先」がこの園の最大の特徴

小金井園舎は、第一次検定が抽選、第二次検定が行動観察と保護者面接です。つまり、どれだけ準備を積んでも、抽選を通らなければ考査を受けられません。同じ東京学芸大学附属幼稚園でも、竹早園舎は第一次が考査、第二次が抽選という逆の順番です。同じ名前の系列園でも仕組みが違うので、混同しないよう注意してください。

ママ
ママ
抽選が先だと、対策しても意味がないということですか?
うみ塾長
うみ塾長
そうではありません。抽選を通った後に必ず行動観察と面接があります。運の要素が最初にある分、通過した後の一発勝負に耐えられる準備が要る、と考えるほうが実態に近いでしょう。

倍率をどう受け止めるか

倍率の数値は公表されていないため、断定はできません。ただ、募集約50名という規模と、国立で学費が抑えられていること、そして通園区域の制限があることを合わせて考えると、応募は一定数集まる一方で、区域外の家庭は最初から出願できないという構造になっていると考えられます。区域内にお住まいなら、まず出願資格を満たすかを確認するのが先決です。

  • 第一次=抽選なので、出願者数がそのまま考査の受験者数にはならない
  • 第二次に進めば、行動観察と保護者面接で見られる
  • 障害のある幼児の若干名枠は別枠選考

抽選のあとに待つ第二次検定

抽選を通過すると、翌日には第二次検定として行動観察と保護者面接があります。実質的には一日勝負です。行動観察や面接の具体的な内容は公表されていないため、「こういう問題が出る」と断定することはできません。ただ、この園は「幼児の主体的な活動を中心とした総合的な指導」と、環境を通して行う教育を基本にしています。そのため、作り込んだ動きを練習するより、初めての場所や初めての大人の前でも自分から遊びに向かえることや、先生の指示を最後まで聞いて動けることのほうが土台になります。

保護者面接についても、実際の質問は公表されていません。大学の附属園として、幼児研究や教育実習が行われることをどう受け止めるか、60分程度までの通園を誰がどう続けるのかなど、園の性格から答えを準備しておきたいテーマを、ご夫婦で話し合っておきましょう。答えを暗記するのではなく、ご家庭の本音がどこにあるかを整理しておくことが大切です。

抽選に臨む気持ちの整え方

抽選は準備でどうにかなるものではありません。「抽選に外れたら、それは実力ではない」と、最初から家族で共有しておくことをおすすめします。そのうえで、通過した場合の第二次検定に向けて、園庭開放などで初めての場所に慣れておきましょう。園庭開放は5〜9月と11〜3月の指定日に行われ、入園説明会では保育と施設の見学もできます。倍率が公表されていない分、数字に振り回されず、できる準備に集中するのが現実的です。

国立ならではの費用と進路の考え方

国立の幼稚園なので、学費は私立に比べて大きく抑えられています。目安として、入園手続時の入園料が31,200円、入園準備金が10,000円、保育料は月額6,100円、そのほか教材費が月額2,000円、PTA会費が月額500円です。後援会の入会金や寄付金は任意として案内されています。制服はなく、昼食はお弁当が週4回です。金額は変更される場合があるため、最新は募集要項でご確認ください。月々の負担が小さい分、お弁当づくりなど園生活の手間も含めて、無理のない形かどうか考えておきましょう。

一方で、小学校への内部進学制度はありません。幼稚園の3年間の保育を受けさせたいと思えるかどうかが、この園を志望する意味になります。小学校受験を考える場合は、その準備や費用も別に見込んでおく必要があります。

出願の段取りも早めに確認する

出願は窓口受付で、日程が限られています。願書の配付は7月から10月にかけて、午前の日と午後の日が細かく分かれているため、行ける日をカレンダーに書き出して先に押さえておきましょう。出願時には、入園願書、世帯全員記載の住民票の写し(本籍の記載は不要、発行日から3か月以内)、考査料1,600円の納入済票または収納証明書を提出します。住民票は早く取りすぎると期限切れになるため、出願が近づいてから取得するのが安全です。日程は年度で変わるので、最新は募集要項でご確認ください。

通園条件を最初に確認する

小金井園舎の通園条件は、行政区の指定ではなく通園時間で決まっています。出願時点で住民票のある住居に保護者とともに居住し、保護者または代わりの方がつき添って、徒歩・公共交通機関・自転車で60分程度までで通園できることが条件です。竹早園舎が「東京23区内かつ35分程度」という二重の条件を置いているのとは仕組みが異なります。

数字の上で条件内でも、雨の日、下のお子さんがいる日、体調が悪い日を含めて「いちばん大変な日でも通えるか」を考えてみてください。最寄りの武蔵小金井駅からは徒歩20〜25分で、バスなら「学芸小前」から徒歩3分です。実際の動線を一度ご自身の足で確かめておきましょう。説明会や園庭開放に出かける日は、その道のりを試す良い機会にもなります。

詳しくは通園区域の記事もあわせてご覧ください。

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