東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎には、通園に関する条件があります。ここを満たしていないと、そもそも出願できません。志望を検討する段階で、真っ先に確認していただきたい項目です。

ママ
ママ
国立って、住んでいる場所で受けられないことがあるんですね……
うみ塾長
うみ塾長
そうなんです。小金井園舎の場合は「区域名」ではなく「通園時間」で線が引かれています。

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通園の条件

  • 願書出願時点で、住民票のある住居に保護者とともに居住していること
  • 徒歩、公共の交通機関、または自転車で通園できること
  • 保護者または代わりの人がつき添い、60分程度までで通園できること

「60分程度」をどう見るか

竹早園舎が「東京23区内かつ35分程度」と区域+時間の二重の条件を置いているのに対し、小金井園舎は行政区の指定がなく、時間の条件が60分程度と長めに設定されています。自転車での通園が認められている点も特徴だと考えられます。ただし「つき添い」が前提なので、保護者が毎日往復することになります。片道60分なら往復2時間。この負担を3年間続けられるかは、出願前に家庭で率直に話し合っておきたいところです。

ママ
ママ
ぎりぎり60分くらいなのですが、大丈夫でしょうか?
うみ塾長
うみ塾長
数字上は条件内でも、雨の日、下の子がいる日、体調が悪い日を含めて考えてみてください。「いちばん大変な日でも通えるか」で判断するのが現実的です。

毎日のつき添い通園が前提の園生活

東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎は、東京都小金井市にある国立の幼稚園です。保育時間は月・火・木・金が8:50〜13:40、水曜日が8:50〜11:40で、昼食はお弁当が週4回です。制服はなく、課外教室もありません。送迎とお弁当という日々の手間が、ご家庭の時間の使い方に直結します。

通園は徒歩、公共の交通機関、または自転車が認められており、保護者または代わりの方のつき添いが条件です。「60分程度まで」という数字は出願の目安にすぎません。下のお子さんの送り迎えや、雨の日の行き帰りを含めた3年間の暮らしを想像して、無理なく続けられる範囲かどうかを見てください。

選抜の順番と通園条件の関係

この園の選抜は、第一次検定が抽選、第二次検定が行動観察と保護者面接という順番です。同じ東京学芸大学附属幼稚園でも、竹早園舎は考査が先で抽選が後と逆になっており、系列園だからと混同しないよう注意が必要です。

募集は3年保育で男女計約50名で、うち若干名は障害のある幼児の枠として、選考が別枠で行われます。出願は、通園条件を満たしていることが前提です。条件を満たさないまま出願しても受け付けられませんので、選抜の話に入る前に、この通園の条件をいちばん先に確かめてください。

抽選を通過すると、第二次検定の行動観察と保護者面接が続きます。運の要素が最初にある分、通過した後の一日に平常心で臨めるよう、園庭や公園など初めての場所で自分から遊べる経験を、日ごろから重ねておきたいところです。行動観察の具体的な内容は公表されていないため、特別な対策よりも日常の姿が大切だと考えられます。

小学校への進学と費用の考え方

附属幼稚園というと、そのまま附属小学校へ進めると思われがちですが、小金井園舎には小学校への内部進学制度がありません。東京学芸大学附属小金井小学校へは、一般と同様に受験することになります。3年間の保育そのものに価値を見いだせるかどうかが、志望の軸になります。

学費は国立ですので私立より抑えられており、保育料は月額6,100円、教材費は月額2,000円、PTA会費は月額500円という案内です。入園時には入園料と入園準備金がかかり、後援会関係の納付金は任意とされています。金額は変更されることがありますので、最新は募集要項でご確認ください。

通園を確かめるために、説明会と園庭開放を活用する

入園説明会では保育や施設の見学ができ、園庭開放も5〜9月と11〜3月の指定日に行われています。参加が選抜の条件になっているわけではありませんが、実際に家から園まで足を運び、朝の時間帯の道のりや所要時間を確かめる機会として活用できます。園は「幼児の主体的な活動を中心とした総合的な指導」を掲げており、保育の様子を見ることは、ご家庭の教育観との相性を知る手がかりにもなります。先生が子どもにどう関わっているか、子どもたちが何を選んで遊んでいるかにも、ぜひ注目してみてください。日程は年度ごとに変わりますので、最新の情報は園の案内でご確認ください。

大学附属の園だからこそ考えておきたいこと

小金井園舎は大学の附属学校園として、幼児研究や幼児教育研究を行い、教育実習の場にもなっています。この性格を理解したうえで協力できるご家庭かどうかは、保護者面接の場で自然と表れると私は考えています。面接で通園時間について必ず聞かれるとは言えませんが、つき添い通園が前提の園ですから、誰が送迎するのか、下のお子さんがいる場合はどうするのかを、答えられるように整理しておいて損はありません。

通園の負担と、園の方針への共感。この二つをご家庭で率直に話し合うことが、出願前にいちばん大切な準備です。通えるかどうかを数字だけで決めず、家族の一週間の動きに当てはめて、一度シミュレーションしてみましょう。条件を満たしていても、続けられなければ意味がありません。

アクセス

所在地 〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
電車 JR中央線「武蔵小金井」より徒歩20〜25分
バス 京王バス「学芸小前」下車 徒歩3分

駅からは徒歩20〜25分と決して近くありません。バス利用を含めた実際の動線を、一度ご自身の足で確かめておくことをおすすめします。

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