鳥取市に住んでいて、鳥取大学附属小学校が気になっています。
どんな教育をしている学校なのか、入試の情報はどこで確かめればよいのかを知りたいです。
鳥取大学附属小学校は、「地をみたす塩となれ」「おおらかな器となれ」「考える葦となれ」という言葉を受け継ぐ、歴史ある国立の小学校です。2027年度(令和9年度)の児童募集説明会の受付はすでに終わっており、入試の細かな情報は学校からの案内で確かめる必要があります。
大切なのは、以下の3点です。
・入試の日程や条件は、学校の公式情報で確かめる
・学校が大切にしている三つの言葉と教育の方向を理解する
・国立小学校の選考に共通する、生活の力と話す力を育てておく
鳥取大学附属小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
鳥取大学附属小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【鳥取大学附属小学校】どんな学校?受け継がれる三つの言葉
鳥取大学附属小学校は、鳥取市湖山町南にある国立大学附属の小学校です。2025年度の学校生活の記事には「第79回卒業証書授与式」とあり、長い歴史をもつ学校であることが分かります。令和8年度の学校経営方針では、創立140周年に向けて保護者と一緒に記念の取り組みを進めることも挙げられています。
この学校の教育の柱になっているのが、受け継がれてきた三つの言葉です。
- 「地をみたす塩となれ」:確かな学力、創造性、豊かな感性を育む
- 「おおらかな器となれ」:人権を大切にする心と、相手を思いやる心を養う
- 「考える葦(あし)となれ」:自分から課題や問題を見つけ、解決する力を身につける
これらの言葉は校歌にうたわれ、校庭の石碑にも刻まれていると紹介されています。子どもたちが毎日目にする場所に、学校の願いが形になって残っているのは素敵なことですね。
校章にも意味が込められています。昭和の初めに公募で選ばれたもので、質実剛健を表す鉾(ほこ)、知・仁・勇などを表す三つの刃、日本を表す五弁の桜が描かれています。
国立大学の附属小学校には、教育実習や研究への協力という役割があります。仕組みは国立小学校とは?私立・公立との違いでまとめています。
【鳥取大学附属小学校】令和8年度の学校経営方針と特色ある教育
令和8年度(2026年度)の学校経営方針では、重点として次の4つが示されています。
- 教員研修の場としての役割を強めること
- 教育研究開発校としての役割を強めること(研究発表会での授業公開、幼児教育との接続、特別支援学校との交流によるインクルーシブ教育、金融リテラシーや起業家精神の教育、STEAM教育など)
- 大学の人や設備、デジタルの学習基盤を生かし、国際理解教育や多文化教育を充実させること
- 保護者の組織(懇話会)との連携を強めること
公式サイトの「学校生活の様子」からは、こうした方針が具体的な授業になっている様子が伝わってきます。2025年度から2026年度にかけての記事では、次のような活動が紹介されていました。
- 4・5年生の金融教育:仮想の街でお店を経営して仕入れや売値を考えたり、預金や利息、為替について学んだりする授業
- 大学との連携:6年生が工学部で電子回路やプログラミングを体験し、5年生が医学部を訪問
- 国際交流:4年生が鳥取大学の留学生と交流し、英語に親しむ行事も実施
- 情報教育:4年生が生成AIの誤り(ハルシネーション)について学習
行事の名前にも特色があります。全校遠足の「砂の学校」、5年生の宿泊スキー実習「雪の学校」、学習発表会の「実りの学校」、6年生の「旅の学校」など、鳥取の自然や季節を生かした学びが一年を通して用意されています。
大学の附属校ならではの、本物にふれる体験が多いことは、お子さまにとって大きな魅力といえるでしょう。
【鳥取大学附属小学校】2027年度(令和9年度)入試の情報
2026年10月23日時点で、2027年度の募集要項は公式サイトでまだ確かめられません。学校の入試情報のページには、「令和9年度 児童募集説明会への参加受付は終了しました」という案内が掲載されています。
そのため、この記事では募集人員、出願資格や通学区域、出願の期間、検定料、選考の内容と日程については書いていません。前年度の要項も公式サイト上では確かめられませんでした。これらは年度によって変わることがあるため、学校が配付する募集要項でご確認ください。
学校への問い合わせ先は、入試情報のページに次のとおり掲載されています。
- 電話:0857-31-5171(平日7時40分〜17時30分。長期休業中は平日9時〜16時)
- メール:sho@fuzoku.tottori-u.ac.jp
国立小学校では、学校説明会に参加しないと願書を受け取れない、説明会が出願の条件になっている、という学校も少なくありません。2028年度以降の入学を考えている方は、春から夏にかけて学校のホームページをこまめに確認し、説明会の案内を見逃さないようにしましょう。
【鳥取大学附属小学校】国立小学校の選考に向けた準備のポイント
鳥取大学附属小学校の選考内容は、2027年度の要項で確かめられないため、ここでは国立小学校の選考に共通して大切になる準備をお伝えします。
- 話を最後まで聞いて、指示どおりに取り組む力
- 初めて会うお友だちと、順番やルールを守って活動する力
- 名前や好きなことを、自分の言葉で伝える力
- 着替えや片づけなど、身の回りのことを自分でする力
- 公共交通機関や徒歩で通う体力と、交通ルールを守る習慣
どれも特別な教材がなくても、毎日の生活や遊びの中で育てることができます。「考える葦となれ」という言葉のとおり、お子さまが「なぜだろう」と考える時間を大切にしてあげてください。
国立小学校の中には、選考のあとに抽選を行う学校もあります。考え方は国立小学校の抽選の仕組みで解説しています。塾や模試の使い方は国立小学校受験に塾は必要?と国立小学校受験に模試は必要?、国立を第一志望にする進め方は国立小学校の専願受験の進め方にまとめています。
【鳥取大学附属小学校】学費と保護者の関わり
国立の小学校は義務教育にあたるため、授業料はかかりません。教材費や給食費など入学後にかかる費用の金額は、公式サイトでは確かめられませんでした。学校からの案内でご確認ください。
学校経営方針では、保護者の組織である懇話会との連携を強めることが重点に挙げられています。教育実習の受け入れや研究発表大会での授業公開など、附属学校ならではの役割への理解と協力も大切です。学校の取り組みに家庭も関わることは、お子さまの学校生活を一緒に楽しむことにもつながります。
【鳥取大学附属小学校】よくある質問
Q. 入試の情報はいつごろ出ますか?
2026年10月23日時点で、2027年度の募集要項は公式サイトで確かめられず、公表の時期も書かれていません。来年度以降の入学を考えている方は、学校のホームページを定期的に確認するか、上記の連絡先にお問い合わせください。
Q. 家庭ではどんな準備から始めればよいですか?
まずは、あいさつや返事、身の回りのことを自分でする習慣づくりからです。家庭での学習の進め方に迷うときは、家庭学習サポートで、お子さまに合った練習の方法を一緒に考えることもできます。
Q. 通学区域や通学時間の条件はありますか?
2026年10月23日時点で、2027年度の募集要項が公式サイトで確かめられないため、この記事では条件を書いていません。国立小学校では、住んでいる地域や通学にかかる時間を出願の条件にしている学校が多いので、要項が手に入ったら最初に確かめたいポイントです。
Q. 学校の雰囲気を知る方法はありますか?
公式サイトの「学校生活の様子」では、行事や授業の様子が写真つきで紹介されています。また、学校経営方針では研究発表会で授業を公開することが挙げられており、トップページにも令和8年度の研究発表大会の案内が出ています。学校の考え方にふれる手がかりとして、こまめにのぞいてみるとよいでしょう。
Q. 抽選はありますか?
2027年度の要項が確かめられないため、抽選の有無は分かりません。学校が配付する募集要項でご確認ください。
▶ 国立小学校の特殊性と対策の進め方をまとめた『国立小学校 専願受験専用マニュアル』(PDF)は、筆者のオンラインショップで販売しています。
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