湘南白百合学園の一貫教育と小学校の位置づけ
湘南白百合学園は幼稚園から中学・高校までの一貫教育です。学園は各段階を「幼稚園=遊びながら育つ」「小学校=学びの土台を築く」「中高=自ら学び考える」と位置づけており、小学校は基礎学力・学習習慣・ルールを身につける土台づくりの期間とされています。
内部進学の考え方
内部進学には一定の基準があります。校長講演では「基準に届かない子も毎年数名はいる」「ついていけないのに無理に上げるのもかわいそう」と率直に語られました。多くの子は学校の学びに沿って進学していきますが、学校は無理を強いるのではなく、一人ひとりに合った進路を大切にする姿勢を示しています。
系列高校からの進学実績(出口)
内部進学した高校からの進路は、文理比率でいうと理系が約4割(医系も含む)。進学先は国公立大学と難関私大(早慶上理・MARCH)で約6割を占めます。校長は「落ちこぼれずについて行けば、それなりのところには行ける」と表現しており、学校のカリキュラムに沿って着実に学べば、相応の進路が見込めるといえます。
外部受験という選択肢
一貫校では多くが内部進学を選びますが、家庭の方針やお子さまの志望によって外部受験を検討するケースもあります。いずれの場合も土台となるのは小学校での基礎学力。早い段階から「自分はどう学びたいか」を家庭で話題にしておくと、進路選択の際に迷いにくくなります。
進学を見据えた小学校での学び
こうした出口を支えるのが、小学校での基礎学力の徹底と探究学習です。算数は5年生までで6年生の内容を終える先取りカリキュラムで、6年では中学の先生が教えに来ることもあり、中等教育への接続もスムーズです。
家庭でできること
校長講演では、内部進学の成績上位者に塾へ通っていない子も多く、塾通いは必ずしも必要とは考えていないと語られました。まずは家庭で毎日の課題を支え、学習習慣を定着させること。毎日の積み重ねが、内部進学とその先の進路につながります。
湘南白百合小学校の内部進学・進学先に関するよくある質問
Q. 内部進学はできますか?
A. 一定の基準を満たせば、系列の湘南白百合学園中学・高等学校へ内部進学できます。
Q. 系列高校からの進学先は?
A. 理系が約4割(医系含む)、国公立大と難関私大(早慶上理・MARCH)で約6割を占めます。
Q. 塾に通う必要はありますか?
A. 校長講演では、成績上位者に塾に通っていない子も多く、塾は必ずしも必要とは考えていないと語られました。
Q. 内部進学に向けて家庭ですべきことは?
A. 毎日の家庭学習を支え、学習習慣を定着させることが、内部進学とその先の進路につながります。
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系列校のつながりと、進路を考えるときの手順
関東地区私立小学校連合会が公開している学校情報ページ(2026年8月時点で確認)によると、湘南白百合学園小学校の創立は1937年、昭和12年です。系列校としては、湘南白百合学園幼稚園、中学校、高等学校、そして白百合女子大学が挙げられています。
系列校のある学校で進路を考えるときは、次の順番で確かめていくと整理しやすくなります。
- 系列の中学校へ進む道すじが、どのようなしくみになっているか
- そのしくみに条件があるか。あるとすれば何が問われるか
- 外部の中学校を受験する場合、学校としてどう受け止められているか
- 外部受験を選んだご家庭が、どの時期から準備を始めているか
これらは学校によって扱いがまったく異なり、年度によって変わることもあります。湘南白百合学園小学校について、進学のしくみや条件、進学実績の一覧を示した公表資料は、今回確認できませんでした。ご家庭にとって大きな判断材料になる点ですので、説明会や個別の相談の場で直接お尋ねください。
大切なのは、入学の前に将来の道を一つに決めきることではありません。どちらの道も選べる状態でいるために、何を家庭で続けておく必要があるのかを知っておくことです。
6年間で積み上がる学びの土台
進学先の名前より先に見ておきたいのは、その6年間で何が積み上がるのかです。同じ学校情報ページによると、外国語の授業は週2時間で、低学年、中学年、高学年それぞれに目標が設定されていると紹介されています。学年ごとに到達点を定めているということは、6年間を通した設計があるということです。
施設としては、専用の英語室があり、ヴェリタスという多目的のICTルーム、図書室、理科室、理科園、音楽室、図工室、家庭科室、和室、体育館、校庭が挙げられています。教科ごとに場が用意されている構成です。1時間の授業は45分、1クラスの人数は36名、1学年は3クラス、正教員は39名、講師は13名と紹介されています。
行事としては、学習発表会や音楽会が挙げられています。人前で発表する機会が年間の行事として置かれている学校では、自分の考えをまとめて伝える力が、日常の中で鍛えられていきます。中学校に進んでからの学び方に、そのままつながる力です。
社会科見学、理科見学、宿泊学習、海の活動といった校外での学びも挙げられています。教室の中だけで完結しない学び方をしている学校だといえます。
湘南白百合小学校の進学についてよくある質問
内部進学の条件は公表されていますか
今回確認できた公表資料の中には、進学のしくみや条件についての記載は見当たりませんでした。ご家庭の判断に直結する点ですので、必ず学校にご確認ください。
外部の中学校を受験することはできますか
外部受験の扱いについての記載も確認できませんでした。系列校のある学校では、外部受験の考え方が学校ごとに異なります。説明会で率直にお尋ねになるとよいでしょう。
英語は中学校でどのくらい役に立ちますか
週2時間の授業が6年間続き、学年ごとに目標が設定されていると紹介されています。専用の英語室もあります。英語に耳が慣れた状態で中学校に進めることは、その後の学習の入り口として大きな利点になります。
進学実績はどこで見られますか
今回の調べでは、進学実績を一覧にした公表資料は確認できませんでした。数字が示されていないことは実績がないという意味ではありませんので、説明会などで直接お尋ねください。
小学校のうちに家庭で続けておくとよいことは何ですか
読む習慣と、自分の考えを言葉にする習慣です。学習発表会や音楽会のように、人前に立つ行事が用意されている学校です。家庭でも、今日あったことを最後まで話しきる時間をとってあげてください。この積み重ねが、進路を選ぶ場面での自分の言葉になります。
校訓は、進路の考え方にもつながっています
同じ学校情報ページによると、湘南白百合学園小学校の校訓は、従順、勤勉、愛徳です。行事には宗教行事が挙げられ、施設には聖堂とお祈りの小部屋があります。
進路の話とは関係がないように見えるかもしれませんが、そうではありません。愛徳という言葉は、人のために自分の力を使うという考え方を表しています。何のために学ぶのかという問いに、学校としての答えを示しているということです。
中学校、高等学校、そして大学へと続く道を考えるとき、どこへ進むかという問いと同じくらい、何のために学ぶのかという問いが効いてきます。カトリックの学校を選ぶということは、この問いを6年間かけてお子さまと一緒に考えるということでもあります。ご家庭でも、勉強は何のためにするのかという話を、折にふれてしてみてください。
姉妹で通わせることはできますか
姉妹が在学している場合の扱いについての記載は、今回確認できた公表資料の中には見当たりませんでした。系列に幼稚園、中学校、高等学校があり、長く通うご家庭も想定される学校です。選考での扱いや、行事の日程が重なったときの対応など、気になる点は説明会でお尋ねください。
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