湘南白百合小学校の考査の全体像
湘南白百合学園小学校の考査は、大きく①ペーパーテスト ②指示行動 ③行動観察(個人・グループ)の3つで構成されます。知識量だけでなく、「聞く力」「指示の理解」「お友だちとの関わり方」といった、入学後の学びの土台になる力が総合的に見られます。
①ペーパーテスト
出題例としては次のようなものが挙げられます。
- 話の記憶:1分半〜2分程度のお話を聞いて、内容に関する質問に答える
- 図形(平面):形の構成・分割などの平面図形
- 立方体の展開図:組み立てたときの形をイメージする空間把握
- 指示理解(位置の理解):上下左右・前後など位置の言葉を正しく理解する
- 積み木を上から見た図:立体を別の視点から捉える
- 異種探し:仲間はずれ・違うものを見つける
- しりとり:音(語頭・語尾)の認識
聞く力(記憶・指示理解)と図形・空間の感覚がバランスよく問われるのが特徴です。家庭では、短いお話の読み聞かせ→質問、積み木やパズルでの立体遊び、位置の言葉を使った声かけが有効です。
②指示行動
まねっこ運動、縄跳び、ボールつきなど、指示を聞いて体を動かす課題が出されます。運動が得意かどうかよりも、指示を最後まで正確に聞き取り、やり切る姿勢が見られます。普段から「最後まで聞いてから動く」「途中であきらめない」を意識した遊びを取り入れましょう。
③行動観察(個人・グループ)
個人とグループの両方で行われます。初めて会うお友だちの中で、自分の意見を言う・相手の話を聞く・協力して進めるといった姿が見られます。これは学校が重視する「主体性」と「協働」の芽そのもの。家庭でも、順番を守る、相手に譲る、困っている子に声をかける、といった経験を日常で積み重ねることが対策になります。
家庭でできる対策のまとめ
ペーパーは「聞く・見る・考える」を遊びの中で。指示行動は「聞いてからやり切る」習慣を。行動観察はお友だちとの実体験を。この3方向をバランスよく進めるのが、湘南白百合の考査対策の王道です。
湘南白百合小学校の試験内容に関するよくある質問
Q. 考査で最も大切な分野は?
A. 「聞く力」を使う話の記憶と、図形・空間の感覚です。指示行動・行動観察での協調性も同じく重視されます。
Q. ペーパーだけ対策すれば良い?
A. いいえ。ペーパー・指示行動・行動観察の3本柱をバランスよく準備することが大切です。生活習慣も土台になります。
Q. 家庭でできる対策は?
A. お話の読み聞かせ→質問、積み木やパズルでの立体遊び、お友だちと順番を守って遊ぶ経験などが有効です。
Q. いつから準備すべき?
A. 年中から年長にかけて、日常の遊びや生活の中で少しずつ力を育てるのが理想です。
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学校が掲げる言葉から、考査の見え方を考えます
考査で何が問われるかを推し量るとき、いちばん確かな手がかりは、学校が自分の言葉で掲げているものです。関東地区私立小学校連合会が公開している学校情報ページ(2026年8月時点で確認)によると、湘南白百合学園小学校の校訓は、従順、勤勉、愛徳です。
従順は、人の話を最後まで聞き、素直に受け取る姿勢のことです。考査の場面に置きかえれば、指示を一度で受け取れるかどうかに表れます。話の途中で動き出してしまうお子さまは、力があっても指示と違うことをしてしまいます。家庭での練習は簡単です。用事を頼むときに、二つのことをまとめて伝えてみてください。最後まで聞いてから動く習慣が身につきます。
勤勉は、こつこつ続けることです。ペーパーの枚数ではなく、毎日同じ時間に机に向かえているかが、この言葉に近いといえます。
愛徳は、人のために自分の力を使うことです。行動観察の場面で見られる姿と、そのまま重なります。困っている子に気づけるか、順番を譲れるか、片づけを進んでできるか。ご家庭での日常が、そのまま出ます。
この三つは、学校が示している価値観そのものです。どんな課題が出されるにせよ、この価値観に沿った姿を見ようとしていると考えて、準備を進められるとよいでしょう。
考査の日までに、家庭で整えておきたいこと
考査そのものの中身は年度によって変わりますし、公表されないのが通常です。ご家庭で確実に整えられるのは、次のような土台の部分です。
- 生活のリズム。始業時刻は8時25分と紹介されています。朝に頭が働く状態を、夏のうちにつくっておきましょう
- 指示を最後まで聞く力。二つ以上の指示をまとめて受け取る練習をしておきます
- 身じたく。自分で着替え、脱いだものをたたみ、靴をそろえる。考査の場でも見られる場面です
- はじめての場所や人に慣れておくこと。公開行事に足を運び、校舎の空気にふれておきます
- できなかったときの立ち直り方。うまくいかない場面でやり直せる姿を、家庭で認めてあげてください
とくに最後の項目は、当日の結果を大きく左右します。緊張する場面で完璧にできるお子さまはいません。つまずいたあとにどうふるまうかを、ご家庭がふだんから認めてきたかどうかが表れます。
湘南白百合小学校の試験内容についてよくある質問
過去問題は配布されていますか
過去問題の配布や公開についての記載は、今回確認できた公表資料の中には見当たりませんでした。市販の問題集を使う場合も、出題を当てにいくのではなく、指示を聞いて動く力を育てる材料としてお使いください。
試験の内容はどこで分かりますか
選考の方法は、学校が公表する募集要項に記載されます。年度によって変わることもありますので、必ず最新のものをご確認ください。
当日の服装はどうすればよいですか
服装についての記載は確認できませんでした。小学校受験では、動きやすく清潔感のある服装が選ばれるのが一般的です。指定がある場合は募集要項に書かれます。
宗教についての知識は必要ですか
知識を問うという記載は確認できませんでした。ただ、カトリックの学校ですので、聖堂やお祈りの小部屋があること、宗教行事が行われることは知っておかれるとよいでしょう。お子さまが当日に驚かないよう、公開行事で雰囲気にふれておくことをおすすめします。
ペーパーはどのくらい準備すればよいですか
枚数の目安を公表している学校はありません。大切なのは量ではなく、間違えた問題をもう一度自分でやり直せているかどうかです。正解を教えて終わりにせず、やり直してできたところで一緒に喜ぶ。この流れを崩さないことが、いちばんの準備になります。
女子校の考査は特別なのですか
女子校だから特別な課題が出るということはありません。ただ、6年間を女子だけの環境で過ごすことになりますので、同じ年ごろのお友だちと関わる場面での姿は、丁寧に見られると考えておかれるとよいでしょう。
学校の学びを知っておくと、準備に生きますか
生きます。同じ学校情報ページによると、外国語は週2時間で低学年、中学年、高学年それぞれに目標が設定されており、施設には専用の英語室、ヴェリタスという多目的のICTルーム、理科室、理科園、家庭科室、図工室、音楽室などが挙げられています。行事にも、学習発表会や音楽会、社会科見学、理科見学、海の活動が並びます。見て、ふれて、発表するという学び方をしている学校です。ご家庭でも、体験したことを自分の言葉で話す時間をとっておかれると、そのまま学校の学び方につながります。
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