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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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面接対策

【小学校受験】面接の答えは60秒でまとめる|30秒への縮め方も解説

【小学校受験】面接の答えは60秒でまとめる|30秒への縮め方も解説
ママ
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面接の練習をすると、答えがどんどん長くなって、何を伝えたいのかわからなくなってしまいます。

どれくらいの長さを目安にして、どこを削ればよいのでしょうか。

塾長
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面接の答えは、「結論・出来事・しめくくり」の3つの部品で、60秒を目安にまとめるのがおすすめです。「簡単に」「30秒で」と求められたときは、まん中の出来事だけを減らせば、答えの芯は変わりません。

大切なのは、以下の3点です。

・答えが長くなる原因を知り、話題を一つにしぼること
・結論、出来事、しめくくりの型で60秒版をつくること
・出来事を2文に減らした30秒版も、あわせて用意しておくこと

小学校受験の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

小学校受験を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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【小学校受験】面接の答えの長さの目安

筆者が練習の目安としてお伝えしているのは、次の長さです。

  • 基本は60秒
  • 志望理由や教育方針など、内容の多い質問でも、最大で1分20秒まで

これは学校共通の決まりではなく、あくまで練習のための目安です。学校から時間の指定や「簡潔にお答えください」といった案内がある場合は、そちらを優先してください。面接の形式や時間は学校ごとに違いますので、受験する学校の募集要項や説明会の案内も確認しておきましょう。

ゆっくり話すと、60秒はだいたい300字前後、30秒は150字前後になります。紙に書いてみると、思っていたより短いと感じる方が多いはずです。

【小学校受験】まずは60秒の答えの例を見てみましょう

説明のための例です。お子さまは年長の女の子、ご家庭で大切にしていることは「自分のことは自分でする」。質問は「ご家庭の教育方針をお聞かせください」です。

「私どもは、自分のことは自分でする、という姿勢を大切にしています。年中の秋から、翌日の洋服を前の日に自分で選ぶことを続けてきました。はじめのうちは、季節に合わない服を選んだり、選ぶのに時間がかかったりして、朝に間に合わないこともありました。それでも、私どもは選び直させるのではなく、『明日は外で遊ぶ日だね』と、前の日に予定だけを伝えるようにしました。すると娘は、予定を聞いてから自分で考えて服を選ぶようになり、今では朝に声をかけなくても、時計を見て自分で支度を進めるようになりました。この積み重ねを、これからも大切にしていきたいと考えています。」

この答えは、およそ270字で、ゆっくり話して60秒ほどです。ここから、この答えがどのようにできているのかを見ていきます。

【小学校受験】面接の答えが長くなる3つの原因

答えが長くなるのには、大きく3つの原因があります。

1. 言いたいことが2つも3つも入っている

「思いやり」と「あいさつ」と「最後までやりぬくこと」を全部話そうとすると、それだけで1分を超えてしまいます。

2. 前置きが長い

「そうですね、私どもは共働きでして、日ごろからなかなか時間が取れないのですが」。ここまで話しても、まだ答えに入っていません。

3. しめくくりがない

出来事を話しているうちに、「……という感じです」と終わりがぼやけてしまう。これも、答えが長く聞こえる原因です。

筆者の経験では、この3つのどれかに当てはまると、答えは自然と長くなります。逆に言えば、この3つを直せば、答えは60秒におさまります。

【小学校受験】60秒の答えのつくり方

3つの部品でつくる

答えの型は、たった3つの部品でできています。

部品役割目安
結論質問への答えを最初に言う1文
出来事結論を、ご家庭の具体的な出来事で裏づける3〜4文
しめくくり結論にもどって、これからの思いで終える1文

先ほどの例では、1文目の「自分のことは自分でする姿勢を大切にしています」が結論です。2文目から5文目が出来事、最後の「この積み重ねを大切にしていきたい」がしめくくりです。

出来事には「できなかった時期」と「関わり方」を入れる

例の出来事には、「できなかった時期」と「お父様・お母様がどう関わったか」の2つが入っています。できなかった、関わった、できるようになった。この順番があると、聞いている側は、ご家庭の姿を思い浮かべやすくなります。

横に広げず、縦に掘る

例の答えには、「共働きで手をかけられない」という前置きも、「あいさつも大事にしている」という2つ目の話題もありません。面接官がもっと聞きたければ、「ほかにはありますか」と続けて聞いてくださいます。そのときに話せばよいのです。

60秒の答えのコツは、言いたいことを一つにしぼり、その話を深く掘り下げることです。横に広げるのではなく、縦に掘る。このイメージを持っておきましょう。

【小学校受験】30秒で求められたときの縮め方

面接官が「簡単に」「ひとことで」とおっしゃることがあります。学校によっては、時間の目安を案内されることもあります。そのときは、60秒の答えを30秒に縮めます。

縮め方は一つだけです。結論としめくくりはそのままにして、まん中の出来事だけを減らします。出来事は「始めたこと」と「今の姿」の2文だけを残し、うまくいかなかった時期と関わり方は削ります。

先ほどの答えを30秒に縮めると、次のようになります。

「私どもは、自分のことは自分でする、という姿勢を大切にしています。年中の秋から、翌日の洋服を前の日に自分で選ぶことを続けてきました。今では、朝に声をかけなくても、時計を見て自分で支度を進めるようになりました。この積み重ねを、これからも大切にしていきたいと考えています。」

これで、およそ130字です。1文目と最後の1文は、60秒版とまったく同じです。変えたのは、まん中の量だけです。

削った「うまくいかなかった時期」と「関わり方」は、捨てるわけではありません。「たとえば、どんなことですか」と続けて聞かれたときに話す部分として、取っておきましょう。

質問の言葉には、望まれている長さのヒントがあります。「簡単に」なら30秒、「くわしく」「エピソードをまじえて」なら60秒が目安です。ここを聞き逃さないようにしましょう。

【小学校受験】家庭でできる練習のしかた

練習は、次の順番で進めてみてください。

  1. 一つの質問について、60秒の答えを紙に書く(結論1文、出来事3〜4文、しめくくり1文)
  2. 声に出して読み、時計で時間を計る
  3. 1分20秒を超えるようなら、出来事の文を短くする
  4. 出来事を2文だけ残して、30秒版もつくる

これを、聞かれやすい5つほどの質問でつくっておきましょう。たとえば、志望理由、教育方針、お子さまの性格、成長を感じたこと、家庭での過ごし方です。5つをこの型でそろえておくと、練習していない質問が来ても、頭の中で答えを組み立てられるようになります。

また、お父様とお母様が同じ質問に答えることもあります。その場合は、お二人で同じ出来事を使わないようにしましょう。お母様が朝の支度の話をしたら、お父様は別の場面を話す、というように分けておくと、ご家庭の姿がより立体的に伝わります。

なお、お子さまへの質問には、この長い型は必要ありません。「好きな遊びは何ですか」と聞かれたら、「〇〇です」と答えて、理由や出来事を一つ足せれば十分です。お子さまとは、ひと言で答えたあとに「どうしてかというと」と続ける練習をしておくとよいでしょう。

【小学校受験】面接の答えの長さのよくある疑問

60秒より短いと、熱意が伝わらないのでは?

答えが長くなるのは、熱意がある証拠です。ただ、その熱意は、短くまとめたほうが伝わりやすくなります。足りない部分は、面接官が続けて質問してくださいます。

答えを丸ごと暗記したほうがよいですか?

一字一句の暗記よりも、「結論」「出来事」「しめくくり」の中身を覚えておくほうがおすすめです。言い回しが少し変わっても、型が頭に入っていれば落ち着いて話せます。

学校から時間の指定があった場合は?

学校の指示を優先してください。この記事の60秒・1分20秒は、あくまで練習の目安です。

願書に書いた内容と、面接の答えはそろえたほうがよいですか?

願書と面接は、同じご家庭の姿を、文字と声で伝えるものです。出来事そのものは別のものでもかまいませんが、教育方針や事実が食い違わないようにしておきましょう。願書の内容を手元に置いて、60秒版の答えと読み比べておくと安心です。

話している途中で、長くなったと気づいたら?

あわてずに、しめくくりの1文に戻りましょう。結論にもどって終えれば、答えとしてまとまって聞こえます。

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※学校ごとの最新の情報は、各校の公式サイトと募集要項でご確認ください。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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