小学校受験の面接で先生から成長を感じる時について質問された時にはどうすれば良いの?
小学校受験の面接では、お子さんの成長に関する質問がされます。
どの学校を受験するにしても、必ず対策が必要なものです。
では、具体的にどんな答え方が望ましいのでしょうか。それを知るためには、まず質問の意図を知っておきましょう。
本記事では、面接回答集作成付き小学校受験面接特訓を行う筆者が面接でお子様の成長を感じる時について質問をされた時にはどうすれば良いのかを詳しく解説します。
小学校受験の面接でお子様の成長を感じる時についての質問をされた時にどうすれば良いのかご不安な方は、ぜひ参考にしてくださいね!
小学校受験の面接で成長を感じる時について質問される理由
小学校面接でお子さまの成長に関する質問をされた場合、大きく分けて3つの理由があります。
まずはその内容を理解した上で、より相応しい回答を用意しましょう。
考査ではわからない部分も知りたい
小学校受験では、ペーパーに力を入れている学校、集団行動を重視する学校等、考査内容はそれぞれの特徴があります。
しかし、考査を受けている場面だけを切り取っても、志願者の良さは全て把握できません。
学校によってはお子さんの面接がなく、両親のみとなりますから、その場合は特にお子さんの性格や熱中していること等、日常の取り組みについて知りたいのです。
ぜひお子様の良さがわかるようにお伝えしたいですね。
家庭の教育方針を知りたい
お子様の成長に関する回答からは、ご家庭の取り組みや教育方針も垣間見ることができます。
教育方針についての質問がされない学校だった場合、この質問からご両親の育児に対する思いや考えを推測していますから、しっかり伝えておきたい所です。
また、家庭の教育方針については別で質問されたとしても、成長に関するエピソードとその方針が一致していなければ、矛盾していると思われてしまいます。
回答を考える際には、ぜひお子さんの成長と家庭の教育方針を関連付けておきましょう。
志望校の方針との一致点を見たい
お子さんの特性やご両親の考えが、その学校に合うものなのかも当然見られています。
例えば、志望校の方針が「思いやり、優しい心」に重きをおいたものだったとします。
それなのに成長に関するエピソードでは、「負けず嫌いで、競争で勝つために必死に練習して一番になった」といったものですと、悪くはありませんがあまり合わないな、と思われてしまいます。
その学校が第一志望である場合でも、「エピソードがうちの学校向けではないから、第一志望は他校かな」と面接官が感じてしまうこともあります。
お子さんは日々成長しているでしょう。
その中で、志望校と合うエピソードがあるはずです。
小学校受験の面接で成長を感じる時について質問された時の答え方
当然ですが、ここで「ひらがなが書けるようになり、成長を感じました」といった一言で終わるような内容では合格は掴めません。
答え方には十分注意が必要です。
では、どのような答え方が良いのでしょうか。
エピソードは具体的に
お子さんが成長する過程には、様々なドラマがあったはずです。
ぜひその内容を具体的にお伝えしてください。
例えば、「年下の子に優しくできるようになった」ことが成長なら、「弟が生まれその愛らしさに夢中になり、僕が守らなければと意気込み、一生懸命に自分に出来ることを探してお世話ができるようになった」のように具体的である方が面接官も想像しやすいでしょう。
今のは一例なので省略しましたが、本番ではもう少し掘り下げて、お子さんの言葉や実際の行動にまでより詳しく言及できると良いですね。
両親の支援方法について
お子さんの成長だけでも勿論良いのですが、時間に余裕がある面接であれば、そこから発展してご両親の支援内容についても言及しましょう。
「サッカーの試合に出るという目標を持ち、毎日練習した」のなら、ご両親は「毎朝早起きして練習に付き合った」「挫けそうな時には励まし、一緒に努力した」といった支援方法を一言添えると、より家庭の方針が伝わりやすいでしょう。
この時注意して欲しいのが、過保護に捉えられる言い回しになっていないか、ということです。
自主性を尊重しながら見守りつつ、どうしてもという時には頼れる親であることがわかれば、学校側にとっても良い印象になりますよ。
小学校生活に活かせること、伸ばしたいこと
さらに付け足したいのが、小学校生活につながる言い回しです。
「小学校生活でも、現在育っている優しさを活かし〜」といった一言を最後に付け足すと、より効果的です。
学校側から見ても、成長した部分をそのままで終わらせない姿勢や、小学校の方針への理解度までわかるので印象はプラスになります。
【小学校受験面接】成長を感じたエピソードの選び方
答え方が分かっていても、話す出来事が決まらないというご相談をよくいただきます。選ぶときの目安は三つです。
- 半年以内に起きた、新しい出来事であること
- 親が手を出さず、お子さまが自分で乗り越えたこと
- その変化が、いまの生活にも続いていること
一年以上前の話になると、「最近はどうですか」と重ねて聞かれたときに答えが続きません。また、親が手を貸して解決した話は、お子さまではなくご家庭の努力の話になってしまいます。選ぶべきは、小さくてもお子さま自身が動いた出来事です。
反対に、避けたほうがよい題材もあります。ペーパーができるようになった、賞をもらった、といった成果の話は、成長ではなく結果の報告に聞こえます。きょうだいと比べる話も控えてください。「お兄ちゃんより早く」といった言い方は、比べる家庭という印象を残します。
話す順番は、きっかけ、うまくいかなかったところ、変わった瞬間、今の様子、の四段でまとめてください。三十秒から一分で収まります。たとえば、朝の支度を自分でやると決めた日があり、最初は間に合わずに泣いていたが、前の晩に用意する方法を自分で思いつき、今は起きてから十分で終わるようになった、という具合です。細かい説明を足すより、変わった瞬間を一つ丁寧に話すほうが伝わります。
【小学校受験面接】成長についての質問でよくある質問
特別な出来事が思いつきません
特別である必要はありません。今週の生活を三日分ふり返り、去年の同じ時期にはできなかったことを探してください。靴をそろえる、妹に順番をゆずる、行きたくない日でも支度をする。日常の中にしか答えはありませんし、日常の話のほうが面接では届きます。
父と母が同じ出来事を話してもよいですか
同じ出来事でも構いませんが、見ている角度は変えてください。お母様は日々の様子を、お父様は休日に気づいた変化を。まったく同じ話を同じ言葉で繰り返すと、打ち合わせの跡だけが残ります。
子どもの前で話す内容として、失敗談は避けるべきでしょうか
避けなくて大丈夫です。ただし、笑いを取るような言い方や、いまも直っていないという伝え方はやめてください。「以前はこうでしたが、今はこうです」と、必ず前向きに閉じます。お子さまは、親が自分をどう語るかをよく聞いています。
「最近叱ったこと」を聞かれた場合との違いは何ですか
叱った話は、ご家庭のしつけの基準を見る質問です。成長の話は、お子さまの変化を見る質問です。同じ出来事を使うにしても、前者では何を大事にして叱ったのかを、後者ではその後どう変わったのかを中心に話してください。答えの組み立てにお困りのときは、面接レッスンもご利用いただけます。
【小学校受験面接】成長を感じる時について質問されたら?プロが解説まとめ
小学校受験の面接で成長に関する質問があった場合、より具体的なエピソードとしてお話しする必要があります。
考査ではアピールしきれなかったお子さまの良さを、ここでしっかり伝えておきたいですね。
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