過去問は「型」をつかむために使う
過去問は、問題の丸暗記ではなく出題分野と形式の傾向をつかむために使います。京都聖母学院は基礎重視なので、取りこぼさない正確さを優先しましょう。
ペーパーの傾向
お話の記憶・数量・言語・常識・推理などが、基礎レベルで幅広く出る想定です。指示を一度で聞き取る力が得点を左右します。
生活・運動の傾向
「生活」では身辺自立や巧緻性、「運動」では指示行動が見られます。日常生活の自立度がそのまま表れる領域です。
家庭学習の手順
夏までに一度通しで取り組み、分野の穴を反復。直前期は時間を計って本番形式に慣れ、親子面接の練習も並行して進めましょう。
【2026年度】実際の出題を分野別に振り返る
2026年度の考査は、受験されたご家庭の話から中身がかなり具体的に見えています。約20人単位で行われ、ペーパーの解答には赤色のクーピーやクレヨンを使う形でした。過去問演習の力点を決める材料として、分野別に整理します。
記憶・数量・思考・言語・図形
- お話の記憶は、森の動物たちが得意なことを持ち寄り、力を合わせて伝説の泉にたどり着くまでの冒険のお話。登場した動物ごとに違う印をつける、約束して持っていった物を全部選ぶ、道をふさいでいた物を答える、地面の下で迷子になっていたのは誰かを答える、という複数の設問がぶら下がる形
- 数量は、おやつを同じ数ずつ分けると一人何個もらえるかという等分の問題
- 思考・常識は、季節が違うものや飛ぶものなど、条件に合うもの・合わないものを一つ選ぶ形
- 言語は、同じ音で終わる言葉の絵に印をつける形
- 図形は、印のついた所で紙をすべて折り曲げたときにできる形を選択肢から選ぶ、頭の中で紙を動かす問題
- 知識としては、飛ぶもの・春に咲く花・卵から生まれるもの・肉食動物などを選び分ける問題も出ています
製作と運動
製作は、折り紙に描かれた丸を半分に折ってはさみで切り取り、丸を二つ作って電車の絵のタイヤの位置に貼り、隣に同じ絵を自分で描き添える、という一続きの課題でした。切る・折る・貼る・描くの工程を、聞いた順番どおりに進められるかが問われます。
運動は、先生が10数える間マットでおしりを上げた姿勢を保つ、コーンまで走ってタッチする、ゴム紐2本を使って左・中・右と順に8まで跳び最後はグー・グー・パーで締める、先生が終わりと言うまでボールを高く投げ上げてキャッチする、先生のまねをして動く、という組み合わせです。いずれも数や合図が区切りになっており、途中でやめない・先走らないという点が見どころになっています。
まとめ
京都聖母学院小学校の傾向は「基礎・生活・運動・面接の総合」。過去問は型の把握に使い、聞く力と生活自立を日常から育てましょう。過去問の問題そのものは著作物のため、当ブログでは傾向のみをご紹介しています。
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Q. どの分野が出ますか?
A. お話の記憶・数量・言語・常識・推理が基礎レベルで幅広く出る想定です。
Q. ペーパー以外の対策は?
A. 生活自立・運動の指示行動・親子面接の練習も必要です。
Q. 過去問はいつ始めますか?
A. 夏までに通しで取り組み、穴の発見と反復に使うのがおすすめです。
過去問から見える出題傾向と対策
京都聖母学院小学校の考査は、ペーパー(話の記憶・数量・図形・言語・常識)、行動観察、運動、巧緻性、親子面接で構成されます。基礎力を幅広く確認する構成で、日々の積み重ねが結果に直結します。
分野別の家庭学習
話の記憶:読み聞かせ後に「だれが・何を・順番」を質問。数量:おやつや積み木で多い少ない・分ける経験。図形:パズル・折り紙で形の感覚を。言語:しりとり・頭音を遊びに。常識:季節・生き物を実体験で。巧緻性は、はさみ・のり・ひも通しなど手先を使う遊びで育てます。
行動観察・面接の準備
行動観察は初対面の子と関わる経験と譲り合いの練習が、面接は家庭の教育方針とコース志望理由を夫婦で言葉にしておくことが効果的です。過去問は基礎固めのあとに傾向を知る目的で使い、苦手を重点的に対策しましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
過去問の効果的な使い方
過去問は、まず基礎力をつけてから傾向をつかむ目的で使いましょう。いきなり解かせるより、分野別の基礎を固めたうえで取り組むと効果的です。間違えた問題は「なぜ間違えたか」を一緒に振り返り、同じ分野の類題で定着させます。
直前期の仕上げ
本番が近づいたら、時間を計って本番形式で練習を。指示をよく聞く、あきらめずに取り組む姿勢も一緒に育てましょう。巧緻性は、日々の工作遊びで手先の器用さを楽しく伸ばします。
まとめ:受験を考えるご家庭へ
過去問は、基礎力を固めてから傾向をつかむ道具として活用しましょう。できた・できないの結果より、指示をよく聞き、最後まで取り組む姿勢を育てることが大切です。巧緻性は日々の工作遊びで、楽しみながら手先の器用さを伸ばしていきましょう。
過去問を集める前に、考査の形式を正確につかむ
京都聖母学院小学校は過去問題を公表していません。市販の受験資料に載っている内容も、各社が独自に集めたものです。であれば、対策の出発点は「どういう形式で、何が課されるか」を正確につかむところに置くべきでしょう。2026年度の受験資料から読み取れる形式を整理します。
使用する筆記具に注意
まず押さえておきたいのが道具です。資料には、考査でペーパープリントのほか赤色のクーピーとクレヨンを使用すると記載されています。鉛筆ではありません。ふだん鉛筆でばかり演習していると、当日は線の太さも書き味も違って戸惑うことがあります。クーピーやクレヨンで解答する練習を、準備の中に必ず入れておいてください。塗る、囲む、印をつけるといった動作を、これらの筆記具で違和感なくできる状態にしておくことが目標です。
ペーパーの区分
ペーパーで扱われる区分として、資料には次の名称が挙げられています。
- 記憶(お話の記憶)
- 数量
- 思考
- 言語
- 図形
5区分が挙げられているということは、幅広い領域から出題される構成だということです。ヤマを張って一部の分野だけを固める進め方は通用しにくいと考えたほうがよいでしょう。とくに「記憶(お話の記憶)」が先頭に挙げられている点は見逃せません。話を聞いて内容を保持する力は、演習量よりも日常の積み重ねが効く領域です。読み聞かせの習慣を早い段階から持っておくことが、そのまま対策になります。
ペーパー以外の区分
ペーパーのほかに、製作と運動の区分が実施されると記載されています。机の上の課題だけでなく、手を動かす場面と体を動かす場面の両方があるということです。ペーパーの演習に時間を取られて、この2つが後回しになっていないか、準備の途中で点検してみてください。製作については、特定の作品を作り込む練習より、指示を聞いて手順どおりに進める、時間内に仕上げる、片づけまで自分で行うという流れを身につけるほうが実践的です。運動についても、特別な競技力というより、指示を聞いて体を動かせるかどうかが見られる場面と考えられます。
実施の形態と面接
考査は約20人単位で行われると記載されています。周囲に同年代の子どもが多くいる環境で取り組むことになりますので、集団の中でも自分のペースを保てるようにしておきたいところです。面接については三者面接と記載されており、保護者と志願者がともに臨む形式です。面接官の人数や所要時間、考査全体の所要時間については、確認できた資料には記載がありませんでした。
日程から逆算する
2026年度のA日程は、面接が2025年8月23日・25日・26日、適性検査が9月1日でした。B日程は適性検査と面接が2025年10月1日、C日程は2026年1月22日です。出願はいずれもインターネットによるWeb出願でした。A日程は面接と適性検査で日が分かれており、8月下旬から9月初旬にかけて予定が集中します。夏のあいだの仕上げが結果に直結する日程だと言えます。日程は年度ごとに変わりますので、最新の情報は募集要項でご確認ください。
【京都聖母学院小学校】過去に出ているのは、どういう形の問題か
過去問を手に取る前に、どんな問われ方をするのかを言葉で押さえておくと、演習の目的がはっきりします。学校は問題を公表していませんが、受験されたご家庭の話から、直近の出題はかなり具体的に見えています。ここではまず区分ごとの性質を押さえ、あとで紹介する2026年度の実例につなげてください。それでも、家庭学習の組み立てには十分な手がかりになります。
入り口になるのは、聞いて答える問題です
区分の先頭に置かれているのが、お話を聞いて答える問題です。読み上げられた短いお話を聞き、あとから、出てきたのはだれか、何をしていたか、どういう順番だったかをたずねられる形になります。長い物語が読まれるわけではありませんが、その分、細かいところまで覚えているかが差になります。
この領域は、問題集を何冊解いたかで決まる部分が小さく、聞くことに慣れているかどうかで決まる部分が大きい領域です。毎晩の読み聞かせのあとに、一言だけ質問を足す。それを一年続けたご家庭とそうでないご家庭では、当日の落ち着きがはっきり変わります。
数量・思考・言語・図形で問われている中身
- 数量では、絵の中のものを数えて比べる形、いくつか取り去ったあとの残りを考える形、同じ数に分ける形の問題が中心になります
- 思考では、示された条件に合うものを選ぶ形や、並んでいるものの決まりを見つけて次に来るものを答える形の問題が出されます
- 言語では、言葉の音に注目して、しりとりでつなげる形や、はじめの音が同じ仲間を集める形の問題が出されます
- 図形では、同じ形を見つける形、重なった形の見え方を考える形、向きを変えたときの姿を思い浮かべる形の問題が扱われます
いずれも、特別に難しい仕掛けがある種類のものではありません。だからこそ、聞き落としや数え間違いといった小さなつまずきが、そのまま失点になります。過去問に取り組むときは、正解したかどうかだけでなく、どこでつまずいたのかを一問ずつ言葉にしておくと、次の一週間で何をすべきかが決まります。
製作と運動は、仕上がりよりも進め方が見られます
ペーパーのほかに製作と運動が行われます。製作では、はさみ、のり、ひもといった道具を使って一つのものを仕上げる形になりますが、見られているのは作品の完成度よりも、手順どおりに進められたか、道具を安全に扱えたか、最後に片づけまでできたかという部分です。運動も同じで、速さや上手さより、聞いたとおりに動けるかどうかが中心になります。
過去問に取り組むときに確かめておきたい三つの点
- 赤色のクーピーとクレヨンで解答する形になるため、消して直せない前提で印をつけられるかという点
- およそ20人という人数の中で、まわりを気にせず自分の手元に集中できるかという点
- ペーパーだけに時間を使ってしまい、製作と運動の準備が後回しになっていないかという点
対策についてよくある質問
Q. 学校は過去問題を公表していますか
公表されているという情報は確認できませんでした。市販の教材を使うこと自体は問題ありませんが、学校の公式発表ではないという前提でご活用ください。
Q. 筆記具は何を用意すればよいですか
2026年度の資料には赤色のクーピーとクレヨンを使用すると記載されています。家庭学習でもこれらに慣れておくことをおすすめします。
Q. 何人くらいのグループで受けますか
資料には約20人単位と記載されています。
Q. どの分野から手をつければよいですか
ペーパーは記憶・数量・思考・言語・図形の5区分が挙げられています。このうちお話の記憶は日常の積み重ねが効きますので、早い段階から読み聞かせの習慣をつくっておくとよいでしょう。ほかの区分と並行して進めるのが基本です。
Q. 製作や運動の対策は必要ですか
区分として実施されると記載されていますので、対策の対象に入ります。特別な訓練というより、指示を聞いて動く、時間内に終える、片づけるといった生活面の力を整えることが中心になります。
Q. 面接には誰が参加しますか
資料には三者面接と記載されています。保護者と志願者がともに臨む形式です。詳細は募集要項でご確認ください。
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