共働きですが、カリタス小学校に通わせることはできるでしょうか。
放課後の預かりや、昼食のことが気になっています。
カリタス小学校は、校内にアフタースクールを設置し、給食も用意している学校です。公式サイトには、アフタースクールが留守家庭を中心とした子どもたちの居場所であることが、はっきり書かれています。
大切なのは、以下の3点です。
・校内のアフタースクールが平日は放課後から19時まで、長期休業中は8時から19時まで開いていること
・給食室でつくる手作り給食があり、毎日のお弁当づくりが必要ないこと
・登校時は登戸駅と向ヶ丘遊園駅からスクールバスが出ていること
カリタス小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
カリタス小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【カリタス小学校】共働き家庭を支える3つの土台
関連動画:神奈川県の小学校選びの参考に。この記事の学校を紹介しているとは限りません。
カリタス小学校で働きながら子育てをするとき、支えになるのは校内のアフタースクール、給食、そしてスクールバスの3つです。ここでご紹介するのは、2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。
まず昼食です。公式サイトの「給食」のページには、給食室で調理された給食がクラスごとに教室へ運ばれ、給食当番を中心に子どもたち自身が配膳すると記載されています。地元の神奈川県で育てられた食材を積極的に取り入れており、お米は県内産の「はるみ」、豚肉は飼料にもこだわった県内産、野菜は神奈川県内や東京都内のもの、果物は湘南ゴールドや温州みかんなどが挙げられています。
かつおの厚削り節や煮干し、昆布など自然の食材から丁寧にだしをとっているという記述もあります。旬を味わう献立、家庭科や社会科と結びつけた教科とのコラボ給食、宿泊活動で訪れる先の郷土食や日本の伝統的な行事食、世界の料理まで紹介されています。
朝のお弁当づくりがない、というのは働くご家庭にとって大きな違いです。給食の詳しい内容はカリタス小学校の給食の記事もあわせてご覧ください。昼食の扱いは年度によって変わることがありますので、最新は公式サイトでご確認ください。
【カリタス小学校】アフタースクール「ダン・ラ・ジョワ」
カリタス小学校の公式サイトには、アフタースクールの専用ページがあります。そこには、小学校受験で高い実績を誇る「理英会」と協同して、カリタス小学校の子どもたちのために設置した放課後スクールであること、放課後の時間帯に留守家庭を中心にコミュニティ不足になりがちな子どもたちにとって、一緒に過ごす仲間がいる貴重な生活の場としての役割を担うことが書かれています。カリタスの教育理念のもとで運営されているとも明記されています。
「学ぶ」「遊ぶ」「作る」「交わる」という4つの言葉が掲げられており、名称は「ダン・ラ・ジョワ」です。
アフタースクール側の公式ページには、より具体的な運営条件が掲載されています。開室日と開室時間は、平日の月曜日から金曜日が放課後から19時まで、学校の長期休業期間と学校代休日は月曜日から金曜日の8時から19時までです。土曜・日曜・祝日、年末年始、お盆期間、小学校から指定された日は閉所となります。
利用できるのはカリタス小学校に通う1年生から6年生です。定員を超える申し込みがあった場合の優先順位も公開されており、学年が下位でレギュラーコースを希望する児童、次に学年が下位でレギュラーコースを希望し就労等で児童が帰宅するときに保護者が不在の家庭の児童、その次に学年が下位の児童、という順序が示されています。
コースは、毎日定期的に利用するレギュラーコースと、月に12日以下で不定期に利用するスポットコースの2種類です。スポットコースは、通常利用、短縮授業日や長期休暇の8時から13時に使う半日利用、朝から使う1日利用の3パターンに分かれています。利用日が8日以上になると利用料が1割引きになり、13日以上になると自動的にレギュラー料金に切り替わると案内されています。
学習面では、宿題演習を基本に、速聴読の「ことばの学校」、基礎学力プリント演習が用意されています。宿題の内容は小学校と連携したうえで指導にあたるとされていますので、家庭で夜に宿題を見る負担は軽くなります。
なお、具体的な利用料金は入会のしおりに記載される形で、2026年8月時点で金額の記載を確認できませんでした。問い合わせはアフタースクールの専用フォームで受け付けており、小学校では対応していないと注意書きがあります。
【カリタス小学校】1日の流れと水曜日の下校
公式サイトの「カリタスの1日」のページには、1年生の1日が写真とともに紹介されています。登校、読書とお祈りと朝の会、1・2時間目、中休み、3・4時間目、給食とお昼休み、そして5時間目という流れです。
注目したいのは曜日による違いです。5時間目があるのは月曜・火曜・木曜・金曜で、水曜日は4時間目までと記されています。帰りの会は水曜日が13時10分から13時30分、下校は13時40分からと案内されています。
つまり水曜日は、ほかの曜日よりかなり早く学校が終わります。共働きのご家庭にとっては、この日をどう埋めるかが計画のポイントです。アフタースクールは学校の時間割に合わせて開室時間を調整すると案内されていますので、水曜日の受け皿になります。習い事を入れるにしても、まずは学校からの動線を確認してください。
【カリタス小学校】通学とスクールバス
カリタス小学校の所在地は神奈川県川崎市多摩区中野島です。公式サイトのアクセスページによると、小田急線・JR南武線の登戸駅から川崎市バスで5分、カリタス学園行きの路線が使えます。JR南武線の中野島駅からは徒歩10分です。
スクールバスについては、安全への取り組みのページに記載があります。登校時は「登戸駅」と「向ヶ丘遊園駅」からスクールバスが出ており、下校時は「登戸駅」行きのみとなっています。スクールバスでは乗降車時に警備員と教員がついて児童をサポートするとも書かれています。
さらに、登校時には登戸駅、向ヶ丘遊園駅、中野島駅で保護者ボランティアによる見守りが毎日行われていると記されています。保護者が交代で担う仕組みがあるということですので、当番の頻度や参加の形は説明会で確認しておきたいところです。
通学ルートの詳細はカリタス小学校のアクセスの記事で解説しています。
【カリタス小学校】保護者の関わりと安全の体制
働くご家庭が学校を選ぶとき、安全体制は仕事中の安心に直結します。カリタス小学校は、この点を非常に細かく公開しています。
- 警備員による見回りと来訪者のチェック。保護者には名札の携帯を徹底し、その他の来訪者にはインターフォン越しで対応する
- 大規模災害が発生した場合、全校児童が学校内で5日間過ごせる体制。貯水槽20トンと自家発電機、一人あたり6.5リットルの保存水、保存クッキーやレトルトごはんの備蓄
- 個人持ちの寝袋は高校まで持ち上がる。防災キャップ、レスキューブランケット、かまど、カセットコンロ、LEDランタン、発電機などを備える
- マンホールに直接流すタイプのトイレを10基設置。雨水30トンをためる貯水槽も設置
- 避難訓練は毎月1回、総合防災訓練は多摩消防署と連携して年1回、幼小合同の引き取り訓練は毎年春に1回、緊急下校訓練は年2回
- 全家庭と全教職員へのメールによる一斉連絡システム、災害時緊急避難カードの常時携帯、緊急時連絡票の作成
さらに、携帯電話がつながらない状況でも児童・保護者・学校の間で情報を登録し確認できる学校専用のシステムを採用していること、東京と神奈川の私立学校間で災害時に帰宅困難な児童の保護情報を母校へ通知できる「避難校ネット」にも加盟していることが説明されています。
保護者の関わりとしては、地区別集会があります。全校児童を登下校の地区別にグループ分けし、毎年1回4月に担当教師と登下校の安全について話し合う場です。同様に保護者の集会も行われ、新入生の保護者は上級生の保護者から登下校の様子や情報を得られると案内されています。
このほか、公式サイトには学校安否情報のページもあります。神奈川県私立小学校協会とニッポン放送との協定により、災害時には学校の情報がラジオで放送される仕組みで、カリタス小学校は第8ブロックに入っていること、毎年9月1日の防災の日に模擬放送が行われることが記されています。
【カリタス小学校】共働き家庭からよくある質問
アフタースクールは必ず利用できますか
定員を超える申し込みがあった場合の優先順位が公開されています。学年が下位でレギュラーコースを希望する児童が優先され、次に就労等で保護者が不在の家庭の児童が続く形です。学年が上がると優先度が下がる設計ですので、高学年での利用を前提に計画を立てるのは避けたほうが安全です。
長期休業中も預かってもらえますか
アフタースクールの公式ページには、学校の長期休業期間と学校代休日は月曜日から金曜日の8時から19時まで開室すると記載されています。ただし、土日祝日、年末年始、お盆期間、小学校から指定された日は閉所です。夏休みのお盆前後は、ご家庭で対応する前提で準備しておいてください。
費用はどのくらいかかりますか
アフタースクールの利用料は、レギュラーコースが月によって日数や預かり時間が異なるため金額が変わるとされ、詳細は入会のしおりに記載されています。2026年8月時点で公開ページに金額の記載を確認できませんでしたので、推測でお伝えすることはいたしません。学校の学費についてはカリタス小学校の学費の記事をご覧ください。
共働きであることは入試で不利になりますか
公式サイトに、家庭の就労状況が選考に影響するという記載はありません。むしろ学校自身が、アフタースクールを留守家庭を中心とした子どもたちの居場所として位置づけていると明記しています。学校の考え方はカリタス小学校の特徴、説明会の情報はカリタス小学校の説明会の記事をご覧ください。
働きながらでも学校行事についていけますか
行事の回数や保護者の当番の頻度については、公式サイトに具体的な記載が見当たりませんでした。地区別集会や引き取り訓練のように、保護者が参加する場面があることは公表されていますので、年間の予定と当番の実態は説明会や個別相談で確認してください。学校の全体像はカリタス小学校のまとめの記事も参考になさってください。
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