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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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【小学校受験】絵画工作|出題内容や解き方をプロが解説!

うみ塾長
うみ塾長

小学校受験では、絵画や工作といった課題が出されることがあります。ペーパーテストと異なり、採点基準が不明瞭なことが多いので、「どのように」「どこまで」対策すればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで、絵画と工作の対策で悩んでいらっしゃる方向けに、絵画と工作の対策に特化した問題集をご用意しました。

【小学校受験】絵画工作の出題意図は?

絵画工作は、ペーパーテストと同等に重要な試験内容です。近年では、ペーパーテストよりも絵画工作を重視する学校もあります。

 

巧緻性があるか

巧緻性とは、手先・指先を器用に動かすことができる能力です。絵画工作の課題では、色を塗ったり、紙を切ったり、のりで貼ったりと、細かい作業が必要になります。そのため、意図した通りに作品をつくるために、巧緻性が必要になります。

 

道具が正しく使えるか

道具の正しい使い方を理解していることも大切です。色鉛筆をグー持ちしていたり、のりを必要以上にべっとりと塗っていたり、はさみの刃を相手に向けて渡していたりするのは減点対象になります。

 

集中力があるか

作業に集中して取り組めることも大切です。自宅でのお絵描きや工作とは異なり、制限時間内に作品を完成させなければなりません。制限時間が短いことが多く、絵画工作の課題に集中して取り組まないと、作品をほとんど完成させることができずに終わってしまうことがあります。

 

理解力があるか

先生の指示を正しく聞き取り、それを理解した上で作業をしないと、課題と違う作品をつくってしまうことになります。どんなに上手に絵ができても、どんなに上手に工作ができても、指示されたことと違うことをしてしまってはよい点数をとることができません。

 

想像力(創造力)があるか

絵画工作の課題では、想像力(創造力)が必要な課題もあります。例えば、想像絵画(想像画)では、与えられたテーマや形に従って、お子さま自身が何を描くかを決めなければいけません。他にも、折り紙で折った動物に顔を描いたり、紙コップに模様を付けたりと、細かいところでもお子さまの想像力(創造力)が試されます。

 

進んで取り組む態度があるか

絵画工作に取り組む態度も重要な評価項目です。例えば、殴り書きのように絵を描いていたり、共同絵画(数人で1つの絵を制作する課題)でお喋りばかりしていたりしたら、合格することはできません。課題に進んで取り組み、最後まで一生懸命に作品を完成させようとする態度が求められます。

【小学校受験】絵画工作の出題方法は?

「絵画工作」の出題方法には、大きく2つの方法があります。

 

個別テスト

個別テストによる出題では、お子さまが個人で作品を完成させることになります。個人で作業するため、お子さまの能力が評価を左右します。ペーパーテストの一環として取り組むこともあり、例えば「お話の記憶」の問題を解いた後にその内容に因んだ絵を描くような課題が出されることもあります。

 

集団テスト

集団テストによる出題では、個人で工作をした後にそれを使って行動観察をしたり、共同絵画のように受験生が複数人でテストを受けたりします。作品の完成度だけではなく、集団の中での振る舞いも評価されることになります。

【小学校受験】絵画工作の出題内容は?

「絵画工作」には様々な出題内容がありますので、絵画と工作に分けてご紹介します。

 

絵画制作課題

絵画制作では、大きく分けて「指示絵画」と「自由絵画」の2つの課題があります。「指示絵画」は、指定された条件(テーマ)で絵を描く課題で、「夏休みの思い出を描きましょう。」「なわとびをしているところを描きましょう。」などの条件に従って絵を描きます。「自由絵画」では、全く自由に絵を描かせる学校は少ないのですが、細かく条件が提示されないのが特徴です。例えば、「絵の中にある三角を使って絵を描きましょう。」という想像絵画や「あなたの好きなものを描きましょう。」という漠然としたテーマが与えられます。

その他にも、「お話の記憶」と関連させた課題、模写、共同絵画などが出されることがあります。

 

工作課題

工作課題では、折り紙を折る、工作用紙を切る、紐を通す、紙をちぎる、シールを貼るなど、様々な内容で課題が出されます。作品は、先生のお手本通りにつくることもあれば、初めに指示を聞いたらあとは自由につくることもあります。それほど難易度が高い課題ではありませんが、巧緻性や想像力(創造力)により出来上がりに差が出てしまいます。

【小学校受験】絵画工作の解き方は?

「絵画工作」は、ペーパーテストのように決まった解き方があるわけではありません。ただ、試験として「絵画制作」を行う以上、そこには採点基準があるわけですから、採点を意識した解き方をしないといけません。

例えば、「丁寧に作品をつくったけれど、時間内に終わらなかった」という場合と、「時間内に作り終わったけれど、作品の出来上がりが雑だった」という場合では、どちらの方が高得点をいただけるのでしょうか。これは、その小学校の過去問から推察することができます。ある小学校では、課題の難易度に対して制限時間が短くなっています。もちろん塩梅にもよりますが、このような学校の場合は、作品の完成度よりも手際よく作品を完成させることが重要になります。当然、速く丁寧に完成させるに越したことはありません。

こちらの教材では、作品を速く丁寧に完成させるためのトレーニングができるように、巧緻性に特化した対策ができます。実際の受験考査で出題される実践的な能力を身に付けることができるので、受験に向けた巧緻性の向上にも、受験期の試験対策としても有効です。

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【小学校受験】絵画工作でつまずくところと、ご家庭での練習

絵画工作は上手か下手かで見られていると思われがちですが、差がつくのは別のところです。まず、どこで止まっているのかを見分けてください。

どこで止まっているかを見分ける

  • 手が動き出さない……題を聞いてから、鉛筆を持つまでに時間がかかります。何をかくか決められないタイプで、いちばん多く見られます
  • 決まっているのに進まない……かき始めるのですが、消しては直すを繰り返します。うまくかこうとしすぎています
  • 道具が扱えない……はさみが直線しか切れない、のりを塗りすぎる、セロハンテープが切れない。制作の中身以前の問題です
  • 時間が足りない……ていねいなのですが、最後まで届きません。配分の練習ができていません

見分けるには、1度だけ時間を計って作らせてみてください。「どこで手が止まったか」を横で見ていれば、4つのどれかがはっきりします。とくに1つめと4つめは、絵の練習をいくら増やしても直りません。

ご家庭にある道具でできる練習

特別な材料は要りません。空き箱、牛乳パック、紙皿、新聞紙、輪ゴム、ひも。これだけで、試験で出る作業のほとんどが練習できます。

  • ちぎる・丸める・結ぶ……新聞紙を手でちぎって形を作る、丸めてボールにする、ひもを結ぶ。この3つは、はさみより先に身につけてください
  • 紙皿と空き箱の工作……土台になるものを渡し、「動物にしてみて」とだけ言います。材料が決まっていて題が自由、という形が試験に近い形です
  • 15分タイマー……時間の感覚は、計らないと育ちません。台所のタイマーで足ります
  • 片づけまでが練習……ゴミを1か所に集める、道具を元に戻す、机をふく。試験では、この場面も見られています

年中と年長で、進め方を切り替える

年中のうちは、時間を計らないでください。することは、道具に慣れることと、作ったものを人に見せて話すことの2つだけです。うまく作れたかどうかは問いません。

年長になったら、枠を決めます。おすすめは「15分で作りきる」という約束を先に置く方法です。途中で「あと5分」と声をかけ、時間内に手を止めさせます。残り時間が少なくなったら、飾りを足すのをやめて、形をととのえる。この切り替えができる子は、本番で崩れません。

年長の後半には、作りながら質問に答える練習も入れてください。「何を作っているの」「どこが難しかった」と横から声をかけます。話しかけられると手が止まる子は、ここで慣らしておきましょう。

本番で差がつく3つのこと

  • 粗くても完成させる……途中で終わった作品は、何も伝わりません。「時間内に形にする」ことを最優先にしてください
  • 手や机が汚れても気にしない……のりで手が汚れた瞬間に固まる子がいます。汚れる遊びをさせておいてください
  • 終わったあとの姿勢……早くできたら道具を片づけ、静かに待ちます。まわりを見て回るのは避けましょう

【小学校受験】絵画工作のよくある質問

絵が下手なのですが、不利になりませんか

なりません。見られているのは、指示どおりに取り組めたか、最後まで手を動かせたか、道具を安全に使えたか、後片づけができたかです。ただし、線が薄い、画面の隅に小さくかく、という2点だけは直しておきましょう。大きな紙に太い線でかく練習から始めてください。

何をかくか決められず、いつも固まります

引き出しを持っていないだけです。題を聞いてから10秒で3つ言う、という遊びをしてください。「うれしかったこと」なら、「かけっこで1位」「おばあちゃんの家」「金魚が増えた」。数を出す練習をしておくと、本番で1つ目が浮かばなくても止まりません。「家族」「乗り物」「動物」など、いつでもかける得意な題を2つか3つ用意しておくと安心です。かき方の手順は絵画の教え方にまとめています。

作品について質問されたら、どう答えさせればよいですか

答え方を覚えさせる必要はありません。作品ができたときに、毎回「これは何」「どこを頑張った」「次はどうしたい」の3つを聞くようにしてください。聞く力そのものが弱いと感じる場合は、聞き取りの練習もあわせて進めてください。

問題集や道具は、どう選べばよいですか

道具は普段使っているもので構いませんが、はさみだけは幼児用の切れるものを用意してください。教材の選び方と使い方は絵画対策の本や問題集の選び方で詳しく説明しています。

【小学校受験】絵画工作|まとめ

小学校受験の「絵画工作」は、近年ますます重要視されてきており、小学校受験をする上では決して避けることはできません。「絵画工作」は一朝一夕で対策できる分野ではないため、早期に対策を始めていただくことをおすすめします。ぜひ本記事でご紹介した教材をご活用いただき、巧緻性の向上に取り組んでいただけたらと思います。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、2021年から累計1,000名以上の合格をサポート(願書作成97%・面接レッスン97%・個別家庭学習サポート第一志望合格97%)。Amazon Kindle幼児教育カテゴリー1位『小学校受験の教科書』著者。自身もわが子の小学校受験を経験し、難関校に合格。全国の小学校・幼稚園受験に対応。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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