同志社国際学院初等部(DIAES)の合格に向けて、家庭でできる準備を「ペーパー」「行動観察・面接」「英語・国際性」「生活習慣」の4つに分けて解説します。過去問の分野は過去問の傾向と対策もあわせてご覧ください。
ペーパー対策
影絵・迷路・魔法の箱(規則性)・生き物の仲間分け・お話の記憶などが過去問で見られます。毎日短時間でも、観察する・聞いて答える練習を積み重ねましょう。とくにお話の記憶は読み聞かせのあとの質問が効果的です。
行動観察・面接対策
初めてのお友だちと協力する、順番を守る、自分の考えを言葉にする——こうした社会性は日常の遊びや園生活で育ちます。面接では親子の関わりや家庭の教育観も見られるため、面接で質問される内容を確認し、家庭の方針を言葉にしておきましょう。
英語・国際性への親しみ
英語経験は必須ではありませんが、歌や絵本で英語の音に親しんでおくと、入学後の学びにスムーズに入れます。「知らないことを楽しむ」姿勢は、IBの探究学習にも通じる大切な力です。
生活習慣と自立
着替え・片づけ・持ち物の準備など、身のまわりのことを自分でできる力は、考査でも入学後の生活でも重視されます。願書準備は合格する願書の書き方を参考に、早めに取りかかりましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
2027年度入試の日程から逆算する準備カレンダー
同志社国際学院初等部の公式サイトに掲載されている2027年度新1年生入試の要項では、考査が二段階に分かれています。日程を先に押さえておくと、家庭の準備をどの時期に何へ配分するかが決めやすくなります。以下は2027年度(2026年実施)として公表されている内容です。最新の情報は必ず学校の募集要項でご確認ください。
- 受験資格:2020年4月2日〜2021年4月1日に生まれた方
- 出願期間:2026年7月13日(月)午前0時00分〜7月24日(金)午後11時59分(インターネット出願)
- 考査料:20,000円
- Interview(親子面接):2026年8月22日(土)〜8月28日(金)の間のいずれか1日
- Academic Exam:2026年9月3日(木)はInterview(志願者面接)、9月4日(金)は筆記とGroup Activity
- 合格発表:2026年9月11日(金)のWEB合否発表
春から初夏にかけて
親子面接が8月下旬、筆記とGroup Activityが9月上旬という並びなので、夏の前半は「家庭で話し合う時間」を厚めに取れます。志望理由や家庭の方針は、願書を書き始める6月ごろまでにご夫婦で言葉をそろえておくと、7月の出願期間があわただしくなりません。
出願の時期
出願はインターネットで行う方式が案内されています。顔写真のデータ、連絡用のメールアドレス、決済手段など、当日に慌てやすい要素は7月に入る前に一度そろえておくと安心です。
面接から考査まで
親子面接の週が終わってから筆記まではおよそ2週間です。この期間に新しい教材を増やすのではなく、それまで取り組んできた分野を短時間ずつ回して仕上げるほうが、子どもの気持ちは安定します。
学校が大切にしていることから準備を組み立てる
公式サイトでは、教育の柱として「キリスト教教育」「探究の単元」「バイリンガル教育」の3つが挙げられています。対策をペーパーだけに寄せず、この3つに触れておくと、入学後の生活にもそのままつながります。
礼拝と「聞く姿勢」
公表されている一日の流れでは、午前7時45分に開門、8時20分から読書の時間、8時35分から礼拝が置かれ、そのあとに1校時が始まります。朝に静かな時間があるということは、座って人の話を聞く時間が毎日あるということです。家庭では、絵本の読み聞かせのあとに「どこがいちばん心に残った?」と一言たずねるだけでも、この時間に必要な集中の型が育っていきます。
探究の単元(UOI)
公式サイトによると、探究の単元では「Who We Are」「Where We Are in Place and Time」「How We Express Ourselves」「How the World Works」「How We Organize Ourselves」「Sharing the Planet」という教科をまたいだテーマを、1年間に6つ扱うとされています。6年生では学びの集大成としてPYP Exhibitionで発表する機会があること、児童・保護者・教員によるSPTカンファレンスがあることも紹介されています。「なぜだろう」を口に出す習慣と、調べたことを人に説明する習慣は、入試のためというより、この学校の6年間を楽しむための土台になります。
英語との距離のとり方
バイリンガル教育のページには、半分以上の授業が英語で行われること、児童のほとんどが6年生の終わりまでにCEFRのB1レベルへ到達することを目標としていることが書かれています。入学前に英語ができることを求める記載は見当たりませんので、先取りで文法を教え込むより、英語の歌や絵本で「英語の音を怖がらない」状態をつくるほうが自然です。
お弁当と身のまわりのこと
公式サイトでは、各家庭の食文化を尊重して昼食はお弁当の持参をお願いしている、と案内されています。あわせてランチオーダーシステムと、週2回のパンの販売も紹介されています。決められた時間内に自分で食べきる、片づけて袋にしまうといった動作は、家庭で毎日くり返すしかありません。年長の1年間を通して、少しずつ手を離していきましょう。
直前期までの学習カレンダー
年中の後半から基礎(聞く・見る・数える・手先)を固め、年長の春〜夏に分野別演習、秋の直前期に過去問形式で仕上げる——という流れが理想です。DIAESは影絵・お話の記憶・生き物・迷路・魔法の箱が柱なので、これらを毎日少しずつ触れる「短時間・毎日」の積み重ねが効きます。
行動観察・面接で見られる家庭力
行動観察では譲り合い・協力・切り替えが、面接では家庭の教育観や子どもとの関わりが見られます。日常の遊びや会話のなかで「自分の気持ちを言葉にする」「相手を思いやる」経験を重ねましょう。面接対策は面接で質問される内容もご覧ください。
国際校ならではの準備
英語は先取りより「楽しむ」ことが大切です。歌や絵本で英語の音に親しみ、初めてのことに前向きに挑戦する姿勢を育てましょう。願書準備は合格する願書の書き方を参考に、早めに取りかかると安心です。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
過去問を使った仕上げ方
基礎が固まったら、影絵・お話の記憶・生き物・迷路・魔法の箱を本番の順序・時間感覚で通し練習します。できなかった問題は種類ごとに分類し、「なぜ間違えたか」を言葉にしてから再挑戦。1回で完璧を目指さず、間隔をあけて繰り返すことで定着します。
親のメンタルサポート
直前期は子どもも不安になりがちです。できたことを具体的にほめ、失敗を責めない関わりが本番の落ち着きにつながります。生活リズムを整え、当日を万全の体調で迎えられるようにしましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
分野別・家庭学習の具体メニュー
影絵:身近な物の影を当てる遊び、輪郭なぞり。お話の記憶:読み聞かせ+「だれが・何を・順番」の質問。生き物:図鑑・動物園で姿と暮らしをセットで。迷路:指でたどる→鉛筆で。魔法の箱:変化の前後を言葉に。指示行動:複数指示を最後まで聞いて実行。毎日10〜15分の積み重ねが力になります。
模試・行動観察の活用
模試は点数より「初めての場で力を出せたか」「指示を聞けたか」を見る機会です。日頃から公園や習い事で初対面の子と関わる経験を積み、譲り合い・順番・切り替えを自然にできるようにしておきましょう。ご家庭だけで判断に迷うときは、プロによる個別相談を承っております。あわせて家庭学習サポートや教材まとめもご活用ください。
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