同志社国際学院初等部を受験しようと思ってるから、面接で質問される内容が知りたい!
同志社国際学院初等部は、2011年に開校した私立小学校です。学校法人同志社が運営しているため、一貫教育により同志社の関連校へ大学まで内部進学できます。
倍率はおよそ約2倍と、関東の激戦区に比べると恵まれた倍率だと思われがちです。しかし、面接ではお子様にも親御様にも掘り下げた質問が続くなど、一筋縄ではいかないのが同志社国際学院初等部の受験だと言えるでしょう。
また、同志社国際初等部の人気は、年々上がっており、同志社幼稚園の子どもでさえ、同志社国際初等部に内部進学をするのは難しい状況です。
今回は、そんな同志社国際学院初等部の面接について、毎年関西でも高い合格実績を誇る受験のプロが詳しく解説していきます。
同志社国際学院初等部を受けるなら知っておくこと
同志社国際学院初等部を運営する学校法人同志社は、建学の精神として「良心教育」を掲げています。創立者である新島襄は、アメリカ、ヨーロッパで学問を学び、またキリスト教の洗礼を受けました。学問と人としての良心を重視するキリスト教に基づいた人間教育を実施するため、明治8年に同志社の前身となる同志社英学校を設立し、現在に至ります。
教育理念にも新島襄の大切にする「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」の3つを掲げています。
同志社国際学院初等部をはじめとする系列校では、発達段階に応じた全人教育により、自立と博愛精神を持ち、国際社会において「創造的な活動」のできる人材育成を重視した教育が行われています。
そんな同志社国際学院初等部では、開校当時から日本語と英語のバイリンガル教育に特化したカリキュラムが話題となりました。2019年からはIB(国際バカロレア)のPYP初等教育課程プログラム認可を受け、また文部科学省が定める一条校として日本でも最先端の探求教育を行っています。
「教育のⅢ本柱」として「キリスト教教育」「探究の単元」「バイリンガル教育」を特に強く押し出しています。
国際教育では、低学年からスピーキング・リスニング・リーディング・ライティング・フォニックスなどの基礎を徹底して学び、高学年では自分の考えや研究内容を英語で発表するなど、生きた英語を身に付けることができます。
帰国子女やインターナショナルスクールの出身者が多く通う同志社国際学院初等部ですが、日本語教育をメインに受けたお子様も授業についていけるよう「ランゲージサポート」という制度を設けています。入学後にテストをしながら英語力を測り、必要なお子様に対しては授業についていけるようになるまで学習目標を定め、自主学習ができるようサポートしてくださるため安心してください。
キリスト教教育による人格形成と世界レベルの探究学習、発達段階を大切にした支援の徹底されている国際教育という3つの柱が、同志社国際学院初等部ならではの強みと言えるでしょう。
【同志社国際学院初等部】面接の特徴
同志社国際学院初等部の面接(募集案内には「Interview」と表記)は毎年8月末に行われます。志願者であるお子様と親御様による3者面談形式で行われ、時間は15分ほどです。
例年、面接官は二人で、親御様がお子様を真ん中に挟んだ順に座り面接が行われます。
同志社国際学院初等部の面接の特徴と言えば、答えを掘り下げていく形式です。お子様が何かひとつ答えると、その遊びや出来事について、どんな内容なのか、自分はどう関わっているのか、どこが楽しいのかと、理由や場面を説明させる質問が次々と重ねられていきます。用意した一文を言えるだけでは続かず、自分の言葉で説明を足していく力が問われる形式です。
また、声が小さいお子様に対して、その場でもう一度大きな声で話すよう促された例もあります。そこで萎縮してしまうと、印象はマイナスです。
同志社では自立も大切にされていますから、小学校入学前といえど、自分の気持や考えを、完璧でなくとも一生懸命に答えようとする姿勢がなければいけません。
親御様に対しても、願書に書いた内容について、より具体的な場面を説明するよう求められることがあります。また、近年では保護者会への参加意欲や他校よりも多い傾向にある行事への協力など、学校へどれだけ貢献したいと思っているのかについて問われることも増えました。受験前にこの点は理解されているでしょうが、具体的に貢献できることがあれば言葉にして前向きに伝えるとより良いでしょう。
【同志社国際学院初等部】面接で問われるテーマ
親御様に問われるテーマ
親御様への質問は、毎年こまかい言い回しが変わりますが、問われる分野そのものはほぼ決まっています。次の7つに整理して準備しておくと、当日どんな聞かれ方をしても答えの軸がぶれません。
- 志望理由と学校選びの軸
- 同志社の理念とキリスト教教育への理解
- 一貫教育に対する考え方
- バイリンガル教育・探究学習への期待とサポート
- 家庭の教育方針としつけ
- お子さまの性格・成長・園での様子
- 通学方法と学校行事・保護者会への協力姿勢
聞かれ方の例を挙げると、志望理由では、数ある私立小学校のなかでなぜ本校なのかを一つに絞って答える形、理念では、良心教育のどこに共感したのかを説明する形になります。お子さまについては、長所を挙げたうえで、さらに伸ばしたいところも続けて答える形が定番です。行事や保護者会への協力については、他校より関わる場面が多いことを前提に、どこまで参加できるかを尋ねられます。
志望理由と学校選びの軸は、必ず最初に問われる中心テーマです。ここで大切なのは、他校と比べて優れている点を並べることではなく、同志社国際学院初等部の教育とご家庭の考えが重なる一点を示すことです。説明会や見学で実際に見たこと、そこで感じたことを一つ入れると、資料を読んだだけの志望理由とはっきり差がつきます。
同志社の理念とキリスト教教育への理解は、信者かどうかを確かめるための分野ではありません。良心教育を土台にした学校であることを理解し、その考え方に納得したうえで志願しているかを見ています。ご家庭に宗教的な背景がなくてもまったく問題はなく、他者を思いやる姿勢をどう育てているかを、ご家庭の言葉で語れれば十分です。
一貫教育とバイリンガル教育・探究学習にかかわる分野では、「将来の進学先として便利だから」という受け取られ方をしないことが肝心です。長い年月をかけて何を育てたいのか、語学や探究の学びを通してお子さまにどう育ってほしいのかを、家庭で支えられることとセットで話せるようにしておきましょう。英語の先取り学習の実績を語る場ではありません。
家庭の教育方針としつけ、お子さまの性格・成長・園での様子は、エピソードの厚みがそのまま説得力になる分野です。よいところと課題の両面を聞かれる形が定番ですので、課題は「いま家庭で取り組んでいること」とセットにして話します。ほめる場面・叱る場面、子育てで大変だった時期とその乗り越え方も、この分野の一部として準備しておくと安心です。
通学方法と学校行事・保護者会への協力姿勢は、近年とくに重く見られている分野です。同志社国際学院初等部は保護者がかかわる場面が他校より多い傾向にあります。参加できる範囲を具体的に、前向きに伝えることが評価につながります。できないことを取りつくろうより、ご家庭の事情を踏まえたうえで協力できる形を示すほうが誠実に伝わります。
親御様の答えは、結論を先に言う → 具体的なエピソードを一つ添える → 入学後にどうしていきたいかで締めるという三段構成にすると、15分ほどの面接でも要点が伝わります。父母で答えが食い違いやすいのは、志望理由の軸・しつけの基準・お子さまの短所の3点ですので、事前にすり合わせておきましょう。
お子さまに問われるテーマ
お子さまへの質問は、暮らしのなかの身近な話題から始まります。分野としては次のようなところです。
- 名前や年齢など、基本的な受け答え
- 幼稚園での遊びと、お友だちのこと
- 好きなもの・大切にしているもの
- 食事やお手伝いなど、家庭での様子
- 家族との過ごし方ときょうだいのこと
- 小学校に入ってから楽しみにしていること
- もしもの場面を想像して答えるもの
具体的には、幼稚園で何をして遊んでいるか、なぜそれが好きなのか、何人で遊ぶのかと段階的に尋ねられます。宝物とその理由、朝ごはんの中身、苦手な食べ物が出たときにどうするか、どんなお手伝いをしているかなども問われます。小学校で楽しみにしていることや、もしも魔法が使えたら何をしたいかといった、想像して答える問いも出ています。
どの分野でも、同志社国際学院初等部の面接は一度答えて終わりにならないのが特徴です。ひとつ答えると、その中身をさらに説明させる質問が重ねられます。ですから対策は、模範解答を覚えることではなく、答えたあとに理由と場面を足す練習になります。
ご家庭では、お子さまが何か話したときに「それはどうして」「そのときどんな気持ちだった」と、大人が一段だけ掘り下げて聞き返す習慣をつくってください。毎日の会話のなかで二往復、三往復と続けられるようになれば、本番で質問が重なっても慌てません。答えは短くてかまいません。自分の言葉で説明しようとする姿勢が見られています。
声の大きさも見られるところです。小さな声のままだと、その場でもう一度話すよう促されることがあります。そこで固まってしまうと印象が下がりますので、家庭の練習でも少し離れた場所から話す機会をつくり、言い直しを求められても平気でいられるようにしておきましょう。
願書に書いた内容は、そのままお子さまへの話題にもなります。習い事やがんばっていることを願書に書いたのであれば、お子さま自身がその話を自分の言葉でできる状態にしておくことが大切です。親子で答えがそろっているかどうかは、面接官がとくに注意して見ている点です。
【同志社国際学院初等部】面接で失敗しないために気をつけること
同志社国際学院初等部の面接は、お子様に対しても自分で考え理由を答えなければいけないような、掘り下げた質問が多く難しい傾向にあります。本記事を参考に、様々な質問に対応できるようご家族揃って対策していきましょう。
私は、全国の回答集作成付きの面接レッスンや願書作成代行をしています。同志社国際学院初等部をはじめとする関西の国立、私立小学校でも毎年高い合格率を誇っており、願書の内容から予想される面接質問、同志社国際学院初等部に特化した面接アドバイスも可能です。
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同志社国際学院初等部の面接のポイント
同志社国際学院初等部の面接で見られるのは、お子様のありのままの姿とご家庭の教育観です。当日の受け答えはオーダーメイド面接回答集作成付きオンライン面接レッスン、面接につながる願書はオーダーメイド願書作成代行で仕上げます。
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