学習院初等科に給食はあるのでしょうか。
お弁当が必要なのかどうか、知っておきたいです。
【学習院初等科】給食は学年ごとの食堂で食べます
関連動画:学習院初等科について
学習院初等科(東京都新宿区若葉1-23-1)の公式サイトには「初等科の給食」というページがあり、給食での取り組みが箇条書きで示されています。そのひとつが「学年ごとの食堂で、そろって食事をしています」という一文です。
教室で配膳して食べるのではなく、食堂に移動して学年でそろって食べる形です。「一日の生活」のページを見ると、給食の時間は12時30分と記されており、食堂で1年生と2年生は一緒に、3年生からは学年ごとに食事をすると説明されています。
入学したばかりの1年生が2年生と一緒に食べるという設計は、学校生活に慣れるうえで大きな支えになります。上級生の食べ方や片づけ方を、自然に目で見て覚えていくことができるからです。
【学習院初等科】校舎3階の調理室で作られています
給食の特徴として、公式サイトには「3階の調理室で、野菜を洗い、出汁を取り、調理しています」と書かれています。校舎の中に調理室があり、そこで下ごしらえから行われているということです。
出汁を取るという工程がわざわざ挙げられているのは、味の土台を手間をかけて作っているという意思の表れでしょう。外部から運ばれてくる形ではなく、校内で作られたものが、その日のうちに食堂に運ばれます。
このほか、給食の特徴として次の点が挙げられています。
- 野菜や果物、デザートで季節を感じることができること
- 楽しい行事食や、子どもたちのリクエストも取り入れていること
- 栄養のバランスを考えながら、安全な食材を使って調理していること
子どもたちのリクエストを取り入れているという点は、給食が一方的に与えられるものではなく、子どもと作り手のやりとりの上に成り立っていることを示しています。
【学習院初等科】献立は季節・行事・各国の料理がテーマ
公式サイトには「季節や行事、各国の料理といったテーマのもとに献立を作っています」と記載されています。行事食があり、世界の料理が登場する献立です。
給食のページには、調理を担当する方の言葉も掲載されています。「おいしかったです」「ごちそうさまでした」と声をかけてくれる子どもたちに励まされること、家とは違う味や初めて出合う料理もあるだろうこと、そんな給食を通して友だちと一緒にさまざまな食材や食文化について興味を持ってほしいと願いながら厨房に立っていることが綴られています。
家庭の食卓では出てこない料理に、学校で出合う。その体験を、学びの入り口として位置づけているということです。好き嫌いが多いお子さまのご家庭にとっては心配な面かもしれませんが、逆に言えば、家庭だけでは広がりにくい食の経験を学校が担ってくれるということでもあります。
【学習院初等科】給食を通して育てているもの
公式サイトが給食での取り組みの筆頭に挙げているのは、感謝の気持ちです。食事を通じて、命を頂くことへの感謝、食材を作ったり獲ったりして頂くことへの感謝、料理を作っていただくことへの感謝の気持ちを育てると記されています。
3つの感謝が並べて書かれているところに、この学校の考え方が表れています。「いただきます」という言葉の中身を、具体的に分解して子どもに示しているということです。
続いて「好き嫌いをなくし、食事のマナーを身につけるように指導しています」と書かれています。給食を、栄養を摂る時間としてだけでなく、しつけの時間としても位置づけているということです。
学習院初等科の教育目標のページにも、体力の向上と食育の充実が方針として挙げられています。給食は、教育活動の一部としてはっきり位置づけられています。学校全体の教育方針については学習院初等科のガイドの記事もあわせてお読みください。
【学習院初等科】給食費はどこに含まれるのか
給食費は、単独の金額としては公表されていません。公式サイトの入試説明会のページには、参考として令和8年度の納付金が掲載されており、入学後納付金の欄に「その他給食費・教材費・タブレット端末代等(新1年の場合)約180,000円〜約250,000円(年度によって異なる)」と示されています。
つまり、給食費は教材費やタブレット端末代とまとめた区分で案内されているということです。給食費だけを取り出した金額は分かりませんので、家計の見積もりをするときは、この約180,000円から約250,000円という幅で考えておくことになります。
同じページには、入学手続時納付金として入学金300,000円(入学時のみ)と維持費312,000円(毎年)、入学後納付金として授業料等774,000円(2期に分納可)も掲載されています。ただし「令和9年度は、入学手続き時までに、納付金が変更される可能性があります」と注記されていますので、最新の金額は必ず入試要項でご確認ください。費用全体の見通しは学習院初等科の学費の記事にまとめています。
【学習院初等科】入学前に家庭でできる準備
給食のある学校に進むうえで、年長のうちにご家庭でできることがあります。特別なことは必要ありません。日々の食卓の中で、次のような経験を積んでおきましょう。
- 決められた時間の中で食べ終える経験をしておくこと
- はじめて見る料理でも、ひと口は試してみる姿勢を持つこと
- いすに座って、姿勢を保って食べられるようにしておくこと
- 食器を運ぶ、片づけるといった動作に慣れておくこと
学習院初等科の入試Q&Aには、入試までに心掛けておくとよいこととして「年齢相応の基本的な生活習慣を身につけておくことがとても大切です」と回答されています。目を見てしっかり話を聞いたり話したりできることは、日常生活の何気ない親子の会話から育っているとも言えるとも書かれています。
食事の場面は、その生活習慣がもっとも表れるところです。お受験のために特別な訓練をするのではなく、毎日の食卓を丁寧に重ねることが、そのまま準備になります。どのようなお子さまが求められているのかは学習院初等科はどんな子・どんな家庭かの記事もご覧ください。
【学習院初等科】給食についてよくある疑問
食物アレルギーへの対応はありますか
公式サイトの給食のページには、アレルギー対応についての記載は見当たりませんでした。「栄養のバランスを考えながら、安全な食材を使って調理しています」という説明はありますが、除去食や代替食の有無、対応の手続きについては公表されていません。アレルギーのあるお子さまがいらっしゃるご家庭は、学校見学会の質問コーナーや電話(03-3355-2171)で直接ご確認ください。
お弁当が必要な日はありますか
公式サイトには、遠足や校外学習の日の昼食の扱いについての記載はありませんでした。一般的には校外に出る日はお弁当を持参することが多いのですが、学習院初等科の運用は公式に確認できませんでしたので、こちらも学校にお尋ねください。
給食は毎日ありますか
「一日の生活」のページには、12時30分に食堂で食事をすることが日常の流れとして示されています。実施回数や週の日数についての記載はありませんので、詳細は入学案内でご確認ください。
好き嫌いが多いのですが、大丈夫でしょうか
公式サイトには「好き嫌いをなくし、食事のマナーを身につけるように指導しています」と明記されています。学校として指導する姿勢がはっきりしているということです。一方で、子どもたちのリクエストを取り入れた献立や、行事食といった楽しみも用意されています。入学前に、家庭で食べられるものを少しずつ広げておくとお子さまが楽になります。
給食があることは、共働き家庭にとってどんな意味がありますか
毎朝のお弁当作りが不要になるという点が、いちばん大きな違いです。6年間続くことを考えると、朝の30分が空くかどうかは生活の組み立てに大きく影響します。学校生活全体の流れや保護者の関わりについては学習院初等科の受験情報まとめの記事もあわせてご覧ください。
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