日出学園小学校の教育方針を、きちんと理解しておきたいと思っています。
願書や面接でも聞かれると聞きました。何を押さえておけばよいでしょうか。
【日出学園小学校】教育方針の中心にある校訓
関連動画:千葉県の小学校選びの参考に。この記事の学校を紹介しているとは限りません。
日出学園小学校の公式サイトには、「小学校の6年間を通じて『なおく・あかるく・むつまじく』の校訓を基に、人間教育の実践をしています」と明記されています。学校が掲げるキャッチコピーは「ここから大きく育つ、生きる力」です。
短い言葉ですが、ここには学校の姿勢がはっきり表れています。注目したいのは、成績や進学実績ではなく「人間教育」という言葉が中心に置かれていることです。6年間という長さを前提に、人としての土台を育てるという考え方が示されています。
そして、校訓の3語には、学校自身による説明がついています。ここを読み飛ばしてしまうご家庭が多いのですが、教育方針を理解するうえでいちばん大切な部分です。順に見ていきましょう。学校の全体像は日出学園小学校はどんな学校かの記事もあわせてご覧ください。
校訓が「3つ」であることの意味
多くの学校の教育方針は、抽象的な理念として掲げられます。それに対して日出学園小学校は、3つの言葉に絞り、それぞれに具体的な説明を添えています。数が少なく、意味がはっきりしているということは、日々の指導の場面で実際に使われている言葉だということです。
ご家庭で教育方針を語るときも、この3語から離れないことをおすすめします。あれもこれもと広げるより、3つに絞って自分たちの言葉で語れるほうが、はるかに説得力があります。
「生きる力」という言葉に表れているもの
公式サイトのキャッチコピーは「ここから大きく育つ、生きる力」です。育てるのは知識ではなく力であり、しかもそれは学校で完成するものではなく「ここから大きく育つ」ものだと述べられています。小学校を通過点として位置づける姿勢が、この一文にはっきり出ています。
あわせて紹介されている取り組みのひとつが、幼小連携の就学準備保育です。入学前の段階から小学校生活へのつながりを意識していることがうかがえます。入学したとたんに環境が変わって戸惑う、ということが起きにくい設計だと考えてよいでしょう。
【日出学園小学校】「なおく」が示す判断する力
公式サイトでは「なおく」について、正しいこと正しくないこと、善いこと悪いことが判断できることだと説明されています。
ここで大事なのは、「正しい行いをすること」ではなく「判断できること」と書かれている点です。言われたとおりに従う子ではなく、自分の頭で善悪を考えられる子を育てたいという意図が読み取れます。
家庭でどう育てるか
判断する力は、指示を減らすことでしか育ちません。次のような場面を、少しずつ増やしてみてください。
- してはいけない理由を、大人が説明する前にお子さまに考えてもらう
- お友だちとの行き違いがあったとき、どうすればよかったかを一緒に振り返る
- 正直に話せたときは、内容の是非より先に、話せたこと自体を認める
- 大人が間違えたときには、大人のほうから謝る姿を見せる
とくに4つめは効果があります。判断の基準は、教えられるものではなく、身近な大人の姿から写し取られるものだからです。
【日出学園小学校】「あかるく」が示す取り組む姿勢
「あかるく」については、笑顔を絶やさず感動を体験しながら、一生懸命取り組むことだと説明されています。
この一文には3つの要素が入っています。笑顔でいること、感動を体験すること、そして一生懸命取り組むこと。単に明るい性格を求めているのではなく、心を動かしながら物事に打ち込む姿勢を指していると読めます。
感動を体験するということ
公式サイトでは、音楽鑑賞会やダンスクラブの発表、卒業記念の特別授業といった取り組みが紹介されています。本物にふれる機会、表現する機会が用意されているということです。
ご家庭でも、この観点は取り入れられます。美術館や自然の中で「すごいね」と一緒に驚く時間を持つこと。図鑑で調べたことを実際に見に行くこと。こうした体験の積み重ねが、面接で語れる具体的なエピソードにもなります。行事の様子は日出学園小学校の説明会の記事でも触れています。
【日出学園小学校】「むつまじく」が示す関わり方
「むつまじく」については、自分の意見を述べるとともに他人の話をしっかりと聞けることだと説明されています。
仲良くすること、と書かれていない点が重要です。求められているのは、自分の考えを言葉にする力と、相手の話を最後まで聞く力の両方です。どちらか一方ではありません。
両方をそろえるのが難しい
小学校受験の準備をしていると、この2つのどちらかに偏るお子さまがよく見られます。よく話せるけれど人の話を待てない。おとなしく聞けるけれど自分の考えを言えない。どちらも、これから伸ばしていける力です。
家庭では、食卓の会話が最良の練習になります。一人が話しているあいだは最後まで聞く、聞いたうえで自分はどう思うかを言う。この往復を毎日少しずつ重ねてください。日出学園小学校が求める姿に、自然に近づいていきます。どのようなお子さまが評価されるかは日出学園小学校に受かる子の記事もご覧ください。
【日出学園小学校】校訓を受験準備にどう生かすか
教育方針の理解は、そのまま願書と面接の準備につながります。ただし、校訓をそのまま書き写すのは避けてください。学校が知りたいのは、その言葉をご家庭がどう受けとめ、どう実践しているかです。
- 校訓の3語のうち、わが家がとくに大切にしてきたものを1つ選ぶ
- その言葉と結びつく、実際にあった出来事を1つ書き出す
- その出来事のあとで、お子さまがどう変わったかを添える
- これから学校生活の中でどう伸ばしたいかで締める
この4段構えにすると、借りものではない言葉になります。願書と面接の準備は日出学園小学校の面接・願書の記事で詳しく扱っています。
説明会の前に読んでおきたいこと
学校説明会に参加する前に、公式サイトの校訓の説明をもう一度読んでおいてください。同じ言葉を先生方がどう語るかを聞き比べると、文字だけでは伝わらない温度が分かります。ご家庭の疑問を1つか2つに絞って持っていくと、限られた時間でも実のある確認ができます。
ご夫婦で言葉をそろえておく
父と母で、校訓の受けとめ方が食い違うことはよくあります。どちらが正しいかを決める必要はありませんが、「わが家はこの言葉をこう理解している」という一文だけは共有しておいてください。ここがそろっていると、面接での受け答えに一貫性が生まれます。
【日出学園小学校】教育方針についてよくある疑問
校訓は覚えておいたほうがよいのか
3語は覚えておいてください。ただし、暗記した説明をそのまま話すのは逆効果です。学校の説明をふまえたうえで、ご家庭の言葉に置きかえて語れるようにしておきましょう。
教育方針は入試にどう関係するのか
小学校受験では、家庭の教育観と学校の方針が合っているかどうかが重視されます。学力だけで決まるものではありません。倍率や難易度の考え方は日出学園小学校の倍率・難易度の記事にまとめています。
共働きでも方針に沿った家庭教育はできるのか
できます。校訓の3語は、いずれも時間の長さではなく関わり方の質に関わるものです。夕食の30分でも、判断を促す会話と、聞き合う練習は十分に積めます。放課後や昼食の過ごし方は日出学園小学校の給食・アフタースクールの記事をご参照ください。
学校の様子はどこで確かめられるのか
学校説明会や公開行事が確実です。公式サイトに掲載されている取り組みを事前に読んでから参加すると、質問の精度が上がります。実施日程は年度によって変わりますので、最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。学校の評判の見方については日出学園小学校の口コミの記事もあわせてどうぞ。
試験内容・倍率・学費まで含めた全体像は日出学園小学校の受験情報まとめで、考査の中身は試験内容・出題傾向の記事で確認できます。
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