立川国際附属小学校の評判が気になっています。
ネットの口コミを見ても情報がばらばらで、何を信じてよいのか分かりません。実際はどんな学校なのでしょうか?
匿名の口コミは真偽の確認ができないため、この記事では引用しません。その代わり、公式に確認できる事実だけをもとに、評判と人気の背景を解説します。
全国初の公立小中高12年一貫校という希少性が、この学校の評判の土台にあります。
大切なのは、以下の3点です。
・評判の背景を、口コミではなく公式に確認できる事実で押さえること
・国際教育や学費負担の軽さなど、人気の理由を具体的に知ること
・抽選を含む選考や学童がない点など、注意点もあわせて理解すること
立川国際附属小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
立川国際附属小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【立川国際附属小学校】評判・口コミを見るときの注意点
立川国際附属小学校(東京都立立川国際中等教育学校附属小学校)は、開校からの歴史がまだ浅い学校です。そのため、ネット上の口コミや掲示板の書き込みは数が少なく、匿名の情報は本当に在校生の保護者が書いたものかどうかを確かめるすべがありません。
評判を調べるときは、次の順番で情報にあたることをおすすめします。
- 学校公式サイト(募集要項・よくある質問・学校生活の紹介)
- 東京都教育委員会の発表資料
- 学校説明会など、学校が直接発信する場
- 受験情報サイトや口コミは、あくまで参考程度にとどめる
この記事でも、匿名の口コミの引用はせず、公式に確認できる事実をもとに「なぜこの学校の評判が高いのか」「どこに注意が必要か」を整理していきます。
とくに開校からまだ間もない学校は、在校生の家庭の数そのものが少なく、口コミが集まりにくいものです。断片的な書き込みに一喜一憂するより、学校説明会で自分の目と耳で確かめることが、いちばん確実な評判の調べ方だと覚えておいてください。
【立川国際附属小学校】人気の理由①全国初の公立小中高12年一貫教育
立川国際附属小学校の評判を語るうえで欠かせないのが、公立(都立)として全国で初めて、小学校から中学校・高校段階までの12年一貫教育を実現した学校だという点です。
学校の設置には、次の2つの意義が掲げられています。
- 12年間の一貫教育を通して、世界で活躍し貢献できる人間を育てること
- 先導的・実践的な研究で得た知見を、都内の区市町村に発信すること
つまり、東京都の小学校教育を先導するモデル校としての役割を担う学校であり、教育内容への注目度は開校前から非常に高いものでした。開校初年度の応募では高い倍率になったことが広く報道され、その注目度の高さが現在の評判の土台になっています。具体的な倍率の数字や抽選のしくみは、倍率と抽選の記事で詳しく解説しています。
中学受験をせずに12年間の学びを設計できることは、受験競争の低年齢化が進む首都圏で、大きな魅力として受け止められています。
【立川国際附属小学校】人気の理由②国際教育とICT
2つ目の理由は、校名に「国際」を掲げるとおり、国際教育の充実です。公式のよくある質問では、次のような取り組みが説明されています。
- 韓国語・中国語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・アラビア語の6言語に、特別活動などで触れる
- 第二外国語は中学校段階で1言語を選択する予定
- 海外帰国・在京外国人児童枠があり、多様な背景をもつ児童がともに学ぶ
- 日本語の指導が必要な児童には、個別の授業・プログラムがある
小学生のうちから6つの言語と文化に触れられる公立小学校は、全国でもきわめて珍しい存在です。また、1人1台の端末が貸与され、ICTを活用した学習環境も整えられています。なお、国際バカロレア(IB)の認定校になる予定はないと公式に説明されていますので、IB教育を求めるご家庭は注意してください。
国際教育の全体像は特色の記事で、帰国枠の詳細は海外帰国・在京外国人児童枠の記事で解説しています。
【立川国際附属小学校】人気の理由③学費負担の軽さと学習を支える仕組み
3つ目の理由は、経済的な負担の軽さです。義務教育の公立校であるため、入学料・授業料(教科書を含む)・給食費はかかりません。必要なのは制服代・教材費・行事等の積立金などの実費のみです。私立小学校の学費と比べると、12年間で見た教育費の差はとても大きくなります。詳しくは学費の記事と給食の記事をご覧ください。
また、学習面でも次のような仕組みが公式に説明されています。
- 単元ごとのテストと学期ごとの期末考査で、定着度をきめ細かく把握する
- 理解が不十分な場合には補習がある
- 教科によっては教科担任制を取り入れている
公立でありながら、学びの定着を確かめながら進む仕組みが整えられている点は、教育熱心なご家庭から評価される理由のひとつといえるでしょう。
【立川国際附属小学校】入学前に知っておきたい注意点
一方で、評判の良さだけで志望を決めるのは危険です。次の点は、出願前に必ず理解しておきましょう。
- 選考に抽選が含まれるため、実力だけでは合否が決まらない
- 学童保育・アフタースクールがなく、放課後の体制は家庭で整える必要がある
- 通学区域が区部6区・市町部28市町に限られ、区域外からは原則出願できない
- バス通学が基本で、自転車通学はできない
- 開校からの歴史が浅く、卒業生の進路実績はこれから積み上がっていく段階
とくに抽選は、この学校の入学者決定を象徴する仕組みです。1次抽選(志願者が一定人数を超えた場合)、2日間の適性検査、3次抽選という3段階で行われ、どれだけ優秀なお子さまでも抽選で外れる可能性があります。「ご縁があれば」という心構えと、他の進路の準備をあわせてもっておくことが大切です。
共働きのご家庭は共働き家庭向けの記事を、通学区域は応募資格と通学区域の記事をあわせてご確認ください。
【立川国際附属小学校】評判に流されない志望校選びのために
評判の高い学校ほど、「人気だから」という理由だけで受験を決めてしまいがちです。しかし、大切なのはご家庭の教育方針とお子さまの個性に合っているかどうかです。
立川国際附属小学校は、目指す生徒像として「高い言語能力を活用して、世界の様々な人々と協働するとともに、論理的な思考力を用いて、諸課題を解決し、様々な分野で活躍する人材」を掲げています。言葉の力と論理的な思考を12年かけて育てる学校ですから、ご家庭でも言葉を大切にした対話や、考える習慣を重んじる方針と相性がよいといえます。
志望を固める前に、次のことを行いましょう。
- 学校説明会に参加し、公式の一次情報で学校の雰囲気を確かめる
- 通学経路を実際にたどり、6年間通えるかを体感する
- 抽選で外れた場合の進路も含めて、家庭の方針を話し合う
適性検査でどんな力が求められるかは試験内容の記事で、家庭での準備の進め方は合格対策の記事で詳しく解説しています。
【立川国際附属小学校】評判についてよくある質問
いじめはありませんか?
いじめの有無は、どの学校でもゼロとは言い切れません。大切なのは、起きたときに学校がどう向き合うかです。立川国際附属小学校は都の公立校として、特別支援教室の設置など児童を支える体制が整えられています。気になる点は学校説明会で直接確認しましょう。
口コミで「倍率がすごい」と見ました。本当ですか?
開校初年度の応募で高い倍率となったことは広く報道されました。ただし倍率は年度によって変わりますので、最新の数字とあわせて倍率と抽選の記事で考え方を確認してください。
進学実績はどうですか?
小学校が開校してからの年数が浅く、附属小学校からの卒業生はまだ高校卒業を迎えていません。実績は今後積み上がっていく段階です。高校卒業後は海外も視野に入れた進路サポートを行うと説明されています。
評判のよい学校なら、対策なしでも大丈夫でしょうか?
適性検査ではペーパー・個別・運動・行動観察といった多面的な検査が行われますので、準備は必要です。ご家庭ごとの状況に合わせた進め方はオンライン個別相談でご相談いただけます。
校則や服装のきまりは厳しいですか?
厳しいかどうかの感じ方はご家庭によりますが、公立小学校としてはきまりの多い学校です。紺と緑を基調とした基準服(制服)があり、ランドセルは黒色無地でキューブ型か学習院型、A4フラットファイル対応と定められています。体育着や紅白帽にも指定があります。詳しくは制服とランドセルの記事で解説していますので、こうしたきまりをご家庭がどう受け止めるかも、志望判断の材料にしてください。
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